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Aomori

青森県の温泉地

16 AREAS

酸ヶ湯は八甲田の山中に一軒だけ建っている。周囲に集落はない。国民保養温泉地として国が最初に指定した三か所に、ここが含まれている。総ヒバ造りの千人風呂には熱湯、四分六分の湯、冷の湯といった複数の湯船が並ぶ。三百年以上、湯治場として使われてきた宿である。

青森駅からバスでおよそ70分。東京からは新青森まで新幹線、その先はバスに乗り換える。八甲田ロープウェーが近く、冬は樹氷、秋は紅葉を見に上がれる。地獄沼や睡蓮沼は温泉のすぐ周辺にある。奥入瀬渓流と十和田湖も同じ範囲にあり、青森駅から酸ヶ湯を経て十和田湖へ抜ける行程が組める。冬は使えない区間があるので確認したい。

嶽温泉の風景
Aomori青森県

嶽温泉

Dake Onsen Hirosaki

青森県弘前市、岩木山の南側の山麓にある温泉地。嶽温泉旅館組合は延宝2年(1674年)に杣夫の野呂長五郎がキツネを追って雪穴の湯を見つけたのが始まりとし、寛政8年(1794年)の火事のあと1000メートルほど下に湯小屋を建てて四季を通じて住むようになったのが今の嶽温泉だと書く。硫黄の匂いが濃い濁り湯。弘前駅からバスで50分。

硫黄泉酸性泉塩化物泉
黄金崎不老ふ死温泉の風景
Aomori青森県

黄金崎不老ふ死温泉

Koganezaki Furofushi Onsen

青森県西津軽郡深浦町、日本海に突き出た黄金崎の波打ち際に湧く温泉。泉質は含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉で、湧いた瞬間は透明だが空気に触れて酸化し赤褐色になる。地下200メートルから1分間に400リットル、52.2度で湧く。海と一体になった露天風呂は高波のときに海水が入り込むほど海に近く、照明がないため日の出から日没までの利用。深浦町は「日本の夕陽百選」に選ばれている。

含鉄泉塩化物泉
下風呂温泉の風景
Aomori青森県

下風呂温泉

Shimofuro Onsen

青森県下北郡風間浦村、津軽海峡に面した本州最北の温泉郷のひとつ。室町時代の記録にも残る湯治場で、厳寒の海から戻った漁師が体を温めてきた。大湯・新湯・浜湯という泉質の違う源泉があり、いずれも硫黄を含む。共同浴場の大湯と新湯は2020年11月30日に営業を終え、二つの源泉を引く「海峡の湯」に統合された。井上靖は小説『海峡』でこの湯を書いた。対岸には北海道が見え、冬は大間のマグロとあんこうの季節。

硫黄泉塩化物泉
十和田湖畔温泉の風景
Aomori青森県

十和田湖畔温泉

Towadako Kohan Onsen

青森県十和田市の休屋地区、十和田湖のほとりにある温泉地。十和田八幡平国立公園のなかにある。2003年に地下深くまで掘って湧出した新しい温泉で、それまで十和田湖畔には温泉がなかった。泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉。乙女の像と十和田神社が歩いて行ける距離にあり、奥入瀬渓流へも近い。

硫酸塩泉塩化物泉炭酸水素塩泉
蔦温泉の風景
Aomori青森県

蔦温泉

Tsuta Onsen

南八甲田のブナの森、奥入瀬渓流の入口近くに一軒だけ建つ宿の温泉。久安3年(1147年)にはこの地に湯治小屋があったと文献に残る。源泉の上に浴槽があり、湯船の底板から空気に触れていない湯が湧く「源泉湧き流し」の湯。明治の文人大町桂月がここに本籍を移して没し、周囲の蔦沼は紅葉が水面に映る景色で知られる。

硫酸塩泉炭酸水素塩泉塩化物泉
谷地温泉の風景
Aomori青森県

谷地温泉

Yachi Onsen

青森県十和田市、八甲田の山中にある一軒宿の温泉。開湯400年以上を数え、日本三秘湯のひとつに挙げられる。湯は二つある。浴槽の底から直接湧く38度の「下の湯」は無色透明で霊泉と呼ばれ、硫黄の湯の花で白濁した42度の「上の湯」は熱湯と呼ばれる。ぬるい下の湯に長く浸かってから上の湯で温まる入り方をする。周りは高山植物が自生する谷地湿原。冬の積雪は酸ヶ湯より多い5メートル。青森駅からバスで2時間。

硫黄泉単純温泉
薬研温泉の風景
Aomori青森県

薬研温泉

Yagen Onsen

青森県むつ市大畑町、下北半島国定公園のなかにある温泉郷。むつ市は津軽海峡に注ぐ大畑川の上流約10キロの渓谷沿いにある薬研温泉と、さらに約2キロ上流の奥薬研温泉の二つからなると説明する。泉質は無色透明の弱アルカリ性単純泉。奥薬研にはかっぱ伝説が残り、市営の露天風呂「元祖かっぱの湯」と「夫婦かっぱの湯」がある。紅葉は10月下旬から11月上旬。

単純温泉
Ryokan

青森県の宿

すべての宿

掲載している22軒です。順位は付けていません。 湯と建物の性格が分かるように書いてあるので、何を目的にするかで選んでください。

青荷温泉の景色
青荷温泉
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ランプの宿 青荷温泉

青森県

青森県黒石市沖浦、青荷渓谷の底にある31室の一軒宿。各室に電灯がなく、夜はランプの明かりだけで過ごす。携帯の電波も届かない。風呂は四つあり、宿はすべて源泉かけ流しとしている。1929年(昭和4年)に青森県の歌人、丹羽洋岳が開いたと宿は書く。冬季は一般車両が通行止めになり、送迎バスで山道を30分。

源泉かけ流し露天風呂日帰り入浴あり
嶽温泉の景色
嶽温泉
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小島旅館

青森県

青森県弘前市常盤野、岩木山の南麓にある14室の宿。嶽温泉旅館組合の事務所を兼ねている。宿は嶽温泉特有の濃厚な白い濁り湯を青森ヒバの浴槽で楽しんでほしいと書き、泉質が強いため浴槽を木造りにしていると説明する。外来入浴は午前10時から午後4時まで。舞タケ釜めしなど地の物を使った料理を出す。弘前駅からバスで約60分。

小規模の宿日帰り入浴あり
黄金崎不老ふ死温泉の景色
黄金崎不老ふ死温泉
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黄金崎不老ふ死温泉

青森県

青森県西津軽郡深浦町舮作、日本海に突き出た黄金崎に建つ全70室の宿。名物は波打ち際の露天風呂で、高波のときは海水が浴槽に入り込むほど海に近い。泉質は含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉、52.2度、地下200メートルから1分間に400リットル。鉄を含むため空気に触れて赤褐色になる。新館大浴場「不老ふ死の湯」と本館大浴場「黄金の湯」もあり、どれも日本海を見渡せる。網元の宿で、深浦の海の幸が並ぶ。

露天風呂日帰り入浴あり
下風呂温泉の景色
下風呂温泉
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下風呂温泉 ホテルニュー下風呂

青森県

青森県下北郡風間浦村下風呂、津軽海峡に面した全24室の宿。下風呂温泉にある大湯・新湯・浜湯の三つの源泉のうち、浜湯を自家源泉として持つ。海沿いでは珍しい乳白色の硫黄泉で、源泉温度は47度。宿は「24時間掛け流しなのでいつでも純粋な温泉に入っていただけます」と書く。大浴場は1階にあり、鉄平石を敷いた洗い場と畳の脱衣場。大きな窓から下風呂漁港が見える。湯量が少ないため浴槽は小さめだと宿は断っている。下北駅からバスで約1時間。

源泉かけ流し
十和田湖畔温泉の景色
十和田湖畔温泉
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十和田湖畔温泉 ホテル十和田荘

青森県

青森県十和田市大字奥瀬十和田湖畔休屋340、十和田湖の休屋地区に建つ大型ホテル。総部屋数234室。大浴場は二つあり、浴室の真ん中に檜の矢倉が建つ純和風の「御倉」と、古代神殿をモチーフに神殿の柱が建つ「カルデラ」。男女入れ替え制で両方入れる。大浴場に併設の庭園露天風呂は積雪期に休止する。泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉。

露天風呂
蔦温泉の景色
蔦温泉
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蔦温泉旅館

青森県1909年(明治42年)に湯治場から旅館へ

南八甲田のブナの森に一軒だけ建つ、千年の秘湯を掲げる宿。源泉の上に浴槽を置き、湯船の底板から空気に触れていない湯が湧く「源泉湧き流し」の湯を「久安の湯」と「泉響の湯」で使う。1918年築の木造本館を今も玄関と客室に使い、大町桂月が本籍を移して没した宿として資料館を持つ。2022年に源泉かけ流しの半露天風呂付きの離れが3棟開いた。全35室。

貸切風呂露天風呂付き客室歴史的建築日帰り入浴あり
谷地温泉の景色
谷地温泉
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谷地温泉

青森県

青森県十和田市法量谷地、八甲田の山中に建つ一軒宿。開湯400年以上、日本三秘湯のひとつとされる。浴槽の底から直接湧く38度の「下の湯」と、硫黄の湯花で白濁した42度の「上の湯」があり、ぬるい湯に長く浸かってから熱い湯で仕上げる。古びた木造の建物で、客室は昭和レトロ、トイレと洗面所は共同。東館の源氏の間は瀬戸内寂聴が『源氏物語』第九巻を執筆した部屋。名物は南八甲田の天然水で育った岩魚料理。青森駅からバスで2時間。

源泉かけ流し小規模の宿日帰り入浴あり
薬研温泉の景色
薬研温泉
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薬研温泉 薬研荘

青森県

青森県むつ市大畑町朝比奈岳1-14、薬研温泉にある全6室の小さな宿。宿は楽天トラベルに「無色透明・無味無臭の天然温泉100%掛け流しですので、24時間ご利用できます」と登録する。浴槽はぬるめと熱めがあり、24時間入れる。山菜やキノコを使った手作りの料理を出す。JR下北駅からバスで旧大畑駅まで来れば、有料の送迎がある。

源泉かけ流し小規模の宿