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Fukushima — Onsen Area
甲子温泉(福島県)の風景

Photo: 写真小僧 at Japanese Wikipedia / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Kashi Onsen

甲子温泉

かしおんせん

福島県西白河郡西郷村、阿武隈川の上流の谷にある一軒宿の温泉。白河藩主の松平定信が愛した湯として知られ、定信の別荘だった建物が今も離れとして使われ、西郷村の重要文化財になっている。看板は大岩風呂で、縦5メートル、横15メートル、深さ最大1.2メートル。鳥居の形の湯口から44〜45度の湯が流れ込み、岩盤の足元からは31〜34度の湯がじんわり自噴する。1号源泉も2号源泉も加水・加温なしの源泉かけ流し。日本秘湯を守る会の会員宿。

Quality
単純温泉・硫酸塩泉
Access
JR新白河駅(宿の無料送迎バス14時発)/東北道 白河IC(車約40分)
From Tokyo
約2時間30分
From Osaka
約6時間

※ 本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます

甲子温泉の宿を見る(1軒)

甲子温泉は福島県西白河郡西郷村真船、阿武隈川の上流の谷にある。一軒宿の旅館大黒屋だけがある。

松平定信が愛した湯

この温泉を語るとき、必ず出てくるのが白河藩主の松平定信である。寛政の改革を行った江戸中期の大名で、この湯を愛したと伝わる。

定信の別荘だった建物は、今も宿の離れとして使われている。西郷村の重要文化財としても守られていると宿は書く。江戸時代の湯治の場が、建物ごと残っている例は多くない。

宿は日本秘湯を守る会の会員で、日光国立公園の中にある。

大岩風呂

看板は大岩風呂である。縦5メートル、横15メートル、深さは最大で1.2メートル。立って入る深さがある。

この湯船には二種類の湯が入る。鳥居の形をした湯口からどっと流れ出す44〜45度の温泉と、岩盤の足元からじんわりと自噴する31〜34度の温泉。熱い湯とぬるい湯が同じ湯船の中で混ざっている。足の下から湧いてくる湯に立って浸かる、という体験ができる。

混浴だが、女性専用の時間帯が朝5時から7時と夜19時から21時に設けられている。

二本の源泉

宿は源泉を二本持ち、浴槽で使い分けている。

1号源泉は単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、大岩風呂と櫻の湯に使う。2号源泉はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、恵比寿の湯に使う。

どちらも加水・加温なしの源泉かけ流しだと宿は明記している。櫻の湯は女湯で大岩風呂と同じ湯、男性専用の時間帯もある。恵比寿の湯は男女別で、内風呂と露天風呂がある。

泊まればすべての風呂が時間帯で入れるようになっているので、温泉好きにはたまらない山の中の一軒宿だと宿は書く。効き方は人によるから、体のことで気になる点があれば入る前に医師に確かめておきたい。

谷の底にある

宿は阿武隈川の上流、谷の底に建っている。新白河駅から車で40分ほど山を上がり、そこから谷へ下る。

周りに店はない。国道289号の甲子トンネルが2008年に開通してからは新潟方面へ抜けられるようになったが、それまでは行き止まりの道だった。

湯以外の見どころ

阿武隈川に架かる雪割橋は、紅葉の名所として知られる。V字の谷を高いところから見下ろす。

白河市内へ下りれば南湖公園がある。松平定信が享和元年(1801年)に造った公園で、身分の差を超えて誰もが楽しめる場所として作られた。日本最古の公園のひとつとされる。白河小峰城も市内にある。定信の湯と定信の公園を一日で回れる。

着くまで

JR新白河駅の東口から宿の無料送迎バスが14時に出る。車では東北自動車道の白河ICから約40分。駐車場は50台で無料、予約はいらない。

冬は道路が凍る。雪の季節は送迎バスの運行も含めて確かめてから向かいたい。

Day Trip

甲子温泉の日帰り入浴

  • 甲子大橋・雪割橋
  • 南湖公園(松平定信が造った公園)
  • 白河小峰城

冬は道路が凍ります。雪の季節は送迎バスの運行も確かめてください。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・春

春夏秋冬
Benefits
慢性皮膚病胃腸病神経痛
所在地Location
福島県
泉質Spring Quality
単純温泉・硫酸塩泉
最寄駅Nearest Station
JR新白河駅(宿の無料送迎バス14時発)/東北道 白河IC(車約40分)
東京からFrom Tokyo
約2時間30分
大阪からFrom Osaka
約6時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

甲子温泉のよくある質問

Q甲子温泉の泉質は?
A

宿によると、大岩風呂と櫻の湯に使う1号源泉は単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)、恵比寿の湯に使う2号源泉はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)です。どちらも加水・加温なしの源泉かけ流しと明記しています。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。

Q大岩風呂とはどんな風呂ですか?
A

縦5メートル、横15メートル、深さは最大で1.2メートルの大きな湯船です。鳥居の形をした湯口からどっと流れ出す44〜45度の温泉と、岩盤の足元からじんわりと自噴する31〜34度の温泉が同じ湯船に入っています。混浴ですが、女性専用の時間帯が朝5時から7時と夜19時から21時に設けられています。

Qほかにどんな風呂がありますか?
A

櫻の湯は女湯で、大岩風呂と同じ湯を使い、男性専用の時間帯もあります。恵比寿の湯は男女別で内風呂と露天風呂があります。宿は、泊まればすべての風呂が時間帯で入れるようになっていると案内しています。

Q松平定信との関係は?
A

江戸時代中期の白河藩主である松平定信が愛した湯で、定信の別荘だった建物を宿が離れとして使っています。この建物は西郷村の重要文化財としても守られていると宿は書いています。

Q甲子温泉へのアクセスは?
A

JR新白河駅の東口から宿の無料送迎バスが14時に出ます。車では東北自動車道の白河ICから約40分。駐車場は50台で無料、予約はいりません。山の中の一軒宿なので、周りに店はありません。

UPDATED 2026.09.24

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