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Kanagawa — Onsen Area
宮ノ下温泉(神奈川県)の風景

Photo: 663highland / CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons

Miyanoshita Onsen

宮ノ下温泉

みやのしたおんせん

熊野神社のお宮の下に開けた、応永5年(1398年)に自然湧出が見つかった箱根七湯の一つ。明治11年に富士屋ホテルが開業して外国人の保養地となり、明治・大正の建物が残るノスタルジックな街並みが今も続く。ナトリウム-塩化物泉と単純温泉、源泉21本、湧出量は毎分1,999リットルと箱根町観光協会は案内する。

Quality
塩化物泉・単純温泉
Access
箱根登山鉄道 宮ノ下駅(徒歩約7分)
From Tokyo
約1時間50分
From Osaka
約3時間30分

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宮ノ下温泉の宿を見る(2軒)

宮ノ下温泉は箱根町の中央、箱根登山鉄道の宮ノ下駅の周りにある。熊野神社のお宮の下に開けた温泉場で、明治以降は外国人の保養地として箱根のリゾート化を先導した。

湯屋の神の下

宮ノ下の地名は熊野神社のお宮の下に開けたことに由来する。熊野は「ゆうや」とも読み、湯屋すなわち温泉の神として古くから信仰されてきたと箱根町観光協会は案内している。

自然湧水が初めて見つかったのは室町時代の応永5年(1398年)。江戸時代には大名の奥方や豪商が温泉場を訪れ、内湯と滝湯(打たせ湯)で湯治を続けた。宮ノ下・底倉・木賀・堂ヶ島の四つの温泉場がある地として、箱根七湯のうちの四つを抱えていた。豊臣秀吉が小田原城を攻めた際に入ったとされる太閤石風呂が残り、今は立ち入れないが遊歩道から太閤の滝を眺められる。

富士屋ホテルが変えた

明治11年(1878年)、江戸時代創業の藤屋を前身とする富士屋ホテルが開業した。日本初の本格的なリゾートホテルと宿は掲げる。外国人旅行客が増え、東海道の裏街道だった七湯道(今の国道1号)を車が通れるように広げた。明治・大正期の建物が多く建ち、当時は新しい感覚の街だったが、今では古い雰囲気が残ってノスタルジックな宮ノ下を演出していると観光協会は書いている。

富士屋ホテルの本館(1891年)、西洋館(1906年)、花御殿(1936年)は国の登録有形文化財で、通りからその建築を眺められる。

21本の源泉

泉質は単純温泉、アルカリ性単純温泉、ナトリウム-塩化物泉(弱食塩泉)。源泉総数21、泉温24度から96度、湧出量は毎分1,999リットルと観光協会は案内している。塩化物泉の塩分は湯冷めしにくく、体を芯から温める。

自噴の区営共同浴場「太閤湯」があり、日帰りで入れる。宿によって湯の使い方は違い、源泉かけ流しを掲げる宿もあれば、循環式と明記する宿もある。

箱根駅伝の坂

宮ノ下と言えば箱根駅伝を思い浮かべる人が多いと観光協会は書く。胸突き八丁の急坂を駆け上がるランナーとともに、宮ノ下の名は全国に知られている。

険しい坂道とは別に、周辺をぐるりと回る散歩道がある。通る道によって風景が変わる。国道1号沿いの通りには古い写真館や骨董店が並ぶ。

着くまで

箱根湯本から箱根登山鉄道で22分、宮ノ下駅で下りる。スイッチバックを繰り返して山を上る鉄道で、車窓そのものが箱根の名物である。箱根湯本から湖尻・桃源台行きのバスで「宮ノ下温泉」下車でも行ける。

新宿から小田急ロマンスカーで箱根湯本まで約1時間30分、合わせて2時間弱。車なら小田原厚木道路の箱根口ICから国道1号で20分ほど。

歩き方

温泉街は国道1号と登山鉄道に挟まれた斜面にあり、坂が多い。駅から通りへ下り、宿へ上る。

箱根の中央にあるので、湯本、強羅、芦ノ湖のどこへも動きやすい。宮ノ下に泊まり、登山鉄道で強羅と彫刻の森へ、ケーブルカーとロープウェイで大涌谷と芦ノ湖へ。箱根を一周する行程の真ん中に置ける温泉地である。

Day Trip

宮ノ下温泉の日帰り入浴

  • 区営共同浴場 太閤湯
  • 太閤の滝の遊歩道
  • 富士屋ホテルのラウンジやベーカリー

箱根登山鉄道の途中駅なので、強羅や箱根湯本と組んで半日で回れます。箱根駅伝の急坂を歩いて上る遊歩道もあります。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・春

春夏秋冬
Benefits
神経痛冷え性婦人病きりきず
所在地Location
神奈川県
泉質Spring Quality
塩化物泉・単純温泉
最寄駅Nearest Station
箱根登山鉄道 宮ノ下駅(徒歩約7分)
東京からFrom Tokyo
約1時間50分
大阪からFrom Osaka
約3時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

宮ノ下温泉のよくある質問

Q宮ノ下温泉の歴史は?
A

宮ノ下の地名は熊野神社のお宮の下に開けたことに由来し、熊野は湯屋とも読んで温泉の神として信仰されてきたと箱根町観光協会は案内しています。自然湧水が初めて見つかったのは室町時代の応永5年(1398年)で、江戸時代には大名の奥方や豪商が内湯と滝湯で湯治をしました。当時創業の藤屋が今の富士屋ホテルです。

Q宮ノ下温泉の泉質は?
A

単純温泉、アルカリ性単純温泉、ナトリウム-塩化物泉(弱食塩泉)で、源泉総数21、泉温24度から96度、湧出量は毎分1,999リットルと箱根町観光協会は案内しています。塩化物泉の塩分は湯冷めしにくく、体を芯から温めます。

Q宮ノ下温泉はなぜノスタルジックと言われるのですか?
A

明治時代に富士屋ホテルができて外国人旅行客が増え、七湯道(今の国道1号)を車が通れるように広げ、明治・大正期の建物が多く建ちました。当時は新しい感覚の街でしたが、今では古い雰囲気が残ってノスタルジックな宮ノ下を演出していると観光協会は書いています。

Q宮ノ下温泉で日帰り入浴はできますか?
A

できます。宮ノ下温泉に自噴の区営共同浴場「太閤湯」があると観光協会は案内しています。豊臣秀吉が小田原攻めの際に入ったとされる太閤石風呂は、今は温泉として立ち入れませんが、遊歩道から太閤の滝を眺められます。

Q宮ノ下温泉へのアクセスは?
A

箱根湯本から箱根登山鉄道で22分、宮ノ下駅で下ります。箱根湯本から湖尻・桃源台行きのバスで「宮ノ下温泉」下車でも行けます。新宿から小田急ロマンスカーで箱根湯本まで約1時間30分、合わせて2時間弱です。

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UPDATED 2026.09.17

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