
一の俣温泉
Ichinomata Onsen
山口県下関市豊田町一の俣、三つの山に囲まれた谷にある温泉。関門の奥座敷と宿は名乗る。泉質はアルカリ性単純硫黄温泉でpH10.0、泉温29.1度、無色透明で微かに硫化水素のにおいがする。とろりとした肌ざわりから美肌の湯と呼ばれる。一の俣温泉グランドホテルは大浴場を源泉かけ流し、大露天風呂・ジャグジー風呂・家族風呂は循環ろ過装置を使用と書き分け、加水はしていないとしている。日帰り入浴は8時から21時。近くに水没林で知られる一の俣桜公園がある。
07 AREAS
山口の二つは、町の造りがまったく違う。湯田温泉は山口市街のなかにあり、商店や飲食店が並ぶ通りに宿が混じっている。足湯が通りのあちこちにあり、身構えずに湯へ触れられる。長門湯本は日本海側の山あいにあり、音信川の両岸に宿が並ぶ静かな谷である。1427年に大寧寺の住職が発見したと伝わる県内最古の湯で、近年の再生事業で川沿いの景観が大きく変わった。どちらもアルカリ性単純温泉で、湯の性格は近い。
新幹線は新山口に停まる。湯田温泉へは山口線かバスで20分ほど、長門湯本へは車で1時間ほど。県内には瑠璃光寺の五重塔、萩の城下町、秋吉台と秋芳洞、角島大橋、元乃隅神社と見どころが散っており、いずれも公共交通の便が薄い。県内が広く見どころも散っている。行き先を絞ってから宿を決めたい。

Ichinomata Onsen
山口県下関市豊田町一の俣、三つの山に囲まれた谷にある温泉。関門の奥座敷と宿は名乗る。泉質はアルカリ性単純硫黄温泉でpH10.0、泉温29.1度、無色透明で微かに硫化水素のにおいがする。とろりとした肌ざわりから美肌の湯と呼ばれる。一の俣温泉グランドホテルは大浴場を源泉かけ流し、大露天風呂・ジャグジー風呂・家族風呂は循環ろ過装置を使用と書き分け、加水はしていないとしている。日帰り入浴は8時から21時。近くに水没林で知られる一の俣桜公園がある。

Kawatana Onsen
沼に棲んでいた青龍を住民が祀ると湯が湧いたと伝わる、下関の奥座敷。800年以上の歴史を持ち、長府藩主毛利家が御殿湯を置いた。俳人の種田山頭火が100日ほど滞在してここに死にたいと日記に書き、瓦そば発祥の地でもある。ナトリウム・カルシウム塩化物泉、pH8.2。

Nagato Yumoto Onsen
大寧寺の住職が発見したと伝わる山口県最古の温泉。音信川の両岸に宿が並び、近年の再生事業で川沿いの景観が大きく変わった。

Tawarayama Onsen
延喜16年(916年)に白い猿が湯を教えたと伝わる、長門の山あいの湯治場。宿に内湯を持たず、二つの外湯に通う昔ながらの形を今も守っている。長州藩毛利家が直営した歴史を持ち、国民保養温泉地に指定されている。

Yuda Onsen
山口市街にある温泉地。白狐が傷を癒していたという開湯伝説を持ち、pH9前後のアルカリ性単純温泉が湧く。街なかに足湯が点在する。
Yumen Onsen
山口県長門市三隅、三隅川の清流を前にした山峡の田園にある温泉。山口県の観光公式サイトは、弘法大師の夢のお告げで発見されたという言い伝えから「ゆめ温泉」とも呼ばれ、通常の4倍ものラジウム含有量を誇ると書く。傷ついた兎が湯で傷を癒したという伝説もある。長門三隅駅からバスで5分。

Yuno Onsen
山口県周南市湯野、夜市川の上流にある静かな温泉郷。山口県の公式観光サイトは「防長三名湯」のひとつとし、しっかりと硫黄が香る湯を「健康&美肌の湯」と紹介する。宿のひとつが公表する成分は含硫黄・弱放射能-アルカリ性単純温泉で、源泉温度32.4度、pH9.5。戦国時代、夢に現れた薬師如来に導かれて村人が湯を見つけたという伝承が残る。6月上旬は遊歩道でホタルが見られる。
掲載している13軒です。順位は付けていません。 湯と建物の性格が分かるように書いてあるので、何を目的にするかで選んでください。

山口県下関市豊田町一の俣、三つの山に囲まれた谷に建つ30室の宿。関門の奥座敷を名乗る。pH10.0のアルカリ性単純硫黄温泉で、公式は「pH10を誇る、宿名物のトロトロの湯」と書く。泉温は29.1度、無色透明で微かに硫化水素のにおいがする。湯の扱いは浴槽ごとに書き分けられていて、大浴場は源泉かけ流し、大露天風呂・ジャグジー風呂・家族風呂は循環ろ過装置を使用、加水はなしで加温ありとしている。家族風呂は檜の「ほの香」と石の「ゆの香」の2種類。日帰り入浴は8時から21時。小月駅から無料シャトルバスがある。

「蛍光の宿」と名乗る22室のホテル。pH10.0の湯を宿は化粧水のような肌触りと書く。貸切家族風呂があり、泊まれば歩いて3分の姉妹館の温泉も無料で使える。猪鍋・鹿鍋のジビエと下関のふぐが出る。

川棚温泉の8室の宿。各部屋にそれぞれ露天風呂がある。宿は代々の館主が天狗からの夢のお告げを受けて見つけたと伝わるラジウム泉を、加熱も冷却もせず昼夜を問わず湯船に満たしていると書く。24時間入れる。

大阪相撲の十両力士だった玉椿関が引退後の大正12年に故郷の川棚で始めた宿。巡業の常宿として客室に横綱の名を付けながら増築を重ね、迷路のような木造建築のほぼ全体が2013年に国の登録有形文化財になった。今は1日4組限定で、24時間かけ流しの貸切風呂が大小2つ。火・水曜が定休。

長門湯本の24室の宿。中国に現存する楊貴妃風呂の遺跡を再現した深さ120センチの浴槽を持つ。露天風呂は大寧寺川に面し、川のそばに宿専用の川床がある。長門湯本駅から徒歩約7分。

音信川に面して建つ長門湯本の大型宿。川沿いの景観が近年整えられ、宿の前を遊歩道が通る。

内風呂を持たない俵山温泉の湯治宿。江戸時代からの建物を増改築しながら使い続け、全8室はバス・トイレなし。外湯「町の湯」まで徒歩1分、「白猿の湯」まで徒歩4分。女将の手料理に俵山の山野草や薬草を使い、6畳の部屋は一人旅向けと宿は案内する。ロンリープラネットに紹介された宿。

俵山温泉の11室の宿。俵山の宿は内湯を持たず、客は外湯に通う。この宿の目の前が「町の湯」で、「白猿の湯」までは徒歩700メートル。小月駅からバスで1時間。

江戸初期から続く湯田の老舗。幕末に長州の志士が浸かったと伝わる「維新の湯」が残る。山口市街の温泉地にあり、市内観光の拠点になる。

昭和11年に客室6室で始まり、7度の増改築を重ねて84室になった湯田温泉の宿。露天岩風呂「維新黎明の湯」と竹林露天風呂「わかたけ」を持つ。女将劇場を毎日開く。湯田温泉駅から徒歩約10分。
湯免温泉の29室の宿。男女別の大浴場、源泉掛け流しの大衆浴場「うさぎの湯」、畳風呂と露天風呂のある貸切風呂「癒~羅」の三つを持つ。うさぎの湯は日帰りでも入れる。目の前に香月泰男美術館。長門三隅駅からバスで5分。

山口県周南市湯野4255-1、夜市川沿いに建つ全20室の宿。離れの客室を持ち、2024年9月に新大浴場「芳和の湯」が開いた。サウナはセルフロウリュを含め男女それぞれ2室。貸切風呂は内湯と露天を備えた二つ。宿は源泉名を湯野温泉、泉質を含硫黄・弱放射能-アルカリ性単純温泉、源泉温度32.4度、pH9.5と公表する。日帰り入浴も受ける。

周南市の湯野温泉にある13室の宿。宿は湯野温泉を防長三名湯の一つ、ラジウム含有量が天然温泉で世界第三位だと書く。入浴は24時間。JR戸田駅からタクシーで5分、徳山西ICから車で5分。