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Akita — Onsen Area
泥湯温泉(秋田県)の風景

Photo: Raita Futo from Tokyo, Japan / CC BY 2.0 via Wikimedia Commons

Doroyu Onsen

泥湯温泉

どろゆおんせん

秋田県湯沢市高松、山奥のわずかに開けた小盆地にある温泉。明治の温泉宿として栄えてきた歴史の古い湯だと宿は書く。名前は湯の色が濁っていることに由来するとされ、病に苦しむ乙女のために天狗が透明の湯を白く変えたという伝えが残る。奥山旅館は新湯・天狗の湯・川の湯という三つの源泉を持ち、大露天風呂、混浴露天、女性専用露天、男女別内湯に分けて使う。大露天風呂は積雪のため11月から5月下旬は休み。日本秘湯を守る会の会員宿。

Quality
硫黄泉・単純温泉
Access
JR奥羽本線 湯沢駅(車約40分)/湯沢横手道路 湯沢IC(車約35分)
From Tokyo
約5時間
From Osaka
約8時間

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泥湯温泉の宿を見る(1軒)

泥湯温泉は秋田県湯沢市高松、山奥のわずかに開けた小盆地にある。周りに集落はなく、宿が数軒あるだけである。

天狗が白くした湯

名前の由来を宿はこう伝える。泥湯という名称は、湯の色が濁っているところに由来するといわれている。

そして、その濁りにまつわる話がある。昔、病に苦しむ乙女が恥ずかしさのあまり透明の湯につかれずにいた。そこへ天狗が現れ、湯を白く変えた。乙女は喜んで湯に浸かり、病が治った。以来、泥湯の湯は白く濁ったという。

源泉のひとつが「天狗の湯」と呼ばれるのは、この言い伝えからである。

三つの源泉を分けて使う

奥山旅館は三つの源泉を持ち、浴槽ごとに使い分けている。

大露天風呂は単純泉で、源泉名は新湯。混浴の露天風呂は硫黄温泉で天狗の湯。女性専用の露天風呂は硫黄温泉・硫化水素型で川の湯。男女別の内風呂は天狗の湯を使う。

利用形態は源泉かけ流しで、加水ありと宿は明記している。強い湯を入れる温度にするために水を足しているということだ。

大露天風呂からは、夜は満天の星空、昼は白い山肌の小地獄が望めると宿は書く。ただし積雪のため11月から5月下旬の予定で休みになる。効き方は人によるので、体のことで気になる点があれば入る前に医師に確かめておきたい。

明治からの湯治場

宿は「泥湯温泉は明治の温泉宿として栄えてきた歴史の古い温泉です」と書く。山奥のわずかに開けた小盆地に佇む風情は、秘湯とよぶにふさわしいものだとも。

奥山旅館は日本秘湯を守る会の会員宿である。湯治や高松岳への登山、川原毛地獄への巡礼など、さまざまな拠点として使われてきたという。

川原毛地獄

泥湯から少し上がると、草木の生えない白い山肌が広がる。川原毛地獄である。恐山、立山と並ぶ日本三大霊地のひとつとされる。

さらに下った沢には川原毛大湯滝がある。滝そのものが湯になっていて、夏のあいだだけ入れる。滝に打たれる形の湯で、こういう場所は全国でも数えるほどしかない。

湯以外の見どころ

高松岳への登山道がこの温泉から伸びる。栗駒国定公園の一角で、秋の紅葉が早い。

湯沢市街へ下りれば小安峡があり、大噴湯と呼ばれる噴気地帯が渓谷の岩の間から音を立てて蒸気を噴き上げている。稲庭うどんの産地もこの市内である。

着くまで

JR奥羽本線の湯沢駅から車で約40分。湯沢横手道路の湯沢ICからは約35分。山道を上がる。

周りに店はないので、必要なものは手前で買っておきたい。冬は道路状況を確かめてから向かうこと。

Day Trip

泥湯温泉の日帰り入浴

  • 川原毛地獄
  • 川原毛大湯滝
  • 高松岳

川原毛大湯滝は滝そのものが湯になっていて、夏のあいだだけ入れます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・夏

春夏秋冬
Benefits
高血圧動脈硬化リウマチ
所在地Location
秋田県
泉質Spring Quality
硫黄泉・単純温泉
最寄駅Nearest Station
JR奥羽本線 湯沢駅(車約40分)/湯沢横手道路 湯沢IC(車約35分)
東京からFrom Tokyo
約5時間
大阪からFrom Osaka
約8時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

泥湯温泉のよくある質問

Q泥湯温泉の泉質は?
A

奥山旅館は浴槽ごとに源泉と泉質を示しています。大露天風呂は単純泉(源泉名 新湯)、混浴露天風呂は硫黄温泉(源泉名 天狗の湯)、女性専用露天風呂は硫黄温泉・硫化水素型(源泉名 川の湯)、男女別内風呂は硫黄温泉(天狗の湯)です。利用形態は源泉かけ流しで加水ありとしています。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。

Q泥湯という名前の由来は?
A

宿によると、湯の色が濁っているところに由来するといわれています。昔、病に苦しむ乙女が恥ずかしさのあまり透明の湯につかれずにいたところ、天狗が現れて白い湯に変えたので、乙女は喜んで湯に浸かり病が治った。以来、泥湯の湯は白く濁ったという伝えです。

Q冬も入れますか?
A

大露天風呂は積雪のため11月から5月下旬の予定で休みになると宿は書いています。内湯と他の露天は入れますが、道路の状況も含めて行く前に確かめてください。山奥の小盆地にあるので冬の移動には備えが要ります。

Q川原毛地獄とは何ですか?
A

泥湯温泉の近くにある、草木の生えない白い山肌の一帯です。恐山、立山と並ぶ日本三大霊地のひとつとされます。奥山旅館は、湯治や高松岳への登山、川原毛地獄への巡礼など、さまざまな拠点として使われてきたと書いています。

Q泥湯温泉へのアクセスは?
A

JR奥羽本線の湯沢駅から車で約40分、湯沢横手道路の湯沢ICからは約35分です。山道を上がるので、冬は道路状況を確かめてから向かってください。周りに店はありません。

UPDATED 2026.09.24

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