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Yamaguchi — Onsen Area
俵山温泉(山口県)の風景

Photo: Bsx / Public domain via Wikimedia Commons

Tawarayama Onsen

俵山温泉

たわらやまおんせん

延喜16年(916年)に白い猿が湯を教えたと伝わる、長門の山あいの湯治場。宿に内湯を持たず、二つの外湯に通う昔ながらの形を今も守っている。長州藩毛利家が直営した歴史を持ち、国民保養温泉地に指定されている。

Quality
単純温泉
Access
JR美祢線 長門湯本駅(バス約30分)※美祢線は2023年の豪雨以降運休中で代行バスが走っている
From Tokyo
約6時間
From Osaka
約4時間30分
pH
9.9

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俵山温泉の宿を見る(2軒)

俵山温泉は山口県長門市の山あいにある。宿に内湯がない。宿泊客は浴衣に着替えて通りに出て、外湯へ歩く。

温泉地の多くが宿の中に湯を引いた今、この形を守っている温泉地は少ない。俵山は湯治場の姿をそのまま残している。

白い猿と毛利家

開湯は延喜16年(916年)と伝わる。猟師が白い猿を追い、猿が湯で傷を癒しているのを見つけた。俵山温泉の開湯はこの伝説で語られ、外湯の一つは「白猿の湯」の名を持つ。

江戸時代には長州藩毛利家が直営する湯治場だった。藩が湯を管理し、湯治客を受け入れた。宿が湯を持たず、共同の湯に通う形はこの時代に整えられたものである。

国民保養温泉地に指定されている。

二つの外湯

外湯は二つある。町の湯と白猿の湯である。

町の湯は6時から22時。白猿の湯は21時までで、火・水・木曜が休みと案内されている。白猿の湯には露天風呂と足湯もある。町の湯の泉温は41.3度、白猿の湯は41.1度。

泉質はアルカリ性単純温泉でpHは9.9。無色透明で刺激が少ない。ぬるめの湯に長く浸かり、宿に戻って休み、また湯へ行く。それを繰り返すのが俵山の湯治である。

宿は休む場所

宿に湯がないということは、宿は食事と眠りの場所だということである。

俵山の宿は小さい。江戸時代からの建物を増改築しながら使い続けている宿があり、部屋に風呂も便所もない造りが残る。湯治場の宿として見れば当然の形で、そのぶん料理や静けさに宿の性格が出る。

通りは短く、外湯まで歩いて数分である。雨の日も浴衣で通える距離にまとまっている。

美祢線が止まっている

最寄りの長門湯本駅はJR美祢線にあるが、美祢線は2023年6月末から7月の豪雨で被災し、運休が続いている。厚狭と長門市の間は代行バスで結ばれ、BRTによる復旧が検討されている。

長門湯本駅からバスで30分ほど。山陽本線の小月駅からはバスで1時間ほど。鉄道の乗り継ぎは事前に時刻を確かめる必要がある。

車なら中国道の美祢ICから30分ほど。

歩き方

温泉街は一本の通りに沿って宿が並び、その中に二つの外湯がある。歩いて数分で端から端まで行ける。

朝6時に町の湯へ行き、宿で朝食をとり、午後は白猿の湯へ。夕食のあとにもう一度町の湯へ。一日に三度湯に通う行程が、無理なく組める。

長門湯本温泉へは車で20分ほど。同じ長門市の温泉地だが、川沿いに整えられた長門湯本と、湯治場の姿を残す俵山では性格がまったく違う。

Day Trip

俵山温泉の日帰り入浴

  • 町の湯
  • 白猿の湯

外湯は誰でも入れます。町の湯は朝6時から開いているので、早朝に湯に入って発つこともできます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

pH

9.9アルカリ性

0 酸性7アルカリ性 14

Best Season

春・秋

春夏秋冬
Benefits
神経痛リウマチ筋肉痛関節痛
所在地Location
山口県
泉質Spring Quality
単純温泉
最寄駅Nearest Station
JR美祢線 長門湯本駅(バス約30分)※美祢線は2023年の豪雨以降運休中で代行バスが走っている
東京からFrom Tokyo
約6時間
大阪からFrom Osaka
約4時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

俵山温泉のよくある質問

Q俵山温泉には宿に内湯がないのですか?
A

ありません。俵山温泉は各旅館が内湯を持たず、宿泊客は「町の湯」「白猿の湯」という二つの外湯に通う形を守っています。湯治場の形をそのまま残す温泉地で、浴衣で通りを歩いて湯に通うのが俵山の過ごし方です。

Q俵山温泉の泉質は?
A

アルカリ性単純温泉で、pHは9.9と案内されています。無色透明で刺激が少なく、ぬるめの湯に長く浸かる湯治向きの湯です。町の湯の泉温は41.3度、白猿の湯は41.1度と案内されています。

Q俵山温泉の開湯はいつですか?
A

延喜16年(916年)と伝わります。猟師が白い猿を追ったところ、猿が湯で傷を癒していたという伝説が開湯の由来として語られています。江戸時代には長州藩毛利家が直営する湯治場でした。

Q俵山温泉へのアクセスは?
A

長門湯本駅からバスで30分ほど、小月駅からはバスで1時間ほどです。ただし長門湯本駅のあるJR美祢線は2023年の豪雨以降運休が続き、代行バスで結ばれています。車なら中国道の美祢ICから30分ほどです。

Q外湯の営業時間は?
A

町の湯は6時から22時、白猿の湯は21時までで火・水・木曜が休みと案内されています。開く時刻や休みは変わることがあるので、行く前に俵山温泉の案内で確かめてください。

UPDATED 2026.09.17

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