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Yamaguchi — Onsen Area
湯野温泉(山口県)の風景

Photo: kazu2 / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Yuno Onsen

湯野温泉

ゆのおんせん

山口県周南市湯野、夜市川の上流にある静かな温泉郷。山口県の公式観光サイトは「防長三名湯」のひとつとし、しっかりと硫黄が香る湯を「健康&美肌の湯」と紹介する。宿のひとつが公表する成分は含硫黄・弱放射能-アルカリ性単純温泉で、源泉温度32.4度、pH9.5。戦国時代、夢に現れた薬師如来に導かれて村人が湯を見つけたという伝承が残る。6月上旬は遊歩道でホタルが見られる。

Quality
単純温泉・硫黄泉・放射能泉
Access
JR山陽本線 戸田駅から車で約7分
From Tokyo
新幹線で徳山駅へ。山陽自動車道の徳山西ICからは車で約6分。
From Osaka
pH
9.5
Temp
32.4 ℃

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湯野温泉の宿を見る(2軒)

夜市川の上流に

湯野温泉は山口県周南市湯野。市の西部を流れる夜市川の上流にある。

山口県の公式観光サイトは「周南市の西部を流れる夜市川の上流に位置し、豊かな自然に囲まれた静かな温泉郷です」と書く。

周南は工場夜景で知られる工業都市だが、その西側に川をさかのぼると、こういう静かな場所がある。新幹線の徳山駅から車ですぐ、山陽自動車道の徳山西ICからは6分ほどだ。

防長三名湯のひとつ

山口県の公式観光サイトは、湯野温泉をこう紹介している。

「『防長三名湯』の一つで、県内では屈指の泉質を誇り、しっかりと硫黄が香る温泉を堪能することができます」。

防長は、周防と長門を合わせた呼び方だ。今の山口県を指す。

三つの数え方は資料によって違うことがあるので、ここでは県の観光サイトが書いていることとして受け取っておきたい。

三十二度の硫黄泉

泉質について、宿のひとつである芳山園が具体的な数字を公表している。

源泉名は湯野温泉。泉質は含硫黄・弱放射能-アルカリ性単純温泉。源泉温度32.4度、pH値9.5。

32.4度では、そのままでは入れない。沸かして使うことになる。

pH9.5はかなり強いアルカリ性だ。肌の角質をやわらかくする領域で、湯上がりがつるりとする。県の観光サイトが「健康&美肌の湯」と呼ぶ根拠は、この数値にある。

硫黄も含んでいる。県の観光サイトが「しっかりと硫黄が香る」と書くとおり、匂いで湯質がわかる。

薬師如来が夢に出た

開湯の言い伝えは、夢の話である。

戦国時代、村人の夢に薬師如来が現れ、その導きで湯が見つかった——というのが土地に伝わる話だ。温泉地には湯野温泉薬師が祀られており、お堂の前に温泉が流れている。

薬師如来は医薬の仏だ。温泉の開湯伝説にはよく登場する。夢のお告げで湯を見つけるという型も、各地にある。

ホタルの出る遊歩道

湯野温泉には「サン・サンロード」という遊歩道がある。

山口県の公式観光サイトは「6月上旬は遊歩道『サン・サンロード』でホタル観賞、秋は紅葉など、四季折々の表情を一年を通じて楽しめます」と書いている。

夜市川の清流に沿った道だ。ホタルが出るということは、水がきれいだということでもある。

宿に泊まって、日が落ちてから歩く。6月上旬の数週間しか見られない光景である。

ふぐと自然薯と周南たこ

食べるものについて、県の観光サイトが具体的に挙げている。

「各旅館では山口グルメの王道『ふぐ』はもちろん、湯野地区で栽培された『自然薯』や近くの戸田地区で水揚げされた『周南たこ』といった地元の素材も味わうことができます」。

ふぐは山口の看板だが、自然薯と周南たこは地元でなければ出てこない。湯野で採れた山芋と、戸田で獲れた蛸。山と海が近い土地である。

日帰りの拠点ができた

2024年4月、湯野温泉に観光拠点施設「湯や晴ル音」が開いた。

日帰り入浴、貸切風呂、サウナ、カフェ、足湯。山口県の公式観光サイトも紹介している。

温泉地に泊まらずに寄れる場所ができたということだ。徳山から車で30分ほどなので、半日の使い方としても成立するようになった。

宿のなかにも日帰り入浴を受けているところがある。営業時間は施設ごとに違うので、寄るつもりなら先に確かめたい。

Day Trip

湯野温泉の日帰り入浴

  • 湯野温泉薬師
  • サン・サンロードのホタル
  • 湯や晴ル音

ホタルは6月上旬が中心。日帰り施設の営業時間は事前に確かめたい。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Temperature

32.4℃低温泉

2060100℃

pH

9.5アルカリ性

0 酸性7アルカリ性 14

Best Season

春・夏・秋

春夏秋冬
Benefits
慢性皮膚病痛風神経痛疲労回復
所在地Location
山口県
泉質Spring Quality
単純温泉・硫黄泉・放射能泉
最寄駅Nearest Station
JR山陽本線 戸田駅から車で約7分
東京からFrom Tokyo
新幹線で徳山駅へ。山陽自動車道の徳山西ICからは車で約6分。

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

湯野温泉のよくある質問

Q防長三名湯とは何ですか
A

山口県の公式観光サイトが湯野温泉について「『防長三名湯』の一つで、県内では屈指の泉質を誇り、しっかりと硫黄が香る温泉を堪能することができます」と書いています。防長は周防と長門、つまり今の山口県を指す古い呼び方です。三つの数え方は資料によって違うことがあるので、県の観光サイトが書いていることとして受け取るのが正確です。

Q泉質は何ですか
A

宿のひとつである芳山園が、源泉名を湯野温泉、泉質を含硫黄・弱放射能-アルカリ性単純温泉、源泉温度を32.4度、pH値を9.5と公表しています。山口県の公式観光サイトは「世界レベルのラジウム含有量の『健康&美肌の湯』」と紹介しています。源泉が32度台なので、沸かして使うことになります。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。

Q開湯の言い伝えはありますか
A

戦国時代、夢に現れた薬師如来に導かれて村人が湯を見つけたと伝えられています。温泉地には湯野温泉薬師が祀られており、お堂の前に温泉が流れています。薬師如来は医薬の仏で、温泉の開湯伝説によく登場します。

Qホタルが見られると聞きました
A

山口県の公式観光サイトは「6月上旬は遊歩道『サン・サンロード』でホタル観賞、秋は紅葉など、四季折々の表情を一年を通じて楽しめます」と書いています。夜市川の上流の清流に沿った遊歩道です。

Q日帰りで入れる施設はありますか
A

あります。2024年4月に観光拠点施設「湯や晴ル音」が開き、日帰り入浴、貸切風呂、サウナ、カフェ、足湯があると山口県の公式観光サイトは紹介しています。宿のなかにも日帰り入浴を受けているところがあります。

UPDATED 2026.09.25

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