本文へ移動本文へスキップ
Shizuoka — Onsen Area
土肥温泉(静岡県)の風景

Photo: oimo / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Toi Onsen

土肥温泉

といおんせん

金山の坑道から湯が湧いたと伝わる、西伊豆で最も古く大きな温泉地。江戸時代に佐渡と並ぶ金山として栄えた土肥金山の町で、駿河湾に沈む夕日と松原公園の世界一の花時計で知られる。市が管理する6つの源泉を混ぜたカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉、pH8.3、54.3度。

Quality
硫酸塩泉・塩化物泉
Access
伊豆箱根鉄道 修善寺駅(バス約50分)/清水港から駿河湾フェリー約70分
From Tokyo
約3時間
From Osaka
約4時間
pH
8.3
Temp
54.3 ℃

※ 本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます

土肥温泉の宿を見る(2軒)

土肥温泉は伊豆半島の西岸、駿河湾に面した土肥の町にある。西伊豆で最も古く、最も大きな温泉地と伊豆市観光協会土肥支部は案内している。

金山から湧いた湯

土肥は金山の町だった。江戸時代に佐渡金山と並ぶ日本有数の金山として栄え、昭和まで採掘が続いた。

温泉もその坑道から湧いた。曹洞宗の古刹安楽寺の境内奥の坑道で、金山の採掘中に温泉が湧き、病気平癒を願う住職の願いが叶って入浴した人の病が治ったという故事が残ると観光協会は書いている。この湯は「まぶ湯」と呼ばれ、別名を医王泉という。今は入浴できないが、浴槽の脇の湯かけ地蔵に湯をかけて祈る形で拝観できる。

土肥温泉は400年ほど前の金山開発の頃から発展した。金と湯が同じ坑道から出た町である。

六つの源泉を混ぜる

温泉は伊豆市が源泉を所有し、各施設に配っている。三脈、水口、水口洞、山ノ神、中村、下庄田の6つの源泉で、深さ100メートルから600メートル、温度40.5度から64.3度と源泉ごとに違う。これを混ぜた湯はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉でpH8.3、温度54.3度と市は公表している。

6源泉の湧出量を合わせると毎分2,500リットルほどになる。無色透明で、切り傷や慢性皮膚病に効くとされる湯である。

共同浴場は2つ。源泉に最も近い元湯温泉は源泉かけ流しで、高温のため加水することもあると観光協会は書いている。旅人岬方面の弁天の湯は御影石の内湯と、一枚岩をくり抜いた露天風呂と岩風呂があり、湯量豊富な温泉がかけ流しで注がれる。

松原公園の夕日

温泉街の海側に松原公園がある。樹齢400年を超える松が100本ほど並び、その先はすぐ砂浜である。

駿河湾越しに沈む夕日が一年中見られると観光協会は書いている。東伊豆の温泉地は朝日の側、西伊豆は夕日の側で、土肥に泊まる理由はここにある。

公園には世界一の花時計がある。1991年に完成し、1992年にギネスブックで世界最大の花時計と認定された。噴湯の両脇に無料の足湯「黄金の湯」があり、散策の疲れを取る。

土肥金山

観光施設になった土肥金山では、当時の坑道を再現した観光坑道を歩き、砂金採りを体験できる。9時から17時、無休。坑内は年間を通して涼しい。

2026年には金鉱石を使った枯山水と約850本の黄金竹の竹林からなる庭「開運 黄金ノ庭」ができたと観光協会は案内している。

着くまで

東京から車で2時間35分、電車とバスで約3時間。東京駅から特急踊り子で修善寺駅まで乗り換えなしで行き、堂ヶ島・松崎行きのバスで約50分。

車なら東名の沼津ICか新東名の長泉沼津ICから伊豆縦貫道を経由して55分。

もう一つの行き方が海である。清水港から駿河湾フェリーで土肥港まで70分。1日3便で、静岡側から伊豆へ渡る形になる。フェリーの送迎を出す宿がある。

歩き方

温泉街は海沿いに広がり、平坦で歩きやすい。松原公園を中心に、金山へは歩いて15分ほど。

午後に着いて金山を見て、夕方は松原公園で夕日を待つ。翌朝に元湯へ寄り、堂ヶ島や松崎へ南下するか、修善寺へ戻る。西伊豆の入口として使いやすい温泉地である。

Day Trip

土肥温泉の日帰り入浴

  • 元湯温泉(14:00〜21:00、水曜休)
  • 弁天の湯(13:00〜20:00、火曜休)
  • 足湯 黄金の湯(松原公園、無料)
  • 土肥金山

駿河湾フェリーで清水から渡れば、静岡側からの日帰りが組めます。松原公園の夕日は一年中海に沈むので、夕方まで居る行程が向いています。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Temperature

54.3℃高温泉

2060100℃

pH

8.3弱アルカリ性

0 酸性7アルカリ性 14

Best Season

夏・秋

春夏秋冬
Benefits
神経痛筋肉痛冷え性きりきず
所在地Location
静岡県
泉質Spring Quality
硫酸塩泉・塩化物泉
最寄駅Nearest Station
伊豆箱根鉄道 修善寺駅(バス約50分)/清水港から駿河湾フェリー約70分
東京からFrom Tokyo
約3時間
大阪からFrom Osaka
約4時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

土肥温泉のよくある質問

Q土肥温泉の始まりは?
A

曹洞宗の古刹安楽寺の境内奥の坑道で、金山の採掘中に温泉が湧き、病気平癒を願う住職の願いが叶って入浴した人の病が治ったという故事が残ると伊豆市観光協会土肥支部は案内しています。この湯は「まぶ湯」と呼ばれ、今は入浴できませんが拝観できます。400年ほど前の金山開発の頃から発展した西伊豆最古で最大の温泉地です。

Q土肥温泉の泉質は?
A

伊豆市が所有する三脈、水口、水口洞、山ノ神、中村、下庄田の6つの源泉を混ぜて各施設に配っており、混合泉はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉でpH8.3、温度54.3度と市は公表しています。6源泉の湧出量を合わせると毎分2,500リットルほどです。

Q土肥温泉に共同浴場はありますか?
A

あります。源泉に最も近い元湯温泉(14時から21時、水曜休)は源泉かけ流しで、高温のため加水することもあると観光協会は案内しています。旅人岬方面の弁天の湯(13時から20時、火曜休)は内湯と露天風呂があり、湯量豊富な温泉がかけ流しで注がれます。松原公園には無料の足湯「黄金の湯」があります。

Q土肥金山とは?
A

江戸時代に佐渡金山と並ぶ日本有数の金山として栄えた鉱山で、当時の坑道を再現した観光坑道と砂金採り体験があると観光協会は案内しています。9時から17時、無休です。2026年には金鉱石を使った枯山水などの庭「開運 黄金ノ庭」ができました。

Q土肥温泉へのアクセスは?
A

東京から車で2時間35分、電車とバスで約3時間と観光協会は案内しています。東京駅から特急踊り子で修善寺駅へ、そこから堂ヶ島・松崎行きのバスで約50分。車なら東名の沼津ICか新東名の長泉沼津ICから伊豆縦貫道経由で55分。清水港から駿河湾フェリーで土肥港まで70分の行き方もあります。

UPDATED 2026.09.17

Related

似た湯をもつ温泉地