本文へ移動本文へスキップ
Kagoshima — Onsen Area
湯之尾温泉(鹿児島県)の風景

Photo: STA3816 / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Yunoo Onsen

湯之尾温泉

ゆのおおんせん

鹿児島県伊佐市菱刈、川内川のほとりに湧く温泉郷。伊佐市は本格的に温泉地として開けたのは文化7年(1810年)頃からとし、泉質を炭酸水素塩泉としている。すぐそばに34体の河童像が立つ湯之尾滝ガラッパ公園があり、カヌーとパークゴルフの場にもなっている。鹿児島空港から車で30分。

Quality
炭酸水素塩泉・塩化物泉・硫酸塩泉
Access
JR肥薩線 栗野駅(車約15分)
From Tokyo
約3時間30分
From Osaka
約2時間30分

※ 本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます

湯之尾温泉の宿を見る(1軒)

川内川のほとり

湯之尾温泉は鹿児島県伊佐市の菱刈、川内川のほとりにある。

伊佐市は、古くから里人や道行く旅人たちが疲れを癒したといわれており、本格的に温泉地として開けたのは文化7年(1810年)頃からだと書いている。泉質は炭酸水素塩泉で、神経痛、関節痛や冷え症等に良いと言われている、とある。

湯之尾滝の上流付近に旅館が並び、四季折々の郷土料理が味わえると市は案内している。大きな温泉街ではなく、川沿いに数軒という規模である。

洪水と堰

この土地の歴史は、川との付き合いの歴史でもある。

鹿児島県は、川内川の対岸を結ぶ荒瀬橋に建設省が22億円を投じ、昭和58年に「可動堰」が完成したと書いている。そしてこう続ける。これまで毎年洪水に見舞われていた湯之尾温泉街も、今ではほとんど水害はなくなりました、と。

毎年、である。温泉街が毎年水に浸かっていた。いまの静かな川べりの景色からは想像しにくいが、この温泉地はその前と後で暮らし方が変わっている。

ガラッパ公園

温泉のすぐそばに、湯之尾滝ガラッパ公園がある。ガラッパとは鹿児島の言葉で河童のことである。

伊佐市によれば、この公園は江戸時代に利水のために作られた人工の滝「湯之尾井堰」と、昭和の治水で作られた「可動堰」の間にできた中洲にある。江戸の堰と昭和の堰に挟まれた土地が公園になっている、ということである。

園内にはガラッパ大王と、佐賀市の松原川から嫁入りしたという妻・みずえの夫妻をはじめ、ユニークな34体のガラッパ像が立つ。鹿児島県は、平成2年5月5日にミニ独立国「菱刈ガラッパ王国」が建国され、それまでの湯之尾滝公園も生まれかわったと書いている。身長5メートルの像もある。

春の鯉のぼり、夏の花火、秋の紅葉と、年間を通して人が来る。星流橋を渡った対岸には遊具も整備されている。

水の上で遊ぶ

湯之尾滝の上流一帯は、九州でも指折りのドラゴンボート・カヌーレース会場だと伊佐市は書く。カヌーの合宿や九州大会が開かれる。

河川敷には国際パークゴルフ協会公認のパークゴルフコースが36ホールある。川で漕いで、河川敷で回って、湯に入る。そういう組み立てができる温泉地である。

金の山

菱刈には金鉱山がある。宿は、自分のところの湯を金鉱山から湧き出る天然温泉だと説明している。

温泉が鉱山の掘削とともに出てきたという土地は全国にいくつかあるが、ここは金である。黄金色の湯だと宿は書く。

伊佐の米と焼酎

伊佐は鹿児島の米どころである。

宿の一つは、四方の山々から流れ込む豊潤な水と盆地特有の日中の寒暖差がおいしい米を育み、冷めてもおいしいのが伊佐米の特徴だと書いている。同じ宿は、この地域が焼酎発祥の地としても知られるとしている。

伊佐は鹿児島のなかでも冷え込む土地である。冬は霜が降り、朝靄が立つ。湯に入る季節としては悪くない。

周りを回る

同じ伊佐市には曽木の滝がある。滝幅210メートル、高さ12メートル。東洋のナイアガラとも呼ばれると市は書いている。

その1.5キロ下流には曽木発電所跡がある。明治42年に竣工した発電所で、昭和40年の鶴田ダム完成とともに水没した。渇水期の5月から9月頃だけ、レンガ造りの建物が湖から姿をあらわす。それ以外の時期は大鶴湖の底にある。

北東の国有林には楠本川渓流自然公園がある。星空日本一に輝いた菱刈の、と市は紹介している。

歩き方

鹿児島空港から車で約30分、九州自動車道の栗野ICから約15分。JR肥薩線の栗野駅から車で15分ほど。

霧島まで車で50分、鹿児島市まで60分と宿は案内している。霧島の温泉と組み合わせる旅程が組みやすい。

温泉街は小さく、ガラッパ公園と川べりを歩いて回る。車があったほうが動きやすい土地である。

Day Trip

湯之尾温泉の日帰り入浴

  • 湯之尾滝ガラッパ公園
  • 日帰り入浴を受け付けている宿
  • 曽木の滝

鹿児島空港から車で30分、霧島と組み合わせられます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・冬

春夏秋冬
Benefits
神経痛関節痛冷え性疲労回復
所在地Location
鹿児島県
泉質Spring Quality
炭酸水素塩泉・塩化物泉・硫酸塩泉
最寄駅Nearest Station
JR肥薩線 栗野駅(車約15分)
東京からFrom Tokyo
約3時間30分
大阪からFrom Osaka
約2時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

湯之尾温泉のよくある質問

Q湯之尾温泉はいつからありますか?
A

伊佐市は、古くから里人や道行く旅人たちが疲れを癒したといわれており、本格的に温泉地として開けたのは文化7年(1810年)頃からだと書いています。

Q湯之尾温泉の泉質は?
A

伊佐市は炭酸水素塩泉とし、神経痛、関節痛や冷え症等に良いと言われていると案内しています。宿の一つはナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉と表記しています。

Qガラッパ公園とは何ですか?
A

温泉のそばにある湯之尾滝ガラッパ公園のことです。ガラッパは鹿児島の言葉で河童を指します。江戸時代に利水のために作られた人工の滝「湯之尾井堰」と、昭和の治水で作られた「可動堰」の間にできた中洲にあり、ガラッパ大王・みずえ夫妻をはじめ34体のガラッパ像が立っています。

Q菱刈ガラッパ王国とは?
A

鹿児島県は、平成2年5月5日にミニ独立国「菱刈ガラッパ王国」が建国され、それまでの湯之尾滝公園も「湯之尾滝ガラッパ公園」として生まれかわったと書いています。身長5メートルのガラッパ像もあります。

Q湯之尾温泉で日帰り入浴はできますか?
A

できます。宿によって日帰り入浴を受け付けており、民宿の一つは入浴200円、家族湯500円と案内しています。

Q湯之尾温泉へのアクセスは?
A

鹿児島空港から車で約30分、九州自動車道の栗野ICから車で約15分です。JR肥薩線の栗野駅からは車で15分ほど。霧島まで車で50分、鹿児島市まで60分と宿は案内しています。

Compare

ほかの温泉地と比べる

UPDATED 2026.10.01

Related

似た湯をもつ温泉地