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Niigata — Onsen Area
岩室温泉(新潟県)の風景

Photo: Nihongo1234 / CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons

Iwamuro Onsen

岩室温泉

いわむろおんせん

正徳3年(1713年)、傷ついた雁が湯で傷を癒していたという伝説を持つ、弥彦山の麓の温泉地。硫黄と鉄が結びついた硫化鉄で湯が黒く見える「黒湯」が特徴で、北国街道の宿場として栄えた歴史と芸妓の文化が残る。

Quality
硫黄泉・塩化物泉
Access
JR越後線 岩室駅(車約10分)/上越新幹線 燕三条駅(車約30分)
From Tokyo
約2時間30分
From Osaka
約5時間30分
Temp
52.2 ℃

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岩室温泉の宿を見る(2軒)

岩室温泉は新潟市西蒲区、弥彦山の東麓にある。新潟市内から車で50分。越後平野の端、山が始まるところに温泉街がある。

傷ついた雁

正徳3年(1713年)、白髪の老人が庄屋の高島庄左衛門の夢枕に立った。お告げの通りにこの地を探すと、一羽の傷ついた雁が湯に浴して傷を癒していた。

岩室温泉の開湯はこの伝説で語られ、源泉は「霊雁の湯」と名づけられている。観光協会は、この年に温泉地として公認されたことが、その後の発展の出発点になったと書いている。

黒湯

岩室の湯は黒い。硫黄と鉄が結びついて硫化鉄になり、その細かな黒い粒子が湯口や湯船に付く。足の裏が黒くなることもあると観光協会は案内している。洗えば落ちる。

泉質は含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物温泉で、泉温は52.2度。硫黄と塩分の両方を含む湯で、宿の一つは日本でも珍しい組み合わせだと書いている。硫黄の匂いと、塩化物泉の温まりが同居する。

黒さは宿の設備やその日の条件で変わる。観光施設「いわむろや」の足湯でも黒湯の様子を確かめられる。

北国街道の宿場

岩室は北国街道の宿場町だった。出雲崎から弥彦、岩室を経て新潟へ至る道で、江戸時代には脇街道として定められていた。

良寛が国上山の五合庵に暮らした頃、岩室の医家や商家をたびたび訪ねて詩歌を詠んだと観光協会は書いている。宿場であり、湯治場であり、文人が立ち寄る土地だった。

温泉街には芸妓の文化が残る。新潟の花街の流れを汲むもので、宿の宴席に呼ぶことができる。

弥彦の門前

弥彦神社へは車で10分ほど。越後一宮で、参拝客は年間を通して多い。岩室に泊まり、朝に弥彦へ参るという行程が昔から組まれてきた。

秋の弥彦は菊まつりと紅葉で混み合う。11月は宿の送迎が弥彦へ入れないことがあると宿の一つは案内しており、その時期は自分で動く前提で組んだほうがよい。

着くまで

新潟駅からJR越後線で岩室駅まで40分ほど、駅から車で10分ほど。岩室駅からのバスは2026年4月から一部が予約制になったと観光協会は案内している。宿の送迎を使うほうが確実である。

東京からは上越新幹線で燕三条駅まで1時間46分、そこから車で30分ほど。燕三条駅への送迎を出す宿がある。

車なら北陸道の巻潟東ICから20分。新潟市内からは国道116号か402号で50分ほどである。

歩き方

温泉街は弥彦山の麓の緩い坂に沿って宿が並ぶ。大きな温泉街ではなく、歩いて回れる。

宿で黒湯に浸かり、翌朝は弥彦神社へ。新潟市内へ戻れば1時間かからない。新潟の旅の締めくくりに一泊する使い方に向いている。

Day Trip

岩室温泉の日帰り入浴

  • 岩室健康増進センター 遊雁の湯よりなれ(10:00〜20:00)
  • いわむろやの足湯

弥彦神社へは車で10分ほどです。弥彦の参拝と組み合わせて日帰りで訪ねる形が組めます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Temperature

52.2℃高温泉

2060100℃

Best Season

秋・冬

春夏秋冬
Benefits
神経痛筋肉痛冷え性慢性皮膚病
所在地Location
新潟県
泉質Spring Quality
硫黄泉・塩化物泉
最寄駅Nearest Station
JR越後線 岩室駅(車約10分)/上越新幹線 燕三条駅(車約30分)
東京からFrom Tokyo
約2時間30分
大阪からFrom Osaka
約5時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

岩室温泉のよくある質問

Q岩室温泉の黒湯とは何ですか?
A

湯に含まれる硫黄と鉄が結びついて硫化鉄になり、その細かな黒い粒子が湯口や湯船に付くことで湯が黒く見える現象です。足の裏などが黒くなることもあると観光協会は案内していますが、洗えば落ちます。宿の設備やその日の条件で黒さは変わります。

Q岩室温泉の泉質は?
A

源泉「霊雁の湯」は含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物温泉で泉温52.2度と観光協会は案内しています。硫黄と塩分の両方を含む湯で、硫黄の匂いと塩化物泉の温まりを併せ持ちます。別に田ノ浦温泉という22.7度の冷鉱泉もあります。

Q岩室温泉の開湯はいつですか?
A

正徳3年(1713年)と伝わります。白髪の老人が庄屋の夢枕に立ち、そのお告げの通りに探すと、一羽の傷ついた雁が湯で傷を癒していたという言い伝えから、岩室温泉は「霊雁の湯」とも呼ばれます。

Q岩室温泉へのアクセスは?
A

新潟駅からJR越後線で岩室駅まで40分ほど、駅から車で10分ほどです。東京からは上越新幹線で燕三条駅まで1時間46分、そこから車で30分ほど。車なら北陸道の巻潟東ICから20分です。

Q岩室温泉で日帰り入浴はできますか?
A

できます。岩室健康増進センター「遊雁の湯よりなれ」が10時から20時まで開いており、第2・第4水曜が休みと案内されています。観光施設「いわむろや」には足湯があり、黒湯の様子を見られます。

UPDATED 2026.09.17

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