紫尾温泉と妙見温泉、鹿児島の美肌の湯ならどっち
どちらも鹿児島の山あいで、肌がすべすべになる湯を掲げる小さな温泉地である。紫尾は神社の拝殿の下から湧くpH9.4のぬるぬるした硫黄泉、妙見は天降川の渓谷に湧く飲める炭酸水素塩泉。神の湯か、飲める湯か。

紫尾温泉
鹿児島県
北薩の霊峰・紫尾山の麓、丘陵に囲まれた盆地にある小さな温泉郷。源泉が紫尾神社の拝殿の下から湧くため「神の湯」と呼ばれる。泉質は硫黄泉で、宿の一つはpH9.4のアルカリ性単純硫黄泉、浸かるとぬるぬるする美肌の湯と書く。古くは僧侶だけが使い、江戸末期に庶民に開かれた湯治場で、区営の共同浴場を囲むように数軒の宿が並ぶ。秋は源泉に渋柿を浸して甘くする「あおし柿」。鹿児島市内から車で約80分。

妙見温泉
鹿児島県
霧島市の中心を流れる天降川の渓谷に、湯治宿と和風旅館が並ぶ国民保養温泉地。宿はすべて自家源泉を持ち、炭酸水素塩泉を飲める温泉としても知られる。鹿児島空港から車で15分、坂本龍馬が日本初の新婚旅行で訪れた塩浸温泉と同じ新川渓谷温泉郷にある。
数字で比べる
| 項目 | 紫尾温泉 | 妙見温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 鹿児島県 | 鹿児島県 |
| 泉質 | 硫黄泉・単純温泉 | 炭酸水素塩泉 |
| pH | 9.4 | — |
| 東京から | 約4時間(鹿児島空港経由) | 約3時間(羽田から鹿児島空港経由) |
| 大阪から | 約3時間30分 | 約2時間30分 |
| 最寄り | 肥薩おれんじ鉄道 出水駅(車約30分) | JR日豊本線 隼人駅(バス約19分・車約15分)/鹿児島空港から車約15分 |
| 日帰りで入れる湯 | 紫尾区営大衆浴場「神の湯」(5:00〜21:00)/紫尾神社/あおし柿(10月から) | 日帰り入浴を受け付けている宿/温泉街の飲泉場 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
紫尾温泉硫黄泉。宿の一つはpH9.4のアルカリ性単純硫黄泉で浸かるとぬるぬるすると書く
妙見温泉炭酸水素塩泉。飲泉場があり、宿はすべて自家源泉
温泉郷
紫尾温泉区営の共同浴場「神の湯」を囲むように数軒の宿。紫尾神社が徒歩2分
妙見温泉渓谷沿いに自炊の湯治宿と露天風呂付きの旅館が並ぶ国民保養温泉地
行き方
紫尾温泉出水駅から車約30分、横川ICから約45分、鹿児島市内から約80分
妙見温泉鹿児島空港から車で15分、隼人駅からバス約19分
組み合わせ
紫尾温泉出水のツル、あおし柿、永野金山跡
妙見温泉嘉例川駅、塩浸温泉の龍馬、霧島神宮
どちらを選ぶか
両方行くなら妙見は鹿児島空港から15分、紫尾は空港から1時間ほど。北薩を回るなら両方に一泊ずつ。どちらも温泉街の賑わいはなく、湯そのものを目当てに行く。
それぞれの宿
- 四季の杜 紫尾庵竹林の中の離れの宿。全室に源泉かけ流しの温泉が付いていて24時間入れる。宿はpH9.4の特効アルカリ泉とし、紫尾神社拝殿下に源泉があることから「神の湯」とも呼ばれると書く。13歳以下の子どもは受け入れていない。
- 旅籠しび荘温度の異なる二つの自噴泉を持つ、5室の小さな宿。紫尾神社の拝殿下に湧く「神の湯」はpH9.4のアルカリ性単純硫黄泉で、浸かるとぬるぬるし湯上がりはすべすべの美肌の湯と宿は書く。目の前を川が流れる露天風呂は宿泊者専用で、朝の光、夕方の斜光、夜の星空を眺めて入る(雨天は使えない)。地元の山海川の幸に鹿刺しや猪鍋のジビエを加えたボリューム満点の田舎料理。和室15畳1室、和洋室12畳2室、シングル2室。立ち寄り湯は休止中。鹿児島市内から車で約80分。
よくある質問
Q紫尾温泉と妙見温泉はどちらが鹿児島空港から近いですか?
妙見です。鹿児島空港から車で約15分。紫尾は横川IC経由で1時間ほどです。
Qどちらも日帰りで入れますか?
紫尾は区営大衆浴場の神の湯が朝5時から夜9時で年中無休です。妙見は日帰り入浴を受ける宿があります。