
氷見温泉郷
Himi Onsen
富山県氷見市の沿岸北部に点在する温泉の総称で、氷見市観光協会は能登半島国定公園 氷見温泉郷と呼ぶ。800から1300メートルのボーリングで得た湯で、温度は50度前後、泉質はナトリウム-塩化物泉。火山爆発の噴流物堆積により閉じ込められた約1500年前の海水が元なのでしょっぱいと市は説明する。富山湾越しに立山連峰が見える宿があり、冬は寒ブリ。
07 AREAS
宇奈月温泉には源泉がない。湯はおよそ7キロ上流の黒薙から、大正時代に敷かれた引湯管で山を越えて運ばれてくる。長い距離を通るあいだに湯が澄むため、透明度の高さで知られる。黒部峡谷の奥に人が泊まれる土地がなく、電源開発で入った鉄道を使って湯のほうを下流へ運んだ、という経緯がそのまま温泉地の成り立ちになっている。
北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅から富山地方鉄道で25分。宇奈月駅からは黒部峡谷鉄道のトロッコ電車が出ており、終点の欅平まで片道およそ1時間20分。冬季は運休し、例年4月頃から11月頃までの運行になる。峡谷の紅葉は10月下旬から11月上旬で、上流から順に色づいて下りてくる。この時期は乗車券が取りにくくなる。

Himi Onsen
富山県氷見市の沿岸北部に点在する温泉の総称で、氷見市観光協会は能登半島国定公園 氷見温泉郷と呼ぶ。800から1300メートルのボーリングで得た湯で、温度は50度前後、泉質はナトリウム-塩化物泉。火山爆発の噴流物堆積により閉じ込められた約1500年前の海水が元なのでしょっぱいと市は説明する。富山湾越しに立山連峰が見える宿があり、冬は寒ブリ。

Kintaro Onsen
富山県魚津市にある一軒宿の温泉。硫黄の匂いがするのに塩辛いという、食塩泉と硫黄泉が混ざった珍しい湯が湧く。全国から集めた石を組み上げた大きな浴場と、夜遅くまで開く日帰り施設がある。新幹線の駅から車で10分。

Mikurigaike Onsen
立山・室堂平、標高2410メートルに湧く日本一高所の天然温泉。1957年に山小屋として始まった一軒宿が源泉名も温泉地名も兼ねる。源泉は真下の地獄谷にあり、高低差100メートル、340メートルの距離をポンプで汲み上げる。単純酸性泉でpH2.28、泉温45度、無加水・無加温の100パーセント源泉かけ流し。うす乳白色で硫化水素臭と酸味がある。マイカーは入れず、アルペンルートの乗り物を乗り継いで室堂から歩く。

Ogawa Onsen Motoyu
富山県下新川郡朝日町、小川の上流のV字谷にトンネルを抜けて着く一軒宿の湯。江戸時代のはじめ、薬師如来のお告げで村人が岩の間から湧く湯を見つけたと宿は伝え、江戸中期には越中四名湯のひとつに数えられた。泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉で、湧出は毎分400リットル。宿から750メートル歩いた先に、湯の華が固まってできた洞窟の野天風呂がある。この石灰華は朝日町の天然記念物で、幅18メートル、高さ20メートル、奥行き数十メートルに及ぶ。12月から4月下旬は閉鎖。

Omaki Onsen
庄川峡のダム湖の岸に、船でしか行けない一軒宿が建つ。寿永2年(1183年)、倶利伽羅峠の戦いに敗れた平家の武将・藤原賀房が河畔に湧く湯を見つけて傷を癒したのが始まりと宿は伝え、村人の湯治場だった湯は昭和5年の小牧ダム完成で湖底に沈んだ。源泉を高台に引き上げて昭和6年に旅館として再開し、以来90年余り、小牧の船着場から庄川遊覧船で30分の道だけがつながる。塩化物泉と硫酸塩泉の二つの源泉が混ざった毎分360リットルの湯を、峡谷を見下ろす露天風呂にかけ流す。

Shogawa Onsen
富山県砺波市庄川町、庄川峡の入口の清流沿いに宿が点在する温泉郷。古くから湯治場として知られ、初夏は庄川の鮎、秋は峡谷の紅葉、冬は雪景色を宿から見る。泉質は宿ごとに違い、炭酸水素塩泉、炭酸鉄泉、塩化物泉などとされる。宿の一つは美肌の湯の炭酸水素塩泉と、鳥が傷を癒したと伝わる鉄分の濃い「鳥越の湯」の二つの源泉をかけ流す。庄川峡遊覧船でダム湖の奥の大牧温泉へも行ける。砺波駅からバス30分。

Unazuki Onsen
黒部峡谷トロッコ電車の起点にある温泉地。湯は7キロ上流の黒薙から引いており、透明度の高さで知られる。
掲載している10軒です。順位は付けていません。 湯と建物の性格が分かるように書いてあるので、何を目的にするかで選んでください。

富山湾に面した50室の宿。庭園越しに日本海と立山連峰を望む二つの露天風呂があり、毎日男湯と女湯を入れ替える。貸切家族風呂も二つある。氷見駅から車で10分、無料送迎あり。

富山県氷見市宇波、灘浦海岸に建つ45室の宿。自家源泉を二本持ち、岩井戸温泉1号井は56.8度の高張性、2号井は52.2度の等張性と公式サイトは公開している。展望大浴場の露天から富山湾が広がり、晴れた日には海越しに立山連峰からの日の出が見える。徒歩3分の別館「潮の香亭」は元湯の岩風呂で、宿はここを源泉かけ流しとし、入浴のみでも使える。JR氷見駅から車で15分。

富山県魚津市の90室の宿。宿は75度の天然温泉を100パーセント掛け流しとし、食塩泉と硫黄泉が混ざる国内でも珍しい泉質だとしている。立山連峰をかたどった総面積1,100坪の大浴場と、日帰り施設「カルナの館」を持つ。

標高2,410メートルの立山・室堂平に建つ、日本一高所の天然温泉の宿。1957年に山小屋として開業し、今は3代目が継ぐ。源泉は真下の地獄谷にあり、高低差100メートルを汲み上げた単純酸性泉をpH2.28、45度のまま無加水・無加温でかけ流す。全21室、相部屋もある。日本秘湯を守る会の会員宿。アルペンルートの開通期間だけの季節営業で、室堂ターミナルから徒歩15分。

富山県下新川郡朝日町湯ノ瀬、小川の上流のV字谷にトンネルを抜けて着く一軒宿。明治19年の創業で、湯守のいる宿を今も続けると書く。湯は無色透明の炭酸水素塩泉で飲用もでき、湧出は毎分400リットル。館内の大浴場、直径3メートルの檜桶露天風呂、岩風呂の露天に加え、宿から750メートル歩いた先に湯の華が固まってできた天然洞窟の野天風呂と、女性専用の「蓮華の湯」がある。洞窟の石灰華は朝日町の天然記念物。野天風呂は12月から4月下旬は閉鎖。総部屋数29室。

庄川峡のダム湖の岸、船でしか行けない一軒宿。小牧ダムで湖底に沈んだ湯治場の源泉を高台に引き上げ、1931年に旅館として再開した。塩化物泉と硫酸塩泉の二つの源泉が混ざった毎分360リットルの湯をかけ流し、原生林の中の男性露天風呂、岩をくり抜いた女性露天風呂、湖を見る大浴場と中浴場、ヒノキのテラス風呂。全29室で、源泉かけ流しの露天風呂付き和室、2025年に新設した露天風呂付き和洋室、205平方メートルの最上級特別室がある。館内は禁煙、現地払いは現金のみ。小牧の船着場から庄川遊覧船で30分。

庄川峡を望む斜面に建ち、成分の違う二つの自家源泉を持つ宿。美肌の湯として名高い炭酸水素塩泉「庄川清流温泉」と、鉄分と炭酸ガスを多く含み赤く濁る炭酸鉄泉「鳥越の湯」を、大浴場と露天風呂に源泉かけ流しで使う。鳥越の湯を濃縮した温泉泥のファンゴセラピーとエステが女性客に人気で、11歳未満の子どもは泊まれない。庄川峡が一望できる100平米の和洋室、客室露天風呂付きの部屋など。砺波駅から予約制の送迎、砺波ICから15分。

庄川峡の入口に建つ30室の宿。天然石を配した庭園露天風呂のほか、桧露天風呂、かめ風呂、寝湯がある。春は桜の花びらが湯に舞い落ちると宿は書く。砺波駅から車で15分。

宇奈月温泉駅から徒歩5分。黒部峡谷を見下ろす位置に建つ老舗で、源泉を加温も加水もせずに使っていると掲げている。

宇奈月温泉街の最奥部に建つ25室のホテル。宿は、対岸を走るトロッコ電車や宇奈月ダムを眺められる唯一の宿だと書く。大浴場と露天風呂から黒部渓谷が見える。宇奈月温泉駅から徒歩10分。