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Aomori — Onsen Area
黄金崎不老ふ死温泉(青森県)の風景

Photo: Hitachi-Train (talk) / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Koganezaki Furofushi Onsen

黄金崎不老ふ死温泉

こがねざきふろうふしおんせん

青森県西津軽郡深浦町、日本海に突き出た黄金崎の波打ち際に湧く温泉。泉質は含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉で、湧いた瞬間は透明だが空気に触れて酸化し赤褐色になる。地下200メートルから1分間に400リットル、52.2度で湧く。海と一体になった露天風呂は高波のときに海水が入り込むほど海に近く、照明がないため日の出から日没までの利用。深浦町は「日本の夕陽百選」に選ばれている。

Quality
含鉄泉・塩化物泉
Access
JR五能線 ウェスパ椿山駅/艫作駅(送迎あり)/東北道 大鰐弘前IC(車約1時間30分)
From Tokyo
約6時間
From Osaka
約8時間
Temp
52.2 ℃

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黄金崎不老ふ死温泉の宿を見る(1軒)

波打ち際に湯船がある

黄金崎不老ふ死温泉は青森県西津軽郡深浦町舮作、日本海に突き出た黄金崎にある。宿の名がそのまま温泉の名になっている一軒宿だ。

名前の由来を宿はこう説明する。「ここで養生すれば、老いたり弱ったりしない」ということに由来しています、と。

この温泉が知られているのは、湯船の場所のせいだ。海の波打ち際に露天風呂がある。宿は「高波の際には、海水が浴槽に入り込むため閉鎖しなければならないほどの海との近さ」と書く。比喩ではなく、本当に海と地続きのところに湯がある。

赤褐色になる湯

泉質は含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性高温泉)。地下200メートルから、1分間に400リットル、52.2度で湧く。

鉄を多く含むので、湧き出た瞬間は透明だ。それが空気に触れて酸化し、赤褐色になる。海辺の岩場に赤茶色の湯船が据えられている写真を見たことがある人は多いと思うが、あの色は鉄の色である。

強塩泉なので保温効果が高い。宿は塩化物泉を別名「熱の湯」と呼び、塩分濃度の高い強塩泉ほどその効果が大きいとされると説明する。温度調整のため加水はしているが源泉かけ流しを行っている、と明記している。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてから入りたい。

日没で閉まる露天

海辺の露天風呂には照明がない。だから日の出から日没までしか入れない。日帰りの受付は9時から15時30分までだ。

宿がいちばんすすめるのは夕暮れ時である。空も海も、すべてが黄金色に染まる。深浦町は「どこよりも大きく夕陽が見えるまち」として知られ、日本の夕陽百選にも選ばれている。水平線に沈む瞬間、「ジュッ」という音が聞こえてきそうだ、と宿は書く。

ただし、その時間に入れるのは宿泊者だけになる。夕陽の露天風呂を目当てにするなら泊まるしかない。

混浴と女性専用の二つがあり、湯あみ着を着られる。シャワーはないので、洗うのは内風呂で。撮影は禁止されている。

三つの風呂

露天のほかに、新館大浴場「不老ふ死の湯」と本館大浴場「黄金の湯」がある。

新館の不老ふ死の湯は本館より高い位置にあり、大きな窓から日本海を見渡せる。波の荒い日は、窓の外で白い波頭が立つのを見ながら浸かることになる。海辺の露天が閉まっている日でも、ここからなら海を見られる。

酸ヶ湯や蔦とは別の青森

青森の温泉というと、八甲田の酸ヶ湯や蔦温泉のような山の湯が思い浮かぶ。あちらはブナの森と雪の世界だ。

不老ふ死温泉は海である。同じ県でも、山を越えて津軽の西の端まで来ないとこの景色はない。五能線に乗って日本海沿いを走ってくる時間そのものが、この温泉への入口になっている。

湯以外の見どころ

白神山地の麓の十二湖は車で30分ほど。青池の透き通った青は、天気と時間で表情が変わる。千畳敷海岸は地震で隆起した岩棚が海沿いに広がる場所で、五能線の車窓からも見える。

宿は網元でもあり、食事には津軽・深浦の海の幸が並ぶ。日帰りでも「深浦マグロステーキ丼」を食べられる。

着くまで

JR五能線のウェスパ椿山駅か艫作駅から送迎がある。五能線は本数が少ないので、時刻を先に決めてから宿に連絡したい。

車なら東北自動車道の大鰐弘前ICから1時間30分ほど。秋田側から国道101号を北上する道もあり、こちらは海沿いをずっと走る。急ぐ旅には向かないが、この温泉に急いで行く意味もあまりない。

Day Trip

黄金崎不老ふ死温泉の日帰り入浴

  • 海辺の露天風呂
  • 十二湖(青池)
  • 千畳敷海岸

露天風呂は高波・悪天候時に閉鎖されます。夕陽を狙うなら日没時刻の確認を。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Temperature

52.2℃高温泉

2060100℃

Best Season

秋・夏

春夏秋冬
Benefits
神経痛腰痛皮膚病
所在地Location
青森県
泉質Spring Quality
含鉄泉・塩化物泉
最寄駅Nearest Station
JR五能線 ウェスパ椿山駅/艫作駅(送迎あり)/東北道 大鰐弘前IC(車約1時間30分)
東京からFrom Tokyo
約6時間
大阪からFrom Osaka
約8時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

黄金崎不老ふ死温泉のよくある質問

Q不老ふ死温泉の泉質は?
A

宿は泉質を含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性高温泉)、温度52.2度、地下200メートルから1分間に400リットル湧出と案内しています。鉄を多く含むため湧き出た瞬間は透明で、空気に触れて酸化し赤褐色になるのが特徴だとしています。温度調整のため加水はしているが源泉かけ流しを行っている、と明記しています。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。

Q海辺の露天風呂はどんな風呂ですか?
A

宿は、高波の際には海水が浴槽に入り込むため閉鎖しなければならないほど海に近いと書いています。照明がないため日の出から日没までの利用で、宿泊者の入浴時間は日の出から日没まで、日帰りは9時から16時(受付15時30分まで)。混浴と女性専用の二つがあり、湯あみ着を着用できます。シャワー設備はないので、体を洗うのは内風呂になります。撮影は禁止です。

Q露天風呂に入れないことはありますか?
A

あります。宿は、高波や雷雨など悪天候時、メンテナンス時は利用できないと案内しています。冬期に湯温が上がらない日は混浴のみになる場合があり、夏期は海岸にアブやブヨが発生するとも書いています。当日に確認するのが確実です。

Qお風呂はいくつありますか?
A

三つです。海沿いの露天風呂、新館大浴場「不老ふ死の湯」、本館大浴場「黄金の湯」。新館の不老ふ死の湯は本館より高い場所にあり、大きな窓から日本海を見渡せます。日帰りの人も三つとも利用できますが、それぞれ入浴時間が違うので注意が必要です。

Q日帰りで入れますか?
A

入れます。宿は日帰り入浴を9時から19時(受付18時30分まで)、繁忙期は8時から20時までと案内しています。ただし海辺の露天風呂だけは日没までなので、夕方以降は内風呂のみになります。食事処では「深浦マグロステーキ丼」を出しています。

UPDATED 2026.09.23

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