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松川温泉は岩手県八幡平市、十和田八幡平国立公園の谷あいにある。松川沿いにある山あいのいで湯で、4軒の宿が静かに湯けむりを上げて出迎えてくれると八幡平市観光協会は案内している。標高875メートル、ブナとナラの原生林に囲まれ、松川渓谷に地熱の蒸気が立ちのぼる。
250年前の発見と日本初の地熱発電
発見は今から250年ほど前という歴史ある温泉だと観光協会は書く。松川は日本で最初の地熱発電所が設けられたほど温泉に恵まれた土地で、松川地熱発電所は昭和41年(1966年)に日本で最初に運転を開始し、世界でも4番目の地熱発電所だと岩手県の観光サイトは案内している。地熱館で見学できる。
宿の一つは、露天風呂で顔を上げると木々の向こうに小さく地熱発電所が見え、この谷の地面の下にそれだけの熱があるということだと書いている。日本秘湯を守る会のサイトには、その宿の暖房は温泉の蒸気を引いており、温度が一定なのでバルブを切ったりつけたりして加減しているとある。
白く濁る硫黄泉
泉質は単純硫化水素泉で、寒い冬でも体の芯までポカポカと観光協会は案内する。宿の一つは、湧き出したばかりの源泉は無色透明で、湯船に落ちて空気に触れた瞬間から白く濁り始め、露天風呂にたまった湯はわずかに緑を含んだ乳白色になると書く。ためた湯を使い回さないので、あふれた湯はそのまま縁を越えて流れ落ちていく、と。
硫黄成分が強く、金属を腐食させる。ボイラー設備を置けないためシャワーがなく、温泉の湯を溜めた樋から湯をすくって体を流す宿がある。電気や水道の設備も必要最小限で、部屋から外線電話はかけられない。硫黄泉に長く入るなら、湯上がりに真水で流し、銀製品は外す。
風呂のはしご
どの温泉も個性に富んだ露天風呂を備えているので、風呂のはしごが楽しみと観光協会は書く。混浴と女性専用の露天風呂を持つ宿があり、日帰り入浴を受ける。
松川温泉は姥倉、三ツ石山への登山ベースとしても使われる。三ツ石山(1,466メートル)は本州で最も早い紅葉の一つとされ、例年9月下旬から10月上旬が見頃で、宿から徒歩5分の松川温泉登山口から往復5時間ほどと宿の一つは案内している。冬はすぐそばの下倉スキー場で滑って露天風呂で温まり、雪見で一杯、と観光協会は書く。松川大橋と森の大橋からの渓谷の紅葉が観光ポイントである。
着くまで
JR盛岡駅から岩手県北バスの松川温泉行きで約110分。盛岡駅発は東口3番のりばから1日2本(12時12分発と13時42分発)のみと宿の一つは案内しており、時刻表を確かめてから向かう。松川温泉のバス停は宿の敷地内にある。東京から盛岡まで新幹線で2時間10分ほどなので、合わせて4時間30分ほど。
車なら東北道の松尾八幡平ICから県道23号で約20分。11月から4月は雪道で、スタッドレスタイヤと四輪駆動が要る。乗用車なら盛岡から1時間そこそこと日本秘湯を守る会のサイトは書いている。
歩き方
温泉街はない。松川沿いに宿が点在し、宿の露天風呂に入り、渓谷の橋まで歩く。バスが1日2本なので、泊まる前提で組む。
八幡平の秘湯めぐりをする方は松川と秋田側に最低三泊くらいしてほしい、と日本秘湯を守る会の創設者の文にある。八幡平アスピーテラインを越えて秋田の玉川や乳頭へ抜ける旅の、岩手側の一泊に向く。
松川温泉の日帰り入浴
- 峡雲荘(日帰り入浴8:30〜19:00)
- 松川地熱発電所と地熱館
- 松川渓谷の森の大橋
盛岡からのバスは1日2本で日帰りは車向きです。11月から4月はスタッドレスタイヤと四輪駆動が要ります。
受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。
温泉地カルテ
秋・冬
- 所在地Location
- 岩手県
- 泉質Spring Quality
- 硫黄泉
- 最寄駅Nearest Station
- JR東北新幹線 盛岡駅(バス約110分)
- 東京からFrom Tokyo
- 約4時間30分
※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。
松川温泉のよくある質問
Q松川温泉の泉質は?
単純硫化水素泉で、寒い冬でも体の芯までポカポカと八幡平市観光協会は案内しています。宿の一つは、湧き出したばかりの源泉は無色透明で、湯船に落ちて空気に触れた瞬間から白く濁り始め、露天風呂にたまった湯はわずかに緑を含んだ乳白色になると書いています。硫黄成分が強く、ボイラーを置けないためシャワーがない宿があります。
Q松川温泉の歴史は?
発見は今から250年ほど前という歴史ある温泉と八幡平市観光協会は案内しています。松川は日本で最初の地熱発電所が設けられたほど温泉に恵まれた土地で、松川地熱発電所は昭和41年(1966年)に日本で最初に運転を開始し、世界でも4番目と岩手県の観光サイトは書いています。
Q松川温泉の宿は?
松川沿いに4軒の宿が静かに湯けむりを上げ、どの温泉も個性に富んだ露天風呂を備えているので風呂のはしごが楽しみと八幡平市観光協会は案内しています。峡雲荘は日本秘湯を守る会の会員宿で、館内の暖房は温泉の蒸気を引いていると会のサイトにあります。
Q松川温泉で日帰り入浴はできますか?
できます。宿の一つは8時30分から19時(最終受付18時)で日帰り入浴を受け、混浴と女性専用の露天風呂、男女別の内湯があると案内しています。不定期の休館日があるので確かめてから向かってください。11月から4月は雪道で、スタッドレスタイヤと四輪駆動が要ります。
Q松川温泉へのアクセスは?
JR盛岡駅から岩手県北バスの松川温泉行きで約110分で、盛岡駅発は東口3番のりばから1日2本(12時12分発と13時42分発)のみと宿の一つは案内しています。車なら東北道の松尾八幡平ICから県道23号で約20分。東京から盛岡まで新幹線で2時間10分ほどなので、合わせて4時間30分ほどです。
ほかの温泉地と比べる
松川温泉の宿

松川温泉 峡雲荘
十和田八幡平国立公園、ブナの原生林に囲まれた標高875メートルの谷あいに佇む宿。硫黄成分を豊富に含んだ乳白色のにごり湯を露天風呂と内湯に注ぎ、宿は源泉かけ流しと案内する(日本秘湯を守る会のサイトには加水ありとある)。露天風呂は混浴と女性専用、内湯は男女別で、宿泊者は24時間入れる。硫黄で金属が腐食するためシャワーはなく、湯を溜めた樋から湯をすくう。暖房は温泉の蒸気。夕食は部屋でホロホロ鳥鍋か短角牛。日帰り入浴は8時30分から19時。盛岡駅からバス110分、バス停は敷地内。

松川温泉 松川荘
八幡平の松川温泉にある30室の宿。高温と低温の二種類の源泉を源泉100%かけ流しで使う乳白色の湯。硫化水素が金属を腐食させるため浴場にシャワーがない。2026年9月25日から女性専用露天風呂が故障で使えず、19時から21時は混浴露天を女性専用にしている。
UPDATED 2026.09.17


