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Kagoshima — Onsen Area
安楽温泉(鹿児島県)の風景

Photo: Hasui Kawase / Public domain via Wikimedia Commons

Anraku Onsen

安楽温泉

あんらくおんせん

鹿児島県霧島市、天降川沿いの新川渓谷にある温泉。霧島市は「昔ながらの湯治宿に自炊客で賑わう安楽温泉」と書く。妙見温泉・塩浸温泉とともに新川渓谷温泉郷をなし、国民保養温泉地に指定されている。泉質は炭酸水素塩泉。鹿児島空港から車で15分。

Quality
炭酸水素塩泉
Access
JR日豊本線 隼人駅(車約15分)/鹿児島空港(車約15分)
From Tokyo
約3時間
From Osaka
約2時間30分

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安楽温泉の宿を見る(1軒)

自炊客で賑わう湯治場

安楽温泉は鹿児島県霧島市、天降川沿いの新川渓谷にある。

霧島市はこの一帯をこう紹介している。和風旅館が立ち並ぶ妙見温泉、昔ながらの湯治宿に自炊客で賑わう安楽温泉、幕末の風雲児・坂本龍馬が日本ではじめての新婚旅行に訪れた地として知られる塩浸温泉など、霧島市のほぼ中心部を流れる天降川沿いに多種・多様な温泉地が広がります、と。

「自炊客で賑わう」という一言に、この温泉地の性格が出ている。観光の宿ではなく、長く滞在して湯に入る人のための場所である。

飲める湯、米を炊く湯

泉質は炭酸水素塩泉である。

宿の一つは、冷え性や疲労回復はもちろんのこと、飲泉としても良いことで知られていると書いている。そして、当館ではこの温泉で米を炊いており、その味は格別だとしている。

温泉で米を炊く宿は各地にあるが、わざわざ書いているところは多くない。湯治場では、湯は浸かるだけのものではない。

川瀬巴水が描いた湯

大正期の版画家・川瀬巴水が、この温泉を描いている。

「日本風景選集」のうちの一枚で、題は「大隅 安楽温泉」。大正12年(1923年)の出版である。版木はボストン美術館に収蔵されている作品として知られる。

描かれているのは、川沿いに建つ茅葺きの家と、岩の間を流れる瀬である。温泉街の賑わいではなく、谷と水と家が画面を占めている。今の安楽温泉も天降川の谷に沿って建つ湯治宿の集まりなので、構図の骨組みは変わっていない。

天降川の谷

新川渓谷温泉郷は天降川に沿っている。

妙見温泉、安楽温泉、塩浸温泉、日之出温泉、新川温泉。小さな温泉が谷に点在していて、まとめて国民保養温泉地に指定されている。

霧島市は、近隣には犬飼滝や和気湯、秋の紅葉、初夏の鮎釣りやねむの木など見どころも多いと書いている。

犬飼滝は坂本龍馬とお龍が訪れたとされる滝である。塩浸温泉には龍馬公園が整備されている。日本で最初の新婚旅行といわれる旅の道筋が、この谷に残っている。

空港から十五分

安楽温泉の立地は便利である。

鹿児島空港から車で15分。JR日豊本線の隼人駅からも15分。九州自動車道の溝辺鹿児島空港インターからも15分である。

湯治場でありながら、空港から15分で着く。飛行機で降りてその日のうちに湯に入れる温泉地は多くない。

霧島のなかの位置

霧島市には温泉郷が複数ある。

標高600から850メートルの山の上に広がる霧島温泉郷、霧島神宮の周りの霧島神宮温泉郷、県内で最も古いといわれる日当山温泉郷。そして天降川沿いの妙見・安楽温泉郷である。

同じ市内でも、山の上と川沿いでは湯も景色も違う。安楽は川沿いの、静かなほうに属する。

歩き方

温泉街という形ではない。渓谷沿いに宿が点在している。

歩いて湯めぐりをするというより、一軒に入って長く過ごす土地である。自炊の宿があるのもそのためである。

鹿児島空港から近いので、九州の旅の最初か最後に一泊する組み方が合っている。霧島神宮や桜島へも車で回れる。

Day Trip

安楽温泉の日帰り入浴

  • 日帰り入浴を受け入れている宿
  • 犬飼滝
  • 塩浸温泉龍馬公園

鹿児島空港から車で15分、着いた日や発つ日に使えます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・冬

春夏秋冬
Benefits
神経痛慢性皮膚病慢性消化器病冷え性
所在地Location
鹿児島県
泉質Spring Quality
炭酸水素塩泉
最寄駅Nearest Station
JR日豊本線 隼人駅(車約15分)/鹿児島空港(車約15分)
東京からFrom Tokyo
約3時間
大阪からFrom Osaka
約2時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

安楽温泉のよくある質問

Q安楽温泉はどんな温泉地ですか?
A

霧島市は「昔ながらの湯治宿に自炊客で賑わう安楽温泉」と紹介しています。和風旅館が立ち並ぶ妙見温泉とは性格が違い、湯治の色が濃い温泉地です。

Q新川渓谷温泉郷とは?
A

霧島市のほぼ中心部を流れる天降川沿いに広がる温泉地のまとまりです。霧島市は、妙見温泉、安楽温泉、坂本龍馬が日本ではじめての新婚旅行に訪れた地として知られる塩浸温泉などが並ぶと書いています。

Q安楽温泉の泉質は?
A

炭酸水素塩泉です。宿の一つは、冷え性や疲労回復はもちろん飲泉としても良いことで知られているとし、この温泉で米を炊いていると書いています。

Q妙見温泉とは別ですか?
A

別の温泉です。どちらも天降川沿いで、まとめて妙見・安楽温泉郷と呼ばれます。霧島市は妙見を「和風旅館が立ち並ぶ」、安楽を「昔ながらの湯治宿に自炊客で賑わう」と書き分けています。

Q周りに何がありますか?
A

霧島市は、近隣に犬飼滝や和気湯、秋の紅葉、初夏の鮎釣りやねむの木など見どころが多いと書いています。坂本龍馬とお龍が訪れたとされる場所も点在します。

Q安楽温泉へのアクセスは?
A

JR日豊本線の隼人駅、または鹿児島空港から車で約15分です。九州自動車道の溝辺鹿児島空港インターからも約15分。空港から近い温泉地です。

Compare

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UPDATED 2026.10.03

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