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Akita — Onsen Area
小安峡温泉(秋田県)の風景

Photo: Ippukucho / CC BY 3.0 via Wikimedia Commons

Oyasukyo Onsen

小安峡温泉

おやすきょうおんせん

秋田県湯沢市皆瀬、皆瀬川が両岸を深く削った小安峡の谷にある温泉。峡谷の岩の割れ目から98度の熱湯と蒸気が音を立てて噴き出す「大噴湯」が名所で、遊歩道から間近に見られる。泉質は単純温泉の弱アルカリ性で、源泉は80度と高いため宿は加水して使う。栗駒国定公園の一角にあり、紅葉は9月下旬から10月中旬。泥湯温泉や秋の宮温泉郷が同じ湯沢市内にある。湯沢駅からバスで50分。

Quality
単純温泉
Access
JR奥羽本線 湯沢駅(バス約50分・元湯下車)/湯沢横手道路 湯沢IC(車約40分)
From Tokyo
約5時間
From Osaka
約8時間
Temp
80 ℃

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小安峡温泉の宿を見る(2軒)

小安峡温泉は秋田県湯沢市皆瀬、皆瀬川が刻んだ峡谷にある。栗駒国定公園の一角で、宮城との県境に近い。

岩の割れ目から噴く熱湯

この温泉地の名所は、湯船ではなく谷にある。

皆瀬川の急流が長い年月をかけて両岸を深く浸食してできた小安峡谷。その岩の割れ目から、98度の熱湯と蒸気が激しく噴き出している。大噴湯という。

渓谷に降りる遊歩道が付いていて、噴気のすぐそばまで歩ける。地面が鳴り、湯気が顔にかかる。温泉を「湧いているもの」として目で見られる場所は多くない。階段は急で、冬季は閉鎖される。

八十度の湯を薄めて使う

泉質は単純温泉の弱アルカリ性。源泉は80度ある。

旅館多郎兵衛は「源泉が80度あり、加水しております」と明記する。そのままでは入れない温度なので、水を足して調整している。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、冷え症、婦人病など。効き方は人によるので、体のことで気になる点があれば入る前に医師に確かめておきたい。

宿の湯にも個性がある

旅館多郎兵衛は当代で十二代を数える。

大浴場「薬師の湯」は、樹齢100年・全長50メートルの秋田杉の梁と、熊本県阿蘇から取り寄せた石を敷石に使う。雰囲気を薄暗い造りにしているので足元に注意、と宿は断っている。

変わり風呂「陶喜の湯」は湯船に宮城県栗原市の栗駒焼を敷き詰めてあり、浸かると多郎兵衛の文字と焼き物のゴツゴツした肌触りが楽しめる。露天風呂「風の湯」は宿で唯一の露天で、岩肌の間に横になれる場所がある。この二つは男女入れ替え制で、早朝5時に切り替わる。どちらも洗い場はない。

ほかに貸切の「子宝の湯」と、冬期閉鎖の「三宝の湯」がある。

湯沢市の温泉をつなぐ

湯沢市には温泉が多い。小安峡から車で30分ほど上がれば泥湯温泉と川原毛地獄、さらに奥には秋の宮温泉郷がある。

市街に下りれば稲庭うどんの産地で、小安峡の紅葉は9月下旬から10月中旬に色づく。皆瀬ダムの湖面に映る紅葉が知られる。

着くまで

JR奥羽本線の湯沢駅からバスで約50分、「元湯」で降りてすぐ。車では湯沢ICまたは十文字ICから国道398号を経て約40分。

国道398号は宮城県栗原市へ抜ける道で、冬季は通行できない区間がある。雪の季節は道路状況を確かめてから向かいたい。

Day Trip

小安峡温泉の日帰り入浴

  • 小安峡大噴湯
  • 皆瀬ダム・小安峡の紅葉
  • 泥湯温泉・川原毛地獄

大噴湯の遊歩道は急な階段です。冬季は閉鎖されます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Temperature

80℃高温泉

2060100℃

Best Season

秋・冬

春夏秋冬
Benefits
筋肉痛打ち身冷え性
所在地Location
秋田県
泉質Spring Quality
単純温泉
最寄駅Nearest Station
JR奥羽本線 湯沢駅(バス約50分・元湯下車)/湯沢横手道路 湯沢IC(車約40分)
東京からFrom Tokyo
約5時間
大阪からFrom Osaka
約8時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

小安峡温泉のよくある質問

Q小安峡温泉の泉質は?
A

旅館多郎兵衛は単純温泉、弱アルカリ単純泉としています。源泉が80度あるため加水していると明記しています。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、冷え症、婦人病など。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。

Q大噴湯とは何ですか?
A

皆瀬川の急流が長い年月をかけて両岸を深く浸食してできた小安峡谷で、98度の熱湯と蒸気が岩の割れ目から激しく噴き出している場所です。小安峡一の名所とされ、渓谷に降りる遊歩道から間近に見られます。

Qどんな宿がありますか?
A

旅館多郎兵衛は当代で十二代を数える宿で、樹齢100年・全長50メートルの秋田杉の梁と熊本県阿蘇の石を敷石に使った大浴場「薬師の湯」、栗駒焼を敷き詰めた「陶喜の湯」、唯一の露天「風の湯」、貸切の「子宝の湯」を持ちます。ほかにも元湯くらぶや秋仙といった宿があります。

Q日帰りで入れますか?
A

入れます。旅館多郎兵衛は10時30分から15時(最終入場14時30分)、大人700円、小人400円、幼児無料。貸切風呂は1組50分2,000円です。冬期は三宝の湯が閉鎖されます。

Q小安峡温泉へのアクセスは?
A

JR奥羽本線の湯沢駅からバスで約50分、「元湯」で降りてすぐです。車では湯沢ICまたは十文字ICから国道398号を経て約40分。同じ湯沢市内の泥湯温泉へは車で30分ほどです。

UPDATED 2026.09.24

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