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Gunma — Onsen Area
万座温泉(群馬県)の風景

Photo: Mytho88 / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Manza Onsen

万座温泉

まんざおんせん

標高1,800メートル、日本でも有数の高所にある温泉地。硫黄の含有量が国内最高水準とされ、乳白色の湯が雲の上で湧いている。

Quality
硫黄泉・酸性泉
Access
JR吾妻線 万座・鹿沢口駅(バス約40分)
From Tokyo
約4時間
From Osaka
約7時間

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万座温泉の宿を見る(2軒)

万座温泉は標高およそ1,800メートルにある。日本の温泉地としては最も高い部類に入る。

上信越高原国立公園の中、草津白根山の西側の斜面。周囲に人里はなく、噴気が上がる荒れた山肌のなかに宿が集まっている。

この温泉地の湯

硫黄泉。含有量は国内でも最高水準とされる。

湯は乳白色に濁り、硫黄の香りが強く立つ。酸性の湯でもあるため、肌にはっきりとした刺激がある。銀製品は変色するので必ず外して入ること。肌の弱い方は長湯を避け、湯上がりに真水で流すと負担が軽くなる。

源泉は複数あり、宿によって引いている湯が違う。同じ万座でも湯の温度と濁り方は変わる。

山の上にあるということ

便利な場所ではない。JR吾妻線の万座・鹿沢口駅からバスでおよそ40分、東京からは合計四時間ほどかかる。

冬は豪雪地帯になる。スキー場があるため冬季も営業しているが、路面の状況は厳しい。通行できない道路もあるため、経路と装備を必ず事前に確認してほしい。バスも冬季ダイヤになる。

近くの草津白根山は活動する火山であり、規制がかかることがある。これも出発前に確かめておきたい。

夏に行く温泉地

標高1,800メートルという高さは、季節の意味を変える。

本州の温泉地の多くは、夏に露天風呂へ入ると暑い。万座はそうならない。露天風呂から見下ろす先に雲がある日もある。真夏でも朝晩は冷え、外気に当たりながら濃い硫黄泉に入るという形が成立する。

避暑地として使える温泉地は、日本にそう多くない。夏の予定を組むときに、この条件で選ぶ価値がある。

空気が薄く澄んでいるため、夜は星がよく見える。周囲に街の灯りが一切ないという条件は、年々貴重になっている。

行く前に確認すること

万座は、思い立って行ける温泉地ではない。

冬は豪雪地帯になる。スキー場があるため営業しているが、路面の状況は厳しく、通行できない道路がある。バスも冬季ダイヤになる。

草津へ抜ける志賀草津高原ルートは冬季閉鎖される。加えて、草津白根山は活動する火山であり、火山活動によって規制がかかることがある。この道を行程に組み込むなら、当日の規制状況を必ず確認したい。

湯そのものも強い。硫黄の含有量は国内でも最高水準とされ、酸性でもある。銀製品は変色するので必ず外し、長湯は避けたほうがよい。標高が高いぶん、体への負担も平地より大きくなる。

草津と続けて入る

通れる季節なら、草津と万座を続けて訪ねられる。山ひとつ隔てて、日本でも屈指の個性を持つ湯が並んでいる。

草津はpHのきわめて低い強酸性の湯で、無色に近い。万座は乳白色に濁る濃い硫黄泉である。どちらも強い湯だが、体に来る感触がまったく違う。

草津は温泉街があり、湯畑を中心に人が動いている。万座には温泉街と呼べるものがない。宿が山の斜面に点在しているだけである。

同じ二日で、賑やかな湯町と何もない高地を両方見られる。この落差自体が行程の価値になる。

歩き方

温泉地の中は徒歩で回れるが、高低差がある。標高が高いので、ゆっくり動くほうがよい。

草津温泉からは志賀草津高原ルートで抜けられる。ただしこの道は冬季閉鎖され、火山活動によって規制されることがある。通れる季節なら、強い酸性泉の草津と濃い硫黄泉の万座を続けて訪ねられる。日本でも屈指の個性を持つ湯が、山ひとつ隔てて並んでいる。

Day Trip

万座温泉の日帰り入浴

  • 宿の日帰り入浴

山上のため冬季は経路が限られます。訪問前に道路とバスの状況を確認してください。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

夏・秋・冬

春夏秋冬
Benefits
神経痛慢性皮膚病冷え性
所在地Location
群馬県
泉質Spring Quality
硫黄泉・酸性泉
最寄駅Nearest Station
JR吾妻線 万座・鹿沢口駅(バス約40分)
東京からFrom Tokyo
約4時間
大阪からFrom Osaka
約7時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

万座温泉のよくある質問

Q万座温泉は日帰りでも入れますか?
A

入れます。宿の日帰り入浴を受け入れているところがあります。ただし標高1,800メートルの山上にあり、最寄り駅からバスで40分ほどかかるため、日帰りだと移動が行程の大半を占めます。宿泊のほうが無理がありません。

Q万座温泉の硫黄はどのくらい濃いのですか?
A

硫黄の含有量は国内でも最高水準とされます。湯は乳白色に濁り、硫黄の香りが強く立ちます。銀製品は変色するので必ず外して入ってください。肌の弱い方は長湯を避け、湯上がりに真水で流すと負担が軽くなります。

Q冬でも行けますか?
A

行けます。スキー場があり、冬季も営業しています。ただし標高1,800メートルの豪雪地帯で、路面は厳しい状況になります。冬季は通行できない道路もあるため、経路と装備を必ず事前に確認してください。バス路線も冬季ダイヤになります。

Q草津温泉とあわせて回れますか?
A

回れます。志賀草津高原ルートを通れば草津から万座へ抜けられます。ただしこの道は冬季閉鎖され、火山活動によって通行や駐停車が規制されることがあります。強い酸性泉の草津と濃い硫黄泉の万座は、日本でも屈指の個性を持つ湯どうしです。

UPDATED 2026.08.27

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