谷地温泉と酸ヶ湯温泉、八甲田の二つの一軒宿
同じ八甲田の山中にある一軒宿を二つ。谷地は38度の足元自噴の湯にじっくり浸かる宿。酸ヶ湯は千人風呂で知られる強い酸性泉の湯治場。同じ山でも湯はまるで違う。

谷地温泉
青森県
青森県十和田市、八甲田の山中にある一軒宿の温泉。開湯400年以上を数え、日本三秘湯のひとつに挙げられる。湯は二つある。浴槽の底から直接湧く38度の「下の湯」は無色透明で霊泉と呼ばれ、硫黄の湯の花で白濁した42度の「上の湯」は熱湯と呼ばれる。ぬるい下の湯に長く浸かってから上の湯で温まる入り方をする。周りは高山植物が自生する谷地湿原。冬の積雪は酸ヶ湯より多い5メートル。青森駅からバスで2時間。

酸ヶ湯温泉
青森県
八甲田の山中に一軒だけ建つ湯治宿。総ヒバ造りの千人風呂は柱のない広間に湯船が並び、国民保養温泉地の第一号に指定された。
数字で比べる
| 項目 | 谷地温泉 | 酸ヶ湯温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 青森県 | 青森県 |
| 泉質 | 硫黄泉・単純温泉 | 酸性泉・硫黄泉 |
| 泉温 | 38℃ | — |
| 東京から | 約5時間 | 約5時間 |
| 大阪から | 約7時間 | 約7時間 |
| 最寄り | JR青森駅(JRバス約120分)/青森空港(車約60分) | JR奥羽本線 青森駅(バス約70分) |
| 日帰りで入れる湯 | 八甲田山/奥入瀬渓流/十和田湖 | 千人風呂/玉の湯 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 1軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
谷地温泉38度の下の湯(足元自噴・無色透明)と42度の上の湯(白濁)
酸ヶ湯温泉強い酸性泉。ヒバ千人風呂
入り方
谷地温泉ぬる湯に長く浸かってから熱い湯で仕上げる
酸ヶ湯温泉広い浴場で短めに入る
宿
谷地温泉古びた木造。トイレ・洗面は共同
酸ヶ湯温泉湯治部を持つ大きな一軒宿
雪
谷地温泉積雪は酸ヶ湯より多い5メートル
酸ヶ湯温泉日本有数の豪雪地。除雪の起点
どちらを選ぶか
両方行くなら二つは車で30分ほど。八甲田を一日で越えるなら、両方に寄って湯の違いを確かめられる。
それぞれの宿
よくある質問
Qぬる湯はどのくらい入るものですか?
谷地の下の湯は38度で体温に近く、長く浸かっても疲れにくい温度です。じっくり温めてから42度の上の湯で仕上げるのが地元の入り方とされます。
Q冬でも行けますか?
どちらも営業していますが、谷地温泉は11月1日から4月末日の火・水・木曜が休館になります。積雪と通行規制を確かめてから向かってください。