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Yamagata — Onsen Area
赤湯温泉(山形県)の風景

Photo: Koda6029 / CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons

Akayu Onsen

赤湯温泉

あかゆおんせん

寛治7年(1093年)、源義家の弟義綱が傷ついた兵を湯に入れ、血で湯が赤く染まったと伝わる山形の古湯。山あいの温泉地が多い山形では珍しく町の中にあり、11軒の旅館と3つの公衆浴場が点在する。米沢藩上杉家が御殿を構えた湯で、6つのワイナリーを持つぶどうの町でもある。

Quality
硫黄泉・塩化物泉
Access
山形新幹線 赤湯駅(タクシー約5分)
From Tokyo
約2時間30分
From Osaka

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赤湯温泉の宿を見る(2軒)

赤湯温泉は山形県南陽市の町の中にある。山あいの温泉地が多い山形県では珍しく、11軒の旅館と3つの公衆浴場が住宅や商店の間に点在していると赤湯温泉旅館協同組合は案内している。

血で赤く染まった湯

寛治7年(1093年)、奥州へ向かった源義家の弟義綱が温泉を見つけた。戦で傷ついた兵を湯に入れたところ傷がたちまち治り、湯が血で真っ赤に染まった。赤湯の名はここから来たと旅館協同組合は書いている。

南陽市は、この説のほかに鎌倉時代初期の説や正和元年(1312年)の説もあると断っている。いずれにせよ、開湯から900年を超える古湯である。

伊達領の時代を経て上杉領となり、米沢藩は赤湯に御殿を構えた。併設の大湯には藩主とその家族が入る御殿の湯(御留湯)と、近隣の宿から来る浴客に開放された上湯・下湯があったと市は書いている。上杉鷹山も湯治に訪れた。

3つの源泉と3つの公衆浴場

源泉は森の山、森の山2号、湯川原の3つ。森の山源泉は含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物温泉、湯川原源泉はナトリウム-塩化物温泉と南陽市は案内している。

明治から大正にかけて各旅館が競って掘削し、湯量の減少に悩んだ末に県が掘削を禁じた。昭和28年に温泉を統合して集中管理に切り替え、以後湯量が安定したと市は公衆浴場の歴史に書いている。町の中の温泉地が湯を守ってきた経緯である。

公衆浴場は烏帽子の湯、赤湯元湯、湯こっとの3つ。湯こっとは令和4年6月に3つの浴場を統合して開いた新しい浴場で、源泉かけ流しの大浴場と、公衆浴場で唯一の露天風呂があると市は案内している。森の山源泉の脇には飲泉所と足湯「あっこぽっぽ湯」がある。あっことはこの土地の方言で足のことである。

ワインとラーメン

赤湯はぶどうの町でもある。6つのワイナリーがあり、試飲できるところもあると旅館協同組合は案内している。宿で地元のワインを出すところもある。

全国区の人気ラーメン店をはじめ、個性のあるラーメン店が多い麺の町だとも書いている。温泉街の食事を宿の外で済ませられるのは、町の中の温泉地ならではである。

烏帽子山の桜

温泉街を見下ろす高台に烏帽子山公園がある。エドヒガンをはじめとする桜が咲き、日本さくら名所100選に選ばれている。4月中旬から5月上旬に桜まつりが開かれ、夜桜が照らされる。

公園に続く烏帽子山八幡宮は寛治7年(1093年)の創建で、義綱が祠を建てたのが始まりとされる。継ぎ目のない一本の石から切り出した石造の大鳥居が市の文化財である。

着くまで

山形新幹線の赤湯駅から旅館までタクシーで5分ほど。東京からは新幹線で約2時間30分である。

車なら東北道の福島JCTから東北中央道で南陽高畠ICへ、国道13号で5分。仙台からは山形JCT経由で1時間30分ほどと旅館協同組合は案内している。

歩き方

温泉街は平坦で、旅館と公衆浴場と商店が混ざって並ぶ。コンビニやスーパーも近く、温泉街というより温泉のある町である。

宿に泊まり、朝は公衆浴場へ、昼はラーメン、午後はワイナリーへ。桜の季節なら烏帽子山公園に上る。山形の温泉巡りなら、蔵王や天童、上山と組み合わせやすい位置にある。

Day Trip

赤湯温泉の日帰り入浴

  • 公衆浴場 湯こっと(6:00〜22:00、火曜休)
  • 赤湯元湯
  • 烏帽子の湯
  • 足湯・飲泉所 あっこぽっぽ湯

公衆浴場は3つとも町の中にあり、駅からタクシーで5分ほど。桜の季節は烏帽子山公園と組み合わせて回れます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

春・秋

春夏秋冬
Benefits
きりきず神経痛冷え性慢性皮膚病
所在地Location
山形県
泉質Spring Quality
硫黄泉・塩化物泉
最寄駅Nearest Station
山形新幹線 赤湯駅(タクシー約5分)
東京からFrom Tokyo
約2時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

赤湯温泉のよくある質問

Q赤湯温泉の名の由来は?
A

寛治7年(1093年)、奥州へ向かった源義家の弟義綱が温泉を見つけ、戦で傷ついた兵を湯に入れたところ傷がたちまち治り、湯が血で真っ赤に染まったことから赤湯と呼ばれるようになったと赤湯温泉旅館協同組合は案内しています。ほかに鎌倉時代初期の説や正和元年(1312年)の説もあると南陽市は書いています。

Q赤湯温泉の泉質は?
A

森の山源泉は含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物温泉、湯川原源泉はナトリウム-塩化物温泉と南陽市は案内しています。源泉は森の山、森の山2号、湯川原の3つで、昭和28年に温泉を統合して集中管理に切り替えてから湯量が安定したと市は書いています。

Q赤湯温泉に公衆浴場はありますか?
A

あります。烏帽子の湯、赤湯元湯、湯こっとの3つで、湯こっとは令和4年6月に開いた新しい浴場で、源泉かけ流しの大浴場と公衆浴場で唯一の露天風呂があると南陽市は案内しています。森の山源泉の脇には飲泉所と足湯「あっこぽっぽ湯」があります。

Q赤湯温泉へのアクセスは?
A

山形新幹線の赤湯駅から旅館までタクシーで5分ほどと旅館協同組合は案内しています。東京からは新幹線で約2時間30分。車なら東北中央道の南陽高畠ICから国道13号で5分です。

Q赤湯温泉の見どころは?
A

温泉街を見下ろす烏帽子山公園は日本さくら名所100選に選ばれ、4月中旬から5月上旬に桜まつりが開かれます。ぶどう栽培が盛んで6つのワイナリーがあり、試飲できるところもあります。ラーメン店が多い麺の町でもあると旅館協同組合は案内しています。

UPDATED 2026.09.17

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