※ 本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます
神社の門前にある温泉
弥彦温泉は新潟県西蒲原郡弥彦村。越後一宮の彌彦神社の門前に広がっている。
温泉街が先にあって神社ができたのではない。順番は逆だ。彌彦神社は万葉集にも詠まれた古社で、越後の人が代々参拝してきた。その門前町に、あとから温泉が引かれた。
弥彦観光協会は、弥彦湯神社温泉について「平成19年11月より給湯が開始された」と書いている。2007年である。温泉地としては新しい。
背後には標高634メートルの弥彦山。門前町と山と湯が、狭い範囲に固まっている。
源泉が二つ、性格が違う
弥彦温泉には二つの源泉がある。弥彦観光協会の記載をそのまま並べる。
弥彦湯神社温泉。泉質はアルカリ性単純温泉、泉温47.9度、pH8.7。「老若男女が安心して入れる優しい湯。アルカリ性の湯が美肌を作ります」。効能として肌の角質をとる美肌効果、鎮静効果、病後回復、疲労回復を挙げている。
やひこ桜井郷温泉。泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉、泉温43.2度、pH8.7。「角質をとるアルカリ性の湯と美肌の硫黄泉、Wの美肌効果」。効能はきりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病。
同じ温泉地でありながら、片方は無色の単純温泉、もう片方は硫黄を含む塩化物泉。宿によってどちらを使うかが違うので、湯を目当てにするなら宿選びの段階で確かめたい。
pH8.7という数字
二つの源泉に共通しているのがpH8.7という値だ。
アルカリ性の湯は、皮膚の表面の角質をやわらかくする。石鹸を薄めたような働きをするので、湯上がりに肌がつるりとする。美肌の湯と呼ばれる温泉の多くが、このあたりの数値を持っている。
弥彦観光協会は、この性質を使った試みも紹介している。温泉水を持ち帰って化粧水の前に肌に馴染ませると、ブースターのように使えるという説明だ。おもてなし広場の手湯スペース横で持ち帰りボトルを販売していたが、2023年10月から都合により一時休止と案内されている。
手湯と足湯
温泉街には、湯を無料で試せる場所がある。
弥彦観光協会によると、おもてなし広場と、駅前広場「湯のわ」に手湯と足湯が設置されている。
おもてなし広場は参道の近くにある物産と食の施設で、駅前広場「湯のわ」はその名のとおり弥彦駅の前だ。電車で来て、駅前で足を湯につけてから神社へ向かう。そういう歩き方ができる。
六三四メートルの山
弥彦山は標高634メートル。東京スカイツリーと同じ数字で、地元でもよく語られる。
ロープウェイがあるので、歩かずに山頂近くまで上がれる。山頂からは越後平野と日本海が見える。晴れた日には佐渡島まで見えることがある。
彌彦神社の御神廟は山頂にある。麓の社殿に参拝してから山頂へ上がる、というのが本来の参拝の形だ。
紅葉の季節は人も車も増える。弥彦観光協会が紅葉時期の交通情報を専用のページで出しているので、秋に行くなら先に見ておきたい。
宿の数と選び方
弥彦観光協会が宿として載せているのは、加盟施設10軒とその他4施設。
門前町なので、宿は参道沿いに固まっている。神社まで徒歩1分と案内する宿もある。
選ぶときの軸は二つ。どちらの源泉を使っているか。そして、彌彦神社側に部屋や浴場が向いているかどうか。鳥居や神社の杜が見える部屋は、この温泉地でしか得られない景色になる。
新潟の旅のなかで
弥彦は新潟市から近い。上越新幹線の燕三条駅から弥彦線で入れるので、東京からの日帰りも不可能ではない。
ただ、この土地の良さは朝にある。参拝客が来る前の参道は静かで、杉の大木が並ぶ参道に朝の光が落ちる。
夜に泊まって、朝の彌彦神社を歩く。そのために一泊する温泉地だと考えると、弥彦の使い方が決まってくる。
弥彦温泉の日帰り入浴
- 彌彦神社
- 弥彦山ロープウェイ
- おもてなし広場の手湯
- 駅前広場 湯のわ
紅葉の時期は道路が混む。弥彦観光協会が交通情報を出しているので確かめてから向かいたい。
受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。
温泉地カルテ
8.7アルカリ性
0 酸性7アルカリ性 14
春・秋・冬
- 所在地Location
- 新潟県
- 泉質Spring Quality
- 単純温泉・硫黄泉・塩化物泉
- 最寄駅Nearest Station
- JR弥彦線 弥彦駅から徒歩10分ほど
- 東京からFrom Tokyo
- 上越新幹線で燕三条駅へ出て、弥彦線に乗り換え。車なら三条燕ICから25分ほど。
※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。
弥彦温泉のよくある質問
Q源泉は一つですか
二つあります。弥彦観光協会は弥彦湯神社温泉(アルカリ性単純温泉、泉温47.9度、pH8.7)と、やひこ桜井郷温泉(含硫黄-ナトリウム-塩化物泉、泉温43.2度、pH8.7)を案内しています。前者は「老若男女が安心して入れる優しい湯」、後者は「角質をとるアルカリ性の湯と美肌の硫黄泉、Wの美肌効果」と説明されています。宿によってどちらの湯を使うかが違います。
Qいつからある温泉ですか
弥彦湯神社温泉について、弥彦観光協会は「平成19年11月より給湯が開始された」と書いています。2007年です。彌彦神社の門前町としての歴史は古いものの、温泉としては新しい部類に入ります。
Q足湯や手湯はありますか
あります。弥彦観光協会によると、おもてなし広場と、駅前広場「湯のわ」に設置されています。おもてなし広場の手湯スペース横では、温泉水を持ち帰るボトルの販売が行われていた時期もありますが、2023年10月から都合により一時休止と案内されています。訪れる前に現況を確かめてください。
Q彌彦神社とはどのくらい近いのですか
門前です。宿によっては彌彦神社まで徒歩1分と案内しています。JR弥彦線の弥彦駅からは徒歩10分ほど。神社の参道と温泉街がそのまま続いている構造なので、参拝と宿泊を組み合わせやすい温泉地です。
Q弥彦山には登れますか
登れます。標高634メートルで、弥彦山ロープウェイもあります。山頂からは越後平野と日本海が見渡せます。紅葉の季節は特に人が多く、弥彦観光協会は紅葉時期の交通情報を専用のページで出しています。
ほかの温泉地と比べる
弥彦温泉の宿

弥彦温泉 四季の宿 みのや
創業1701年と宿は書いている新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2927-1、彌彦神社の門前に建つ全60室の宿。創業1701年で、300年以上この地で営んできたと宿は書く。最上階には展望露天風呂「月まくら」「星まくら」と展望大浴場「彦星」「織姫」があり、弥彦山と彌彦神社の杜を見渡せる。泉質はアルカリ性単純温泉、泉温47.9度、pH8.7。浴場は早朝5時から深夜1時まで。日帰り入浴も受ける。

弥彦温泉 割烹の宿 櫻家
弥彦駅から徒歩1分の10室の宿。新源泉は47度のアルカリ性単純温泉で、宿は刺激が少ないので年配の方や赤ちゃんにも入りやすいと書く。24時間入れる。彌彦神社まで車で3分。
UPDATED 2026.09.24


