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Fukushima — Onsen Area
母畑温泉(福島県)の風景

Photo: Σ64 / CC BY 4.0 via Wikimedia Commons

Bobata Onsen

母畑温泉

ぼばたおんせん

福島県石川郡石川町母畑、北須川の谷にある温泉地。福島県観光物産交流協会は母畑・石川温泉郷を「静かな山間の町に点在する大小4つの温泉の総称」とし、「東北でも有数のラジウム温泉地として知られています」と書く。平安時代、八幡太郎義家が馬の傷をこの谷の水で洗ったところ数日で癒えたという開湯伝説が伝わる。三日入れば効くという「三日湯」の言い伝えがある。

Quality
単純温泉・放射能泉
Access
JR水郡線 磐城石川駅からバスで約20分
From Tokyo
東北新幹線で郡山か新白河へ。東北自動車道の矢吹ICからは車で約20分。
From Osaka

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母畑温泉の宿を見る(1軒)

馬の傷が癒えた谷

母畑温泉は福島県石川郡石川町母畑。北須川の谷にある。

開湯の伝説は、馬の話である。平安時代、奥州へ向かった八幡太郎義家——源義家が、馬の傷を谷川の水で洗ったところ、数日で癒えた。そこに湯が湧いていた。

動物が傷を癒す開湯伝説は全国にあるが、たいていは鹿や鶴といった野生の動物だ。ここは武将の馬である。

宿の八幡屋も「八幡太郎がゆかりの名湯、母畑温泉」と登録している。宿の名前そのものが八幡太郎から来ている。

東北有数のラジウム温泉

泉質について、福島県観光物産交流協会が説明している。

「東北でも有数のラジウム温泉地として知られています」「ラドン(ラジウムから放出される気体元素)を皮膚や呼吸によって吸収することによって体調が良くなると言われており、循環器障害や高血圧、更年期障害等の改善に効果があるとされています」。

ラジウム温泉は、全国でも数が限られる。鳥取の三朝、山梨の増富、秋田の玉川などが知られるが、東北ではこの母畑が挙げられる。

宿の八幡屋はアルカリ単純泉と登録している。ラドンは気体なので、泉質の分類とは別の軸で語られることが多い。

効き方は人によるから、気になることは医師に確かめてほしい。

三日入れば効く

母畑温泉には「三日湯」という言葉がある。

宿の八幡屋の説明を引く。「『母畑温泉の三日湯』と云われるとおり、三日入って効果がある温泉として、昭和50年頃から筋肉痛、関節部の治療に最適として、相撲力士の間で密かな評判となる」。

さらに続く。「接骨治療院などが多い町とゆうこともあり、短期間で治療が出来るとゆうことで、有名力士がお忍びで当地を訪れるのが多かった時代がありました」。

力士が体を治しに来る湯。湯治というと長逗留のイメージがあるが、三日という単位で語られるのは珍しい。

四つの温泉の総称

福島県観光物産交流協会は、この一帯を母畑・石川温泉郷と呼ぶ。

「静かな山間の町に点在する大小4つの温泉の総称」。母畑温泉のほか、石川町とその周辺に点在する温泉をまとめている。

大きな温泉街があるわけではない。北須川に沿って、宿が散らばっている。

石川町という土地

石川町は鉱物の町としても知られる。

花崗岩のペグマタイトから、水晶や長石、雲母などが採れた。日本三大鉱物産地のひとつに数えられる。

町なかには鉱物に関する展示があり、採掘跡も残る。温泉に浸かりに来て、石を見て帰るという組み立てができる。

母畑湖は北須川をせき止めたダム湖で、温泉地の上流にある。

東北道から二十分

行き方は難しくない。東北自動車道の矢吹ICから車で約20分。

公共交通ならJR水郡線の磐城石川駅からバスで約20分。宿によっては駅からの送迎を出している。

東北新幹線の郡山や新白河からも遠くない。福島県の中通り南部にあたる。

温泉地として派手ではない。ただ、東北でラジウム温泉に入りたいなら、選択肢は多くない。三日湯という言葉を抱えたこの土地は、その数少ない一つである。

Day Trip

母畑温泉の日帰り入浴

  • 母畑湖
  • 石川町の史跡
  • 阿武隈川

石川町は日本三大鉱物産地のひとつとして知られる。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

春・夏・秋

春夏秋冬
Benefits
関節痛筋肉痛高血圧冷え性
所在地Location
福島県
泉質Spring Quality
単純温泉・放射能泉
最寄駅Nearest Station
JR水郡線 磐城石川駅からバスで約20分
東京からFrom Tokyo
東北新幹線で郡山か新白河へ。東北自動車道の矢吹ICからは車で約20分。

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

母畑温泉のよくある質問

Q開湯の伝説はどんな話ですか
A

平安時代、奥州へ向かった八幡太郎義家(源義家)が、馬の傷を谷川の水で洗ったところ数日で癒えた——それが母畑温泉の始まりと伝わります。宿の八幡屋も「八幡太郎がゆかりの名湯、母畑温泉」と楽天トラベルに登録しています。宿の名前も八幡太郎に由来します。

Q泉質は何ですか
A

福島県観光物産交流協会は「東北でも有数のラジウム温泉地として知られています」「ラドン(ラジウムから放出される気体元素)を皮膚や呼吸によって吸収することによって体調が良くなると言われており、循環器障害や高血圧、更年期障害等の改善に効果があるとされています」と書いています。宿の八幡屋はアルカリ単純泉と登録しています。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。

Q三日湯とは何ですか
A

三日入れば効くという言い伝えです。宿の八幡屋は「『母畑温泉の三日湯』と云われるとおり、三日入って効果がある温泉として、昭和50年頃から筋肉痛、関節部の治療に最適として、相撲力士の間で密かな評判となる」と登録しています。石川町には接骨治療院が多く、短期間で治療できるということで力士が訪れた時代があったとも書いています。

Q母畑・石川温泉郷とは何ですか
A

福島県観光物産交流協会は「静かな山間の町に点在する大小4つの温泉の総称」と書いています。母畑温泉のほか、石川町とその周辺に点在する温泉をまとめた呼び方です。

Qどうやって行きますか
A

福島県観光物産交流協会は東北自動車道の矢吹ICから車で約20分としています。公共交通ならJR水郡線の磐城石川駅からバスで約20分。宿によっては駅からの送迎を出しています。

UPDATED 2026.09.25

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