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Tochigi — Onsen Area
馬頭温泉郷(栃木県)の風景

Photo: Suikotei / CC BY 4.0 via Wikimedia Commons

Bato Onsen

馬頭温泉郷

ばとうおんせんきょう

栃木県那須郡那珂川町、那珂川を見下ろす高台に宿が点在する温泉郷。旧馬頭町の名を残す。泉質はpH9.7のアルカリ性単純泉で、入浴中はとろとろ、上がるとすべすべになることから「美人の湯」と呼ばれる。展望露天風呂からは那珂川と那須・日光連山が見える。那珂川は鮎の川として知られ、秋は簗場が並ぶ。那須の喧騒から離れた静かな温泉地。

Quality
単純温泉
Access
JR宇都宮線 氏家駅(タクシー約30分)/東北道 矢板IC(車約40分)
From Tokyo
約3時間
From Osaka
約6時間

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馬頭温泉郷の宿を見る(2軒)

那珂川を見下ろす高台

馬頭温泉郷は栃木県那須郡那珂川町。平成の合併で那珂川町になる前は馬頭町といい、温泉の名にその字が残っている。

宿は那珂川を見下ろす高台に点在する。温泉街として軒を連ねるのではなく、それぞれが眺めのいい場所に建っている。那珂川町観光協会は、開放的な展望露天風呂から那須・日光連山を一望できると紹介する。

那須高原からは車で1時間ほど。同じ栃木県北部だが、あちらの混雑とは無縁の静かな場所だ。

pH九・七のとろとろ

湯はアルカリ性単純泉。宿の一つは自家源泉を持ち、名前の通り肌がスベスベになる無味無臭で癖のない湯だと案内する。pHは9.7。

pH9.7というのは相当に高い。アルカリ性の湯は皮脂を乳化して落とすので、入っている間は指の滑りがよくなり、上がると肌が乾かずにすべすべする。宿の言葉を借りれば「入浴中はとろとろ、入浴後はすべすべ」。

無色透明で匂いもない。硫黄泉のような分かりやすさはないが、湯ざわりでこれだけ違いの出る湯も少ない。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてから入りたい。

泊まらなくても入れる

南平台温泉ホテルに隣接して、日帰り温泉「観音湯」がある。宿の案内では、平日が11時から14時と16時から19時、土日祝は11時から19時の通し。

ラーメンやうどんを出す食事処があり、美人の湯で練り上げた泥パックやマッサージも受けられる。温泉施設というより、地元の人が一日過ごす場所に近い。営業時間や休みは変わることがあるので、行く前に確かめたい。

那須温泉郷とは別

同じ栃木県でも、那須温泉郷とは湯の系統がまるで違う。那須は那須岳のふもとで、鹿の湯に代表される白濁の硫黄泉。強い湯で、入ると匂いが体に残る。

馬頭はアルカリ性単純泉。無色透明でとろみがあり、匂いもない。那須が「効く湯」なら、馬頭は「やさしい湯」だ。車で1時間ほどなので、両方入って比べることもできる。

鮎の川

那珂川は鮎の川として知られる。夏から秋にかけて、川沿いに簗場が並ぶ。竹を組んだ簗で鮎を受け、その場で塩焼きにして食べさせる。

馬頭広重美術館は隈研吾の設計で、歌川広重の作品を収蔵する。杉を使った水平の屋根が特徴で、建物そのものを見に来る人も多い。小砂焼の窯元も町にある。

着くまで

東北自動車道の矢板ICから国道293号で約40分。JR宇都宮線の氏家駅からはタクシーで約30分で、宿によっては1日1便の無料送迎がある。

東京からなら東北新幹線で那須塩原まで行き、そこから車で入るのが早い。公共交通だけで行くのはやや手間がかかる場所なので、車を用意できると動きやすい。

Day Trip

馬頭温泉郷の日帰り入浴

  • 日帰り温泉「観音湯」
  • 那珂川の簗場(鮎)
  • 馬頭広重美術館

鮎の簗は夏から秋にかけて。時期が限られるので、開いているか確かめてから向かってください。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・夏

春夏秋冬
Benefits
神経痛関節痛美肌
所在地Location
栃木県
泉質Spring Quality
単純温泉
最寄駅Nearest Station
JR宇都宮線 氏家駅(タクシー約30分)/東北道 矢板IC(車約40分)
東京からFrom Tokyo
約3時間
大阪からFrom Osaka
約6時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

馬頭温泉郷のよくある質問

Q馬頭温泉の泉質は?
A

宿の一つは自家源泉を持ち、名前の通り肌がスベスベになる無味無臭で癖のないアルカリ性単純泉だと案内しています。pHは9.7。入浴中はとろとろ、入浴後はすべすべという湯ざわりから「美人の湯」と呼ばれます。効能に神経痛、筋肉痛、関節痛、腰痛などを挙げています。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。

Q日帰りで入れますか?
A

入れます。南平台温泉ホテルに隣接する日帰り温泉「観音湯」があり、宿の案内では平日が11時から14時と16時から19時、土日祝が11時から19時。食事もでき、美人の湯で練り上げた泥パックも用意しています。営業時間は変わることがあるので、行く前に確かめてください。

Q露天風呂から何が見えますか?
A

那珂川町観光協会は、とろっと柔らかな湯と、開放的な展望露天風呂から那須・日光連山を一望できると紹介しています。高台に宿があるため、眼下に那珂川の流れ、正面に山並みという眺めになります。

Q那須温泉郷とは違いますか?
A

違います。那須温泉郷は那須岳のふもとの硫黄泉が中心で、鹿の湯に代表される白濁の湯。馬頭温泉郷は那珂川の高台に湧くアルカリ性単純泉で、無色透明のとろみのある湯です。車で1時間ほど離れており、混み方もまったく違います。

Q馬頭温泉郷へのアクセスは?
A

東北自動車道の矢板ICから国道293号で約40分。JR宇都宮線の氏家駅からタクシーで約30分です。宿によっては1日1便の無料送迎があります。東京からは新幹線で那須塩原まで行き、車で入るのが早いです。

UPDATED 2026.09.23

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