馬頭温泉郷と那須湯本温泉、栃木の二つの湯ざわり
同じ栃木県北部でも、湯の性格が正反対だ。馬頭はpH9.7のアルカリ性単純泉で、無色透明のとろとろ。那須湯本は鹿の湯に代表される白濁の硫黄泉で、匂いも効きも強い。那珂川を見下ろす高台か、那須岳のふもとか。

馬頭温泉郷
栃木県
栃木県那須郡那珂川町、那珂川を見下ろす高台に宿が点在する温泉郷。旧馬頭町の名を残す。泉質はpH9.7のアルカリ性単純泉で、入浴中はとろとろ、上がるとすべすべになることから「美人の湯」と呼ばれる。展望露天風呂からは那珂川と那須・日光連山が見える。那珂川は鮎の川として知られ、秋は簗場が並ぶ。那須の喧騒から離れた静かな温泉地。

那須温泉郷
栃木県
那須岳の山腹に点在する温泉群。開湯1300年を超える鹿の湯を中心に、泉質の異なる湯が谷ごとに湧いている。
数字で比べる
| 項目 | 馬頭温泉郷 | 那須温泉郷 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 栃木県 | 栃木県 |
| 泉質 | 単純温泉 | 硫黄泉・酸性泉・単純温泉 |
| 東京から | 約3時間 | 約2時間30分 |
| 大阪から | 約6時間 | 約5時間30分 |
| 最寄り | JR宇都宮線 氏家駅(タクシー約30分)/東北道 矢板IC(車約40分) | JR東北新幹線 那須塩原駅(バス約1時間) |
| 日帰りで入れる湯 | 日帰り温泉「観音湯」/那珂川の簗場(鮎)/馬頭広重美術館 | 鹿の湯 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
馬頭温泉郷アルカリ性単純泉、pH9.7。無味無臭でとろとろ
那須温泉郷硫黄泉。白濁して匂いが強い
眺め
馬頭温泉郷那珂川と那須・日光連山を見る展望露天
那須温泉郷那須岳のふもとの湯けむり
混み方
馬頭温泉郷静か。観光地の喧騒から外れる
那須温泉郷那須の観光拠点。人出が多い
行き方
馬頭温泉郷東北道 矢板ICから約40分。氏家駅からタクシー30分
那須温泉郷JR那須塩原駅からバス。那須ICから約20分
どちらを選ぶか
両方行くなら車で1時間ほど。強い硫黄泉とやさしいアルカリ泉を続けて入ると、泉質の違いが体で分かる。
それぞれの宿
馬頭温泉郷
- 馬頭温泉 元湯 東家那珂川のほとりに建つ9室の宿。宿は150年ほど前に那珂川の中から湧き出した源泉をパイプで引いていると書く。内湯は檜風呂で24時間入れるが、露天風呂は土日祝日のみ。那珂川町観光協会は日帰り入浴を食事付の要予約としている。
- 南平台温泉ホテル栃木県那須郡那珂川町小口、那珂川を見下ろす高台に建つ全24室のホテル。昭和48年創業で、敷地は9万平方メートル。昭和62年に1,030メートルを掘削して湧いた自家源泉のアルカリ性単純泉を使う。展望露天風呂から那珂川と那須・日光連山が見える。隣接する日帰り温泉「観音湯」には銭湯ペンキ絵師の描いた富士山の壁画があり、美人の湯で練り上げた泥パックも。矢板ICから約40分。
FAQ
よくある質問
Q肌がつるつるになるのはどちらですか?
A
馬頭温泉郷です。pH9.7のアルカリ性単純泉で、宿は「入浴中はとろとろ、入浴後はすべすべ」と書いています。
Q日帰りで入れますか?
A
どちらも入れます。馬頭には南平台温泉ホテルに隣接する「観音湯」、那須湯本には共同浴場の鹿の湯があります。