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銀山温泉の写真でまず目に入る、望楼を頂いた木造の建物がこの宿である。現在の本館は1921年(大正10年)の建築で、国の登録有形文化財に登録されている。
銀山温泉には同時期の木造建築が並ぶが、そのなかでも能登屋の外観は街並みの中心として扱われてきた。
建物を使い続けるということ
登録有形文化財は「保存」されるだけでなく、使われ続けることが前提の制度である。この宿は文化財でありながら、現役の旅館として営業している。
木造建築のため、部屋の造りや設備には現代のホテルとは異なる点がある。それを不便と取るか、当時の空間に泊まれる価値と取るかで評価は分かれる。
夜の街並み
日が落ちるとガス灯に火が入り、川沿いの建物が浮かび上がる。この時間帯を体験できるのは宿泊者の特権で、日帰りでは味わえない。
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