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Tochigi — Onsen Area
中禅寺温泉(栃木県)の風景

Photo: くろふね / CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons

Chuzenji Onsen

中禅寺温泉

ちゅうぜんじおんせん

男体山の噴火でせき止められてできた中禅寺湖のほとりに開けた温泉地。湯はここで湧いているのではなく、約12キロ離れた奥日光・湯元から引いている。標高1,269メートルの湖畔で、夏は涼しく、秋は紅葉に囲まれる。日光駅からいろは坂を上ってバスで40分ほど。

Quality
硫黄泉・炭酸水素塩泉
Access
東武日光駅・JR日光駅(バス約40分)
From Tokyo
約2時間30分
From Osaka

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中禅寺温泉の宿を見る(2軒)

湖ができた理由

中禅寺湖は、男体山の噴火でせき止められてできた湖である。日光市はその周囲を約25キロと案内している。標高1,269メートル。日本の湖のなかでも高い位置にある。

いろは坂を上りきると、視界が急に開けて湖が現れる。下の日光の町とは気温が違う。夏でも朝夕は上着が要る。

湯は12キロ先から来る

この温泉地の特徴は、湯が地元で湧いていないことにある。

日光市は、中禅寺温泉の源泉は日光湯元温泉から昭和26年に引かれたものだと書いている。その距離、約12キロ。湯元の源泉は高温だが、12キロを流れてくる間に温度が下がり、着く頃にはちょうどよい湯加減になるという。

つまりここで入る湯は、奥日光の硫黄泉である。戦場ヶ原の向こう、湯ノ湖のほとりで湧いた湯が、道路に沿って湖畔まで運ばれてくる。

引き湯を隠さず書いている温泉地は多くない。日光市が自分でその経緯を説明しているぶん、読むほうも湯の素性が分かりやすい。

宿の数だけ温泉があるわけではない

日光市は、中禅寺湖畔の宿のうち内湯を引いている宿は多くないと書いている。

湖畔にはホテルもペンションも民宿もあるが、そのすべてが温泉宿ではない。景色を目的にするなら問題ないが、湯を目的に行くなら、予約の前に温泉の有無を確かめておきたい。ここを見落とすと、湖は見られても湯には入れないことになる。

大使館の別荘が並んだ湖

明治から昭和にかけて、この湖畔には各国の大使館が別荘を建てた。日光市は4か国の大使館別荘があったとしている。

避暑地として選ばれたということである。標高1,269メートルの涼しさと、湖の景色。それが外国の外交官にとって、本国の夏を思わせるものだったらしい。

いまは英国大使館別荘記念公園とイタリア大使館別荘記念公園が公開されていて、当時の建物のなかに入れる。湖に面した縁側から、彼らが見ていたのと同じ水面が見える。

釣りの湖でもある

日光市は中禅寺湖を、フライフィッシングとルアーフィッシングの聖地と呼んでいる。

明治期に外国人が持ち込んだ釣りの文化が、そのまま続いている。遊漁期間が決まっているので、釣りを目的にするなら期間と遊漁券の扱いを先に調べておくこと。

いつ行くか

紅葉の時期のいろは坂は渋滞する。これは覚悟しておいたほうがいい。朝早く出るか、逆に夕方に上るか、どちらかにすると動きやすい。

夏は涼しい。標高があるので、下界が猛暑でもここは過ごしやすい。避暑地として選ばれてきた土地なので、その性格はいまも変わらない。

冬は道路の状況を確かめてから行く。いろは坂は凍る。

日光湯元温泉との関係

湯の出どころである日光湯元温泉は、ここからさらに奥へ入った湯ノ湖のほとりにある。バスで40分ほど。

湯元では源泉のそばで湯に入れる。硫黄の匂いが濃く、乳白色に濁る。同じ湯でも、12キロ流れてきた中禅寺の湯とは印象が違う。両方に入ってみると、引き湯というものの性格が分かる。

Day Trip

中禅寺温泉の日帰り入浴

  • 中禅寺湖の遊覧船
  • 華厳滝
  • 英国大使館別荘記念公園
  • イタリア大使館別荘記念公園

日光東照宮を見た足でいろは坂を上り、湖畔で湯に入って戻る、という一日の組み方ができます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

夏・秋

春夏秋冬
Benefits
慢性皮膚病神経痛冷え性
所在地Location
栃木県
泉質Spring Quality
硫黄泉・炭酸水素塩泉
最寄駅Nearest Station
東武日光駅・JR日光駅(バス約40分)
東京からFrom Tokyo
約2時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

中禅寺温泉のよくある質問

Q中禅寺温泉の湯はどこから来ていますか?
A

日光市は、中禅寺温泉の源泉は日光湯元温泉から昭和26年に引かれたもので、約12キロの道のりを通ってくる間にちょうどよい湯加減になると案内しています。湯元で湧いている硫黄泉が、そのままこの湖畔まで運ばれてきます。

Q中禅寺温泉に内湯を引いている宿は多いですか?
A

多くはありません。日光市は、中禅寺湖畔の宿のうち温泉を引いている宿はそれほど多くないと書いています。湖畔に泊まることと温泉に入ることは同じではないので、宿を選ぶときは温泉の有無を確かめたほうがいいでしょう。

Q中禅寺温泉へのアクセスは?
A

東武日光駅またはJR日光駅から東武バスの中禅寺温泉行きで約40分です。途中でいろは坂を上ります。東京からは浅草から東武の特急で東武日光まで1時間40分、合わせて2時間30分ほどになります。

Q中禅寺湖では何ができますか?
A

日光市は中禅寺湖をフライフィッシングとルアーフィッシングの聖地と呼んでいます。遊漁期間が定められているので、釣りが目的なら期間を確かめてから行ってください。湖畔には明治期に各国の大使館が建てた別荘が残り、一部は公開されています。

Compare

ほかの温泉地と比べる

UPDATED 2026.09.30

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