本文へ移動本文へスキップ
Wakayama — Onsen Area
龍神温泉(和歌山県)の風景

Photo: popsaurus / CC BY 3.0 via Wikimedia Commons

Ryujin Onsen

龍神温泉

りゅうじんおんせん

「日本三美人の湯」に数えられる重曹泉。紀伊半島の山中、日高川の渓谷にあり、高野山から龍神スカイラインで下りてくる。鉄道の駅から遠い。

Quality
炭酸水素塩泉
Access
JR紀勢本線 紀伊田辺駅(バス約1時間30分)
From Tokyo
約5時間
From Osaka
約3時間

※ 本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます

龍神温泉の宿を見る(2軒)

龍神温泉は紀伊半島の山中、日高川の渓谷にある。

「日本三美人の湯」に数えられる重曹泉で、高野山から山を下りてきた先にある。鉄道の駅から遠く、行きにくいぶん静かな温泉地である。

三美人の湯

龍神は、川中温泉(群馬)、湯の川温泉(島根)と並んで「日本三美人の湯」と呼ばれる。

いずれも肌の角質をやわらげる性質の湯で、古くからそう呼ばれてきた。誰がいつ定めたかははっきりしないが、この山中の小さな温泉地が全国の呼び名に入っているという事実は、湯の性質を示している。

この温泉地の湯

湯は炭酸水素塩泉。重曹泉とも呼ばれる。

無色透明で、肌の角質をやわらげるため湯上がりがなめらかになる。刺激は少なく、長く浸かっていられる。手ですくうと、指の間を通る感触がとろりとしている。

弘法大師と紀州徳川家

和歌山県の公式観光サイトは、龍神温泉を弘法大師が開湯したと伝えられ、江戸時代には紀州徳川家の別荘地として栄えたとしている。

高野山の南に位置するという土地柄が、この伝承の背景にある。山を越えれば高野山で、下れば紀伊半島の西岸に出る。山中の小さな温泉地が全国に名を知られているのは、高野山と紀州藩という二つの権威に近かったからでもある。

温泉街には、紀州徳川家の御殿の名を継ぐ宿が残っている。

ラジウムの量

田辺市は、龍神温泉の湯についてこう書いている。

高野山の南に位置する龍神温泉の泉質は重曹泉(ナトリウム炭酸水素塩泉)で無色透明であり、ラジュームの放出量が豊富でその量は日本一ともいわれています。そのため、肌を美しくする美人の湯として名高く、いつからか群馬県の「川中温泉」、島根県の「湯の川温泉」に並び「日本三美人の湯」として知られるようになりました、と。

重曹泉としての肌ざわりに加えて、放射能の成分も含むということである。日本一という部分は市も「ともいわれています」と伝聞で書いているので、そのまま受け取る話ではない。ただ、この湯が成分の面でも語られてきたことは分かる。

和歌山県の観光サイトは効能として、大変よく温まり、特に冷え性、神経痛、肩こりなどに効果的だとしている。

日高川の谷

温泉街は日高川の渓谷に沿って宿が並ぶ。

規模は小さく、徒歩で回れる。川の音が絶えず聞こえる谷で、宿の湯から渓谷を見る。紅葉は例年11月上旬から中旬。

高野山から下りてくる

龍神温泉へは、高野山から高野龍神スカイラインを南下する経路がある。1時間ほどで着く。

高野山に参拝して龍神で一泊し、翌日に紀伊半島の西側へ抜ける、という行程が組める。冬季はスカイラインが通行止めになることがあるので、確認が要る。

歩き方

JR紀勢本線の紀伊田辺駅からバスで1時間30分ほど。大阪からは特急くろしおで紀伊田辺まで2時間、合わせて3時間ほどになる。車なら阪和自動車道から国道で山に入る。

鉄道の駅から遠く、バスの本数が限られる。車があるほうが自由になる。温泉街の中は徒歩で回れる。

Day Trip

龍神温泉の日帰り入浴

  • 日帰り入浴施設
  • 日帰り入浴を受け入れている宿

鉄道の駅から遠く、バスの本数が限られます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・春

春夏秋冬
Benefits
神経痛慢性皮膚病冷え性
所在地Location
和歌山県
泉質Spring Quality
炭酸水素塩泉
最寄駅Nearest Station
JR紀勢本線 紀伊田辺駅(バス約1時間30分)
東京からFrom Tokyo
約5時間
大阪からFrom Osaka
約3時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

龍神温泉のよくある質問

Q龍神温泉はいつからありますか?
A

和歌山県の公式観光サイトは、弘法大師が開湯したと伝えられ、江戸時代には紀州徳川家の別荘地として栄えたとしています。高野山の南に位置する土地柄が、この伝承の背景にあります。

Q龍神温泉の泉質は?
A

田辺市は重曹泉(ナトリウム炭酸水素塩泉)で無色透明とし、ラジウムの放出量が豊富でその量は日本一ともいわれていると書いています。和歌山県の観光サイトは効能として、よく温まり、特に冷え性、神経痛、肩こりに効果的だとしています。

Q日本三美人の湯とは何ですか?
A

龍神温泉、川中温泉(群馬)、湯の川温泉(島根)の三つを指す呼び方です。いずれも肌の角質をやわらげる性質の湯で、古くからそう呼ばれてきました。誰がいつ定めたかははっきりしていません。

Q龍神温泉は日帰りでも入れますか?
A

入れます。温泉街に日帰り入浴施設があり、日帰り入浴を受け入れている宿もあります。ただし鉄道の駅から遠く、紀伊田辺駅からバスで1時間30分ほどかかるため、泊まりのほうが向いています。

Q高野山から行けますか?
A

行けます。高野山から高野龍神スカイラインを南下して1時間ほどです。高野山に参拝して龍神で一泊するという行程が組めます。冬季はスカイラインが通行止めになることがあるので確認してください。

Q龍神の湯はどんな湯ですか?
A

炭酸水素塩泉、いわゆる重曹泉です。無色透明で、肌の角質をやわらげるため湯上がりがなめらかになります。刺激は少なく、長く浸かっていられます。

UPDATED 2026.10.01

Related

似た湯をもつ温泉地