
赤倉温泉
Akakura Onsen
妙高山の東麓、江戸後期に藩の許しを得て開かれた温泉地。冬はスキー場と一体になり、夏は避暑地として使われる。北陸新幹線の上越妙高駅から車で30分。
17 AREAS
新潟の二つは、県の南北で性格が分かれる。越後湯沢は南の内陸にあり、東京駅から上越新幹線でおよそ1時間20分。改札を出ればそこがもう温泉街で、駅ビルの中に日帰りで入れる浴場と利き酒の施設がある。冬は豪雪地帯になる。月岡は北の平野にあり、硫黄を多く含む湯がエメラルドグリーンに見える。1915年に石油の掘削中に湧き出した、成り立ちのはっきりした温泉地である。
東京駅から上越新幹線でおよそ1時間20分。駅ビルの中に日帰りで入れる浴場と利き酒の施設があるので、半日でも成立する。泊まるなら、二日目に高原か渓谷を足すと中身が埋まる。清津峡は柱状節理の岩壁で知られる渓谷で、湯沢から車で30分ほど。

Akakura Onsen
妙高山の東麓、江戸後期に藩の許しを得て開かれた温泉地。冬はスキー場と一体になり、夏は避暑地として使われる。北陸新幹線の上越妙高駅から車で30分。

Echigo-Yuzawa Onsen
『雪国』の舞台であり、東京から新幹線で1時間20分。駅を出れば温泉街で、冬はスキー場が背後に立ち上がる。

Ginzandaira Onsen
新潟県魚沼市、奥只見湖の手前にある温泉地。魚沼市観光協会は、越後駒ヶ岳や荒沢岳など雄大な山々に囲まれ、冬期は豪雪のため冬仕舞いする温泉地だと書く。宿は五軒。春スキーや奥只見湖での釣り、登山の拠点になる。

Gozu Onsen
新潟県阿賀野市、五つの峰を持つ五頭山の山懐にある三つの温泉地の総称。出湯、今板、村杉からなり、旅館協同組合によれば10軒の宿すべての湯が天然ラジウム温泉である。出湯温泉は弘法大師の開湯と伝えられ1200年の歴史を持ち、村杉温泉は開湯700年で全国有数のラジウム温泉。村杉の薬師乃湯3号井はラドン136.6×10のマイナス10乗キューリー毎キログラム。六つの外湯があり、湯めぐりができる。新潟市から40分、白鳥の飛来で知られる瓢湖から10分。
Ikazawa Onsen
新潟県南魚沼市、三国川沿いにある温泉地。宿は1976年に消雪用の井戸を掘っていて湯脈に当たったのが始まりだと書く。ほんのり硫黄の香りがするアルカリ性単純温泉を100パーセントかけ流しで使い、混浴の大露天風呂で知られる。

Iwamuro Onsen
正徳3年(1713年)、傷ついた雁が湯で傷を癒していたという伝説を持つ、弥彦山の麓の温泉地。硫黄と鉄が結びついた硫化鉄で湯が黒く見える「黒湯」が特徴で、北国街道の宿場として栄えた歴史と芸妓の文化が残る。

Kaikake Onsen
越後湯沢から三国峠へ向かう清津川の谷、上信越高原国立公園の中に一軒だけ建つ「目の温泉」。鎌倉時代の開湯と伝わり、室町時代の僧・万里集九が旅文集に記し、上杉謙信が関東攻めの将兵を浸からせ、江戸時代の文書に「目を患う者多く来りて浴し候」とある。明治15年には湯守が目薬「快眼水」の製造許可を得て発売した。ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、37度のぬる湯に長く浸かり、加温した湯船と行き来する。明治2年築の本棟が残る21室の宿で、日本秘湯を守る会。東京から新幹線とバスで2時間。

Matsunoyama Onsen
有馬・草津と並ぶ「日本三大薬湯」に数えられることがある塩分の濃い湯。太古の海水が地中に閉じ込められたものとされ、豪雪地帯の山あいに小さな温泉街がある。

Oritate Onsen
新潟県魚沼市、湯之谷温泉郷の一つ。魚沼市の観光サイトは、川沿いに旅館が並ぶ山間の静かな温泉地で、少しぬるめの湯には湯治目的で訪れる客も多いと書く。宿は三軒。露天風呂から越後駒ヶ岳が見える。

Oyu Onsen Niigata
新潟県魚沼市、湯之谷温泉郷のなかで最も宿の多い温泉地。魚沼市観光協会は西暦712年に行基が開いたと伝わる温泉地とし、優しくじんわりとした湯だと書く。宿は七軒。秋田県鹿角市の大湯温泉とは別の温泉地である。

Sakihana Onsen
新潟県五泉市、阿賀野川の岸にある温泉。旅館協同組合によれば、かつて「先花地」と呼ばれ湯花が噴出していたことが名の由来で、新潟県下でも有数の豊富な湯量を誇る。泉質は単純硫黄物泉、54度。硫黄泉でありながら硫黄が強すぎないので湯あたりの心配が少ない。湯の色は温度や外気温によって透明からエメラルドグリーン、グリーン、乳白色へと変わる。弱アルカリ性で硫黄泉・硫酸塩泉・塩化物泉の条件を満たし、美肌の四条件のうち三つを備えると組合は書く。JR咲花駅から歩いてすぐ。

Senami Onsen
明治37年(1904年)、石油を掘っていて熱湯が噴き出したのが始まりという、新潟県村上市の海辺の温泉地。95度前後の高温のナトリウム塩化物泉が毎分1800リットル湧く。日本海に沈む夕日で知られ、長さ30メートルの足湯がある。村上駅から車で10分。

Tochiomata Onsen
魚沼の湯之谷温泉郷の最奥、開湯は奈良時代と伝わる世界的にも数少ないラジウム泉の湯治場。源泉は体温とほぼ同じ35度台で、ぬるい湯になるべく長く浸かる「長湯」の入り方を伝え、「1週間入れば1年風邪をひかぬ」と言われた。三軒の湯宿が共同で管理する霊泉の湯(したの湯・うえの湯・おくの湯)を、加温も加水もせずかけ流す。子宝の湯として薬師堂と子持杉に願掛けの絵馬が並ぶ。立ち寄り湯は予約制、小出駅からバス30分。

Tsubame Onsen
妙高山の中腹、標高1,180メートルの山道の終点にある湯治場。平安初期に弘法大師が見つけたと伝わり、名は岩燕の多い土地であったことから来る。白く濁った炭酸を含む硫黄泉で、山道を歩いた先に河原の湯と黄金の湯という無料の野天風呂がある。冬は豪雪で露天が閉じ、道も限られる。

Tsukioka Onsen
エメラルドグリーンの硫黄泉で知られる新潟の温泉地。1915年に石油の掘削中に湧き出した湯で、硫黄の含有量が国内有数とされる。

Yahiko Onsen
新潟県西蒲原郡弥彦村、越後一宮の彌彦神社の門前にある温泉地。弥彦観光協会は二つの源泉を案内する。弥彦湯神社温泉はアルカリ性単純温泉で泉温47.9度、pH8.7。やひこ桜井郷温泉は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉で泉温43.2度、pH8.7。おもてなし広場と駅前広場「湯のわ」に手湯と足湯がある。背後には標高634メートルの弥彦山がそびえる。

Yomogihira Onsen
新潟県長岡市蓬平町、越後長岡の奥座敷と呼ばれる山あいの温泉地。長岡観光ナビはとろみのあるアルカリ性の単純硫黄泉と書く。600年以上前の南北朝時代に龍神が霊泉の場所を教えたという伝説があり、その伝説から生まれた高龍神社が温泉地の中心にある。宿は三軒で、それぞれ自前の源泉を持つ。長岡駅から車で25分ほど。
掲載している31軒です。順位は付けていません。 湯と建物の性格が分かるように書いてあるので、何を目的にするかで選んでください。

妙高山の東麓、赤倉温泉街にある43室の宿。大浴場と露天風呂を持ち、冬はスキー、夏は避暑の拠点になる。妙高高原駅からバスで10分。

赤倉温泉街の中心にある10室のホテル。宿は浴槽は大きくないが源泉掛け流しで山の湯をそのままに楽しめると書く。温泉ソムリエがいて、犬と泊まれる部屋と犬用の温泉もある。赤倉温泉スキー場まで徒歩5分。

越後湯沢駅から徒歩5分の28室の宿。四つの露天風呂、二つの内風呂、釜風呂、貸切風呂がある。宿は基本を天然温泉100パーセントのかけ流しとしつつ、大浴場のみ循環器を併用していると明記している。

川端康成が『雪国』を執筆した宿。当時の「かすみの間」が保存され、宿泊者以外も見学できる。

奥只見の銀山平温泉にある11室の宿。男女別の内湯と露天風呂が24時間入れる(豪雪地帯のため入れない日もある)。歩いて1分の温泉センターにも一度だけ無料で入れる。魚沼ICから奥只見シルバーライン経由。

銀山平温泉の14室の宿。泉質はアルカリ単純泉で、大浴場と露天風呂がある。宿は自家製のロースハムやベーコン、スモークトラウトと豊富な地酒を掲げている。冬期は豪雪のため休む温泉地にある。

新潟県阿賀野市村杉、五頭温泉郷の村杉温泉にある全25室の宿。宿は男女合わせて千坪の広さを誇る新潟県随一の庭園大露天風呂を持ち、貸切露天風呂も「森の癒し湯」「木里の寝湯」「茜瓦の湯」の3棟ある。泉質は全国でも数が少ないラジウム温泉で、村杉の薬師乃湯3号井は単純放射能温泉、泉温25.2度、ラドン含有量は全国指折り。ラジウム温泉ならではの気化した成分を吸い込む「吸入法」は内湯がおすすめだと宿は書く。新潟駅への無料送迎がある(要予約)。

五頭温泉郷の出湯温泉にある7室の宿。出湯は809年に弘法大師が錫杖をついて湧出させたと伝わり、県内最古の歴史を誇ると宿は書く。水原駅からタクシー15分。
三国川沿いの31室の宿。宿は1976年に消雪用の井戸を掘っていて湯脈に当たったのが始まりだとし、アルカリ性単純温泉を100パーセントかけ流しで使っている。男女別の大浴場とは別に、混浴の大露天風呂がある。

江戸時代の庄屋屋敷を活かした「泊まれる料亭」。280年を経た建物に明治天皇が休んだ部屋を当時のまま残し、百年近い土蔵は登録有形文化財。将棋の棋聖戦や囲碁の十段戦の対局が行われてきた18室の宿で、岩室の黒湯を古代檜の内湯と露天風呂、源泉かけ流しの露天風呂付き客室で使う。

岩室温泉の小さな宿。自家源泉100%の湯を持ち、大浴場「ゆめみの湯」は浴槽の中が石造りで縁は古代檜。露天風呂付き客室と、24時間使える専用半露天風呂のある離れ「はなれ舎」がある。

清津川の谷、上信越高原国立公園に一軒だけ建つ「目の温泉」の宿。37度の源泉をかけ流す湯船と加温した42度の湯船を持ち、内湯4と露天3。江戸時代に目を患う者が多く訪れたと記録され、明治15年に湯守が目薬「快眼水」を発売した。木造2階建ての本棟は明治2年築、玄関棟は平成5年、離れは令和4年築で21室。南魚沼産コシヒカリを自家精米して炊く。大人の静養の宿で子供は原則遠慮。日本秘湯を守る会。日帰り入浴は11時から14時受付。越後湯沢駅からバス23分、バス停から送迎。

松之山温泉の5室の宿。露天風呂と家族風呂がある。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉。ほくほく線まつだい駅からバスで約25分。

昭和13年(1938年)築の木造三階建て本館が2005年に国の登録有形文化財となった旅館。日本秘湯を守る会の会員宿。自家源泉「鏡の湯」を浴場に、「鷹の湯」を家族風呂にかけ流していると掲げる。まつだい駅から送迎は1日1便。

折立温泉の12室の旅館。男女別に一か所ずつの浴場で、24時間入れる。宿は湯治気分の味わえる天然温泉だと書く。上越線の小出駅から車で約10分。

折立温泉の20室の宿。公式は源泉名を湯之谷折立温泉、泉質を単純泉(緩和性低張温泉)、泉温を40.8度としている。露天風呂から日本百名山の越後駒ヶ岳が見える。湯治プランを置き、シニア層に人気だと宿は書く。

大湯温泉の湯元庄屋を名乗る11室の旅館。源泉100%かけ流しで、湯が水晶のように輝くことから「天然水晶温泉」と呼ぶ。行基手彫りの薬師如来像を代々守ってきたと宿は書く。送迎はないので車かバス・タクシーで。

大湯温泉の34室の宿。宿は源泉かけ流しの7種の風呂を掲げ、大浴場と露天風呂、サウナがある。泉質は単純温泉、アルカリ単純泉。浦佐駅からの無料送迎バスがある(要予約)。

新潟県五泉市佐取、阿賀野川の岸に建つ全18室の宿。「SLが停まる咲花駅から徒歩132歩の宿」と自ら名乗る。咲花温泉の源泉をかけ流しで使い、6階の大展望風呂から阿賀野川を見下ろす。咲花の湯は温度や外気温によって透明からエメラルドグリーン、グリーン、乳白色へと色が変わるので、その違いを楽しみながら浸かってほしいと宿は書く。室内犬と一緒に泊まれる部屋がある。磐越自動車道の安田ICから車で10分。

阿賀野川を見下ろす29室の宿。最上階に展望大浴場があり、源泉掛け流しの湯だと宿は書く。貸切展望露天風呂と露天風呂付き客室もある。咲花駅から徒歩5分。

瀬波温泉の19室の宿。海が見える露天風呂と温泉大浴場が男女各一つ。宿は大浴場の湯を毎日姉妹店の湯元龍泉から運び入れていると書く。泉質はナトリウム塩化物温泉。神林岩船港ICから8分。

瀬波温泉の初代、高橋信郎が石油採取のために掘削していて明治37年4月9日に熱湯を噴き上げた、その開湯の宿。12室の小さな旅館で、源泉かけ流しの温泉と日本海の魚を部屋食で出す。村上駅から車で7分。

「1週間入れば1年風邪をひかぬ」と言われたラジウム泉の湯治場、栃尾又温泉の8室の湯治宿。三軒の宿が共同管理する霊泉の湯(したの湯・うえの湯・おくの湯)を、加温も加水もせず源泉100%でかけ流し、1日ごとに男女が入れ替わる。源泉は栃尾又1号、35.7度、pH8.4のぬる湯に長く浸かる。長期滞在でも飽きない日替わりの和食膳を朝夕とも部屋食で。バス・トイレは共同、自炊はできず、1泊のみの受け入れは基本的にしない連泊向けの宿。小出駅からバス約30分。

標高1,180メートルの燕温泉の入口に建つ16室の宿。河原の湯と黄金の湯という二つの源泉を引き、100%源泉かけ流しの白濁した硫黄泉を内湯と大田切渓谷を望む露天風呂で使う。全国でも珍しい炭酸泉と宿は書く。露天は12月から4月まで閉じ、大浴場は80分ごとに男女が入れ替わる。玄関前にバス停があり、日帰り入浴を受ける。自家製のそば粉の手打ちそばを出す。

妙高山の北地獄谷から湯を引く22室の宿。宿は温泉に加水していないが、入浴に適した温度に保つため加温していると明記する。入浴は24時間。関見峠が通行止めなので行く道を確かめること。

エメラルドグリーンの硫黄泉で知られる月岡で、二つの源泉貸切露天風呂を持つ宿。露天風呂付き客室もある。

月岡温泉の10室の宿。一日中入れる源泉かけ流しの大浴場を持ち、貸切風呂「なごみ」と「あかね」がある。なごみには12畳のリビングと6畳の脱衣場が付く。泉質は硫黄泉・含イオウナトリウム塩化物泉。

新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2927-1、彌彦神社の門前に建つ全60室の宿。創業1701年で、300年以上この地で営んできたと宿は書く。最上階には展望露天風呂「月まくら」「星まくら」と展望大浴場「彦星」「織姫」があり、弥彦山と彌彦神社の杜を見渡せる。泉質はアルカリ性単純温泉、泉温47.9度、pH8.7。浴場は早朝5時から深夜1時まで。日帰り入浴も受ける。

弥彦駅から徒歩1分の10室の宿。新源泉は47度のアルカリ性単純温泉で、宿は刺激が少ないので年配の方や赤ちゃんにも入りやすいと書く。24時間入れる。彌彦神社まで車で3分。

越後長岡の奥座敷、蓬平温泉の21室の宿。宿は浴室を「御利益風呂」「縁起の湯」と呼び、福を招く天然温泉と書く。長岡駅から車で約25分、送迎は要予約。

新潟県長岡市蓬平町甲1508-2、蓬平温泉の宿。総部屋数37室。大浴場は「月の湯」「星の湯」「風の湯」の三つで、いずれも内風呂と露天風呂を備える。貸切風呂は家族風呂「花ごよみ」と露天「やま野」の二つ。源泉は和泉屋3号井、アルカリ性単純硫黄冷鉱泉で源泉16.5度。宿は循環ろ過方式であることと塩素消毒をしていることを掲示している。日帰り入浴も受ける。