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Niigata — Onsen Area
栃尾又温泉(新潟県)の風景

Photo: Kropsoq / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Tochiomata Onsen

栃尾又温泉

とちおまたおんせん

魚沼の湯之谷温泉郷の最奥、開湯は奈良時代と伝わる世界的にも数少ないラジウム泉の湯治場。源泉は体温とほぼ同じ35度台で、ぬるい湯になるべく長く浸かる「長湯」の入り方を伝え、「1週間入れば1年風邪をひかぬ」と言われた。三軒の湯宿が共同で管理する霊泉の湯(したの湯・うえの湯・おくの湯)を、加温も加水もせずかけ流す。子宝の湯として薬師堂と子持杉に願掛けの絵馬が並ぶ。立ち寄り湯は予約制、小出駅からバス30分。

Quality
放射能泉
Access
JR上越線 小出駅(バス約30分)
From Tokyo
約3時間
From Osaka
pH
8.4
Temp
35.7 ℃

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栃尾又温泉の宿を見る(1軒)

栃尾又温泉は新潟県魚沼市、湯之谷温泉郷の最奥にある。国道352号を枝折峠へ向かって進むと湯之谷温泉郷があり、そのさらに奥へ進んだ先に栃尾又温泉があると魚沼市は書く。終点の栃尾又バス停は趣がある雰囲気で、三軒の湯宿が谷に寄り添う。

世界的にも数少ないラジウム泉

世界的にも数少ないラジウム泉で、開湯は奈良時代とその歴史も古い温泉地と魚沼市観光協会は案内している。宿の一つは、湯之谷温泉郷の中で最も歴史があり、約1200年前に発見されて以来湯治場として利用されてきたと書き、江戸時代から約400年、湯治の文化を守ってきた。

宿の一つの分析表では、源泉名は栃尾又1号、泉質はラジウム温泉、泉温35.7度、湧出量毎分96リットル、ラドン34.8×10のマイナス10乗キュリー(9.5マッヘ)、pH8.4。国内に3,000あるといわれる温泉の中でも希少な泉質で、放射性物質を多く含む花崗岩の成分が溶けて湧き出した温泉と宿は案内している。

長湯

ぬるい湯になるべく長く浸かる入浴法「長湯」を伝承しており、その効果は免疫力や自然治癒力に良い影響を与えると云われる。体の芯まで温めることができるため、子宝の湯としても有名と観光協会は書く。「1週間入れば1年風邪をひかぬ」と言われた湯である。

魚沼市のサイトで宿の若旦那は語る。ラジウム泉は全国的にも珍しく、しかも湧き出す温度が体温とほぼ同じ35度台というのはとても希少。温泉は温度と鮮度が命で、栃尾又温泉は源泉からの距離が短いため、湧き出した温度と鮮度のままかけ流せる。放射能泉と聞くと身構える方もいるが、250時間入浴して胸部レントゲン1枚分の被ばく量。ラジウム泉の適応症もあるが、ぬるい湯に長時間浸かることで副交感神経が優位になることこそ最大の効果だと思う、と。市の職員が入った体験では、35度台の湯は熱さも冷たさも感じない不思議な感覚で、30分で考えごとがすっと消えたという。効き方は人によるので、持病のある方は医師に確かめてから使う。

三軒で守る霊泉の湯

栃尾又温泉には三軒の湯宿が共同管理する大浴場がある。霊泉したの湯、うえの湯、おくの湯で、1日ごとに男女が入れ替わる。源泉かけ流し(加温・加水なし)で、5時から23時。したの湯には小さな洗い場が一か所しかない。ぬるく感じる方もいるが、ゆっくり浸かることで温泉の効果が皮膚から浸透し、ラジウムが気化したラドンを呼吸器から吸うことで効果が高まると宿の一つは書く。

宿は三軒。宝巌堂はスリッパ不要の桐の廊下と地場産中心の手作り料理で「居心地のよさ」を掲げる。自在館は400年ほど前から続く湯治場で日本秘湯を守る会の会員宿、2日から1週間程度の「自在館式現代湯治」を提案する。神風館は8室の湯治の宿で、連泊の客向けに1泊のみの受け入れは基本的にしていない。

薬師堂と子持杉

自在館の裏手に栃尾又薬師堂がある。宿の安全や従業員の健康祈願から始まり、湯治客が願掛けをするようになって建立され、今は子宝・安産祈願やお礼参りの千羽鶴と絵馬が奉納されていると市は書く。薬師堂の境内には樹齢400年といわれる杉や欅の大木があり、くぐると夫婦円満になるという夫婦欅、またぐと子宝に恵まれるという根の続く二本杉の子持杉がある。

着くまで

JR上越線の小出駅からバスで28分、上越新幹線の浦佐駅からバスで38分、終点の栃尾又で下りる。東京駅から新幹線とバスの乗り継ぎで約3時間。関越道の魚沼ICから車で25分。豪雪地帯のため冬季は公共交通機関を勧めると宿の一つは書き、駐車場も冬は減る。

立ち寄り湯は予約制。宿泊湯治の客が少ない11時から13時のみ開放され、7日前から前日までに自在館のサイトで予約し、自在館の受付で払う。

歩き方

温泉街はなく、三軒の宿と共同の湯、薬師堂だけである。宿に着いたらまず霊泉の湯へ。35度の湯に30分、1時間と浸かり、部屋で休み、また入る。

二泊三日のプチ湯治が今の使い方である。奥只見湖や枝折峠の滝雲、尾瀬の魚沼ルートと組める。熱い湯に短く入る温泉地ではないので、時間の使い方を変えて行く。

Day Trip

栃尾又温泉の日帰り入浴

  • 霊泉の湯(立ち寄りは11:00〜13:00、自在館で要予約)
  • 栃尾又薬師堂と子持杉
  • 奥只見湖

立ち寄り湯は予約制で昼の2時間だけです。長湯の湯なので、日帰りより連泊が向いています。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Temperature

35.7℃温泉

2060100℃

pH

8.4弱アルカリ性

0 酸性7アルカリ性 14

Best Season

秋・夏

春夏秋冬
Benefits
慢性皮膚病婦人病冷え性神経痛
所在地Location
新潟県
泉質Spring Quality
放射能泉
最寄駅Nearest Station
JR上越線 小出駅(バス約30分)
東京からFrom Tokyo
約3時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

栃尾又温泉のよくある質問

Q栃尾又温泉の湯は?
A

世界的にも数少ないラジウム泉で、開湯は奈良時代とその歴史も古い温泉地と魚沼市観光協会は案内しています。宿の一つは分析表で源泉名を栃尾又1号、泉質をラジウム温泉、泉温35.7度、湧出量毎分96リットル、ラドン34.8×10のマイナス10乗キュリー(9.5マッヘ)、pH8.4と書いています。

Q栃尾又温泉の入り方は?
A

ぬるい湯になるべく長く浸かる入浴法「長湯」を伝承しており、免疫力や自然治癒力に良い影響を与えると云われると魚沼市観光協会は案内しています。魚沼市のサイトで宿の若旦那は、体温とほぼ同じ35度台の湯に長時間浸かることで副交感神経が優位になることが最大の効果だと語っています。効き方は人によるので、持病のある方は医師に確かめてください。

Q栃尾又温泉の宿は?
A

三軒の湯宿が共同管理する大浴場があると魚沼市は案内しています。霊泉したの湯、うえの湯、おくの湯で、1日ごとに男女が入れ替わります。魚沼市観光協会は宝巌堂と自在館を載せ、自在館は400年ほど前から続く湯治場で日本秘湯を守る会の会員宿です。神風館は連泊向けの湯治の宿で1泊のみの受け入れは基本的にしていません。

Q栃尾又温泉で日帰り入浴はできますか?
A

できますが予約制です。長湯しやすい湯治環境を提供するため立ち寄り湯でも予約制をとっていると新潟県観光協会は案内しています。魚沼市のサイトによれば、宿泊湯治の客が少ない11時から13時のみ開放され、7日前から前日までに自在館のサイトで予約し、自在館の受付で払います。

Q栃尾又温泉へのアクセスは?
A

JR上越線の小出駅からバスで28分、上越新幹線の浦佐駅からバスで38分、関越道の魚沼ICから車で25分と新潟県観光協会は案内しています。国道352号を枝折峠へ向かい、湯之谷温泉郷のさらに奥で、終点の栃尾又バス停で下ります。東京駅から新幹線とバスの乗り継ぎで約3時間と宿の一つは書いています。豪雪地帯なので冬は公共交通を勧めています。

UPDATED 2026.09.17

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放射能泉単純温泉