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万座・鹿沢口駅からバスで山を登る。標高が上がるにつれて木が低くなり、やがて木がなくなる。噴気が上がる荒れた斜面に出たところで着く。標高およそ1,800メートル。
濃い硫黄泉
万座の湯は硫黄の含有量が国内でも最高水準とされる。
湯は乳白色で、底が見えない。硫黄の香りが強く、風向きによっては宿の外でも匂う。酸性でもあるので、肌にはっきりとした刺激がある。
この宿は複数の源泉を引き分けている。浴場によって温度も濁り方も違う。長期滞在で湯を使い分ける湯治の形が残っている。
雲を見下ろす
露天風呂から見下ろす先に雲がある日がある。
標高1,800メートルという高さが、この宿の体験を決めている。夏でも朝晩は冷え、真夏の避暑地として使える数少ない温泉地でもある。
夜は星がよく見える。周囲に街の灯りが一切ない。空気が薄く澄んでいるので、都市で見るものとは数が違う。
山の上にあるということ
最寄り駅からバスで40分、東京からは合計四時間ほどかかる。
近くの草津白根山は活動する火山で、規制がかかることがある。これも出発前に確かめておきたい。
着くまで
JR吾妻線の万座・鹿沢口駅からバスでおよそ40分。東京からは合計四時間ほどかかる。
便利な場所ではない。冬は豪雪地帯になり、スキー場があるため営業しているが、路面の状況は厳しく、通行できない道路がある。バスも冬季ダイヤになる。
湯が強いということ
強い湯であるぶん、入り方に気をつけたい。
標高が高いぶん、体への負担も平地より大きくなる。着いてすぐに長く入るのではなく、体が高度に慣れてから入るほうがよい。ゆっくり動くことを前提に組みたい。
この宿を選ぶなら
湯そのものだけを目当てにする方に向く。周囲に店はなく、宿の中で完結する。
草津温泉からは志賀草津高原ルートで抜けられる。ただし冬季閉鎖され、火山活動で規制されることもある。通れる季節なら、強い酸性の草津と濃い硫黄の万座を続けて浴びられる。
似た条件の宿
この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

盛岡つなぎ温泉 愛真館
岩手県つなぎ温泉の113室のホテル。2001年に造った「庭園縄文風呂」に、ストーンサークルや竪穴式住居をテーマにした露天風呂が並ぶ。泉温65.3度、pH9.1。日帰り入浴は平日大人1,200円。姉妹館ホテル紫苑の湯も無料で使える。

岩井温泉 浪漫伝承の宿 明石家
鳥取県創業400年と宿は書いている創業400年と宿が書く岩井温泉の18室の宿。約48度の源泉を何も足さずに湯船へ入れる。総ヒノキの男女別浴室、佐治石を使った庭園露天風呂、貸切露天風呂「森の方舟」と貸切サウナがある。岩美駅から送迎あり。

秋の宮温泉郷 秋の宮山荘
秋田県秋田県営の41室の温泉旅館。大浴場は男女とも約50坪で、ジャグジー・サウナ・露天風呂・打たせ湯・寝湯・温湯・大浴槽の7種類が並ぶ。日帰り入浴も受け入れる。2026年は外壁工事で露天風呂が11月末まで使えないので、行く前に宿の告知を見ること。
※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイト、または公式サイトでご確認ください。
