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Niigata — Onsen Area
赤倉温泉(新潟県)の風景

Photo: Oosakanotettoukun / CC0 via Wikimedia Commons

Akakura Onsen

赤倉温泉

あかくらおんせん

妙高山の東麓、江戸後期に藩の許しを得て開かれた温泉地。冬はスキー場と一体になり、夏は避暑地として使われる。北陸新幹線の上越妙高駅から車で30分。

Quality
硫酸塩泉・炭酸水素塩泉
Access
えちごトキめき鉄道 妙高高原駅(バス約10分)
From Tokyo
約2時間30分
From Osaka
約4時間30分

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赤倉温泉の宿を見る(2軒)

赤倉温泉は妙高山の東麓、新潟県の南西端にある。

江戸後期、藩の許しを得て開かれた温泉地で、開湯の年がはっきりしている。冬はスキー場と一体になり、夏は避暑地になる。

藩が許した湯

1816年、当時の高田藩の許しを得て開かれたと伝わる。

妙高山の中腹に湧く源泉を引いて温泉街が作られた。多くの温泉地が「発見された」という伝説を持つのに対し、赤倉は「開かれた」年が記録に残っている。計画されて作られた温泉地の、早い例である。

この温泉地の湯

湯は硫酸塩泉と炭酸水素塩泉。無色透明で、刺激は穏やかである。

二つの性格を併せ持つので、長く浸かっていられる。湯の成分の話は、観光協会の言い方とあわせて後の節に書いた。

北地獄谷から引いてくる

赤倉温泉の湯は、この土地で湧いているのではない。

赤倉温泉観光協会は、源泉を妙高山の「北地獄谷」から引いていると書いている。数十か所の源泉がそれぞれ四十度から六十度で、集中湯枡に集めて約五十度、各施設の湯口では四十八度程度に保たれるという。

湧出量は毎分3,400リットル。一日にすると約5,000トンになる。

山の上の地獄谷から、温泉街まで湯を引く。十九世紀初めにそれを始めたということが、この温泉地の性格を決めている。湯が自然に湧いた場所に町ができたのではなく、湯を引いてきて町を作った。

ダブル美人の湯

観光協会は泉質を、カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉としている。

そして、硫酸塩泉と炭酸水素塩泉という二つの美人泉質を併せ持つ「ダブル美人の湯」という言い方をしている。

硫酸塩泉は古くから傷の湯と呼ばれ、炭酸水素塩泉は肌の角質をやわらげる。この二つが同じ湯に入っているということである。無色透明で刺激は穏やかなので、長く入っていられる。

文人が来た高原

赤倉温泉観光協会は、この温泉地の歴史をいくつかの見出しに分けて紹介している。

「殿様の湯」としての温泉街の誕生。文人名士に愛された明治以降。「東洋のバルビゾン」と呼ばれた時代。大正期を象徴する「妙高倶楽部」。そしてスキー場としての発展。

バルビゾンはフランスの村の名で、画家が集まった場所である。赤倉がそう呼ばれたのは、画家や文人が滞在して制作した時期があったからだろう。高原の避暑地としての性格が、文化の集まる場所にもなった。

協会は赤倉を日本唯一の藩営温泉としている。藩が直接経営した温泉地という意味である。

スキー場と一体

温泉街の上にスキー場が広がる。宿から歩いてゲレンデに出られる位置にある。

冬は人が集中する季節で、宿の予約は早くに埋まる。滑って戻って湯に入る、という一日がそのまま成立する。豪雪地帯なので、車で向かうなら装備が要る。

夏の避暑地

標高が高く、夏は涼しい。

妙高山の登山や、周辺の高原を歩く拠点として使える。冬のスキー客と夏の登山客で、来る人の顔ぶれが入れ替わる温泉地である。

山形の赤倉温泉とは別

赤倉温泉は日本に二つある。

一つはここ、新潟県妙高市の赤倉温泉。もう一つは山形県最上郡最上町の赤倉温泉で、小国川の両岸に宿が並ぶ小さな温泉街である。読みはどちらも「あかくらおんせん」なので、宿を探すと両方が並んで出てくる。

妙高の赤倉は高原のスキーリゾート、最上の赤倉は川沿いの湯治場寄りの温泉街で、性格はまったく違う。予約の前に、所在地が妙高市か最上町かを確かめてほしい。

歩き方

えちごトキめき鉄道の妙高高原駅からバスで10分ほど。北陸新幹線の上越妙高駅から車で30分ほど。東京からは合わせて2時間30分ほどになる。

温泉街は斜面にあり、坂がある。徒歩で回れる規模だが、冬は雪で歩きにくい。

Day Trip

赤倉温泉の日帰り入浴

  • 日帰り入浴施設
  • 日帰り入浴を受け入れている宿

冬は豪雪になります。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

冬・夏

春夏秋冬
Benefits
神経痛筋肉痛切り傷
所在地Location
新潟県
泉質Spring Quality
硫酸塩泉・炭酸水素塩泉
最寄駅Nearest Station
えちごトキめき鉄道 妙高高原駅(バス約10分)
東京からFrom Tokyo
約2時間30分
大阪からFrom Osaka
約4時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

赤倉温泉のよくある質問

Q赤倉温泉の湯はどこから来ていますか?
A

妙高山の「北地獄谷」から引いています。赤倉温泉観光協会は、数十か所の源泉がそれぞれ40度から60度で、集中湯枡で約50度、各施設の湯口では48度程度になると書いています。湧出量は毎分3,400リットル、一日に約5,000トンです。

Q赤倉温泉の泉質は?
A

赤倉温泉観光協会はカルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉とし、硫酸塩泉と炭酸水素塩泉という二つの美人泉質を併せ持つ「ダブル美人の湯」だとしています。無色透明で刺激は穏やかです。

Q赤倉温泉はいつ開かれましたか?
A

江戸時代の文化13年(1816年)と赤倉温泉観光協会は書いています。200年以上の歴史があり、協会は日本唯一の藩営温泉だとしています。

Q赤倉温泉はいつからありますか?
A

1816年、当時の高田藩の許しを得て開かれたと伝わります。妙高山の中腹に湧く源泉を引いて温泉街が作られました。藩の公認で開かれた温泉地として、開湯の年がはっきりしている珍しい例です。

Q赤倉温泉は日帰りでも入れますか?
A

入れます。温泉街に日帰り入浴施設があり、日帰り入浴を受け入れている宿もあります。妙高高原駅からバスで10分ほどです。

Q冬はスキーですか?
A

そうです。温泉街の上にスキー場が広がり、宿から歩いてゲレンデに出られる位置にあります。冬は人が集中する季節で、宿の予約は早くに埋まります。

Q夏の赤倉はどうですか?
A

標高が高く、夏は涼しい避暑地になります。妙高山の登山や、周辺の高原を歩く拠点として使えます。冬とは別の顔を持つ温泉地です。

UPDATED 2026.10.02

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