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Fukushima — Onsen Area
土湯温泉(福島県)の風景

Photo: Yauchi / Public domain via Wikimedia Commons

Tsuchiyu Onsen

土湯温泉

つちゆおんせん

吾妻連峰の入口にある温泉地。こけしの産地として知られ、荒川の谷に沿って宿が並ぶ。地熱を使った発電が行われている。

Quality
単純温泉・硫酸塩泉
Access
JR東北新幹線 福島駅(バス約40分)
From Tokyo
約2時間30分
From Osaka
約5時間30分

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土湯温泉の宿を見る(2軒)

土湯温泉は吾妻連峰の入口にある。荒川が刻んだ谷に沿って、宿が斜面に並ぶ。

福島市の三つの温泉地のうち、最も山に近い位置にあたる。

こけしの土地

土湯はこけしの産地である。

宮城の鳴子、遠刈田、弥治郎などと並ぶ伝統こけしの系統のひとつで、土湯こけしと呼ばれる。頭が小さく、蛇の目模様が描かれるのが特徴とされる。

系統ごとに形も描き方も違う。並べて見ると、同じ「こけし」という言葉が指すものの幅が分かる。

温泉街には工人の店や工房があり、絵付けを体験できる場所もある。湯に入るだけでは半日で終わる温泉地なので、この軸を足すと一日の中身が変わる。

この温泉地の湯

単純温泉と硫酸塩泉。無色透明で刺激が少なく、長く浸かっていられる。

複数の源泉があり、宿によって引いている湯が違う。強い成分で押してくる湯ではない。

同じ福島市内でも、高湯の乳白色の硫黄泉とはまったく違う。飯坂のような熱さもない。三つのなかでは最も穏やかな湯である。

湯で発電する

土湯では、温泉の熱を利用したバイナリー発電が行われている。

温泉地が自ら発電し、その収益を地域に還元するという取り組みで、東日本大震災のあとに進められた。見学できる施設がある。

温泉は湯として使うものだが、そこにある熱そのものを別の形で使うこともできる。それを実際にやっている温泉地は多くない。

吾妻連峰への入口

土湯から山を上がると、磐梯吾妻スカイラインに接続する。

吾妻連峰を横断する山岳道路で、標高1,600メートル近くまで上がる。浄土平では火山の荒れた地形が広がり、一切経山の噴気が見える。冬季は閉鎖され、例年4月頃から11月頃までの開通になる。

この道を抜ければ、そのまま磐梯山と裏磐梯へ出られる。五色沼を歩く行程につながる。

紅葉は山の上が例年9月下旬から10月中旬、温泉街は10月下旬から11月上旬。標高差で見頃がずれる。

福島三湯

福島市の周辺には、性格のまったく違う三つの温泉地がある。

飯坂は摺上川沿いの平地。無色透明の湯で、成分そのものは穏やかだが湯が熱い。九つの共同浴場が残る。

高湯は吾妻連峰の中腹。乳白色の酸性硫黄泉で、加水せずに使う宿が多い。

土湯はその入口にあたる。谷の温泉地で、こけしの産地でもある。

福島駅を起点にすれば、いずれもバスや電車で行ける。一泊二日で二つは回れる。

歩き方

JR福島駅からバスで40分ほど。東京からは東北新幹線で福島まで90分、合計2時間30分ほどになる。

温泉街は谷に沿っており、坂がある。徒歩で回れる規模だが、宿の位置によって上り下りの量が変わる。

冬は雪が積もる。道路状況の確認が要る。

Day Trip

土湯温泉の日帰り入浴

  • 公共の浴場
  • 宿の日帰り入浴
  • 温泉街の足湯

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋

春夏秋冬
Benefits
神経痛筋肉痛疲労回復
所在地Location
福島県
泉質Spring Quality
単純温泉・硫酸塩泉
最寄駅Nearest Station
JR東北新幹線 福島駅(バス約40分)
東京からFrom Tokyo
約2時間30分
大阪からFrom Osaka
約5時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

土湯温泉のよくある質問

Q土湯温泉は日帰りでも入れますか?
A

入れます。公共の浴場や日帰り入浴を受け入れている宿があり、温泉街には足湯もあります。福島駅からバスで40分ほどです。

Q土湯こけしとは何ですか?
A

宮城の鳴子、遠刈田、弥治郎などと並ぶ伝統こけしの系統のひとつです。頭が小さく、蛇の目模様が描かれるのが特徴とされます。温泉街には工人の店や工房があり、絵付けを体験できる場所もあります。

Q福島市の三つの温泉地はどう違いますか?
A

飯坂は摺上川沿いの平地にあり、無色透明の熱い湯を九つの共同浴場で使います。高湯は吾妻連峰の中腹で、乳白色の硫黄泉が湧きます。土湯は吾妻連峰の入口にあたり、荒川の谷に宿が並びます。福島駅を起点にすれば、いずれもバスや電車で行けます。

Q地熱発電が行われているというのは本当ですか?
A

温泉の熱を利用したバイナリー発電が行われています。温泉地が自ら発電し、その収益を地域に還元するという取り組みで、東日本大震災後に進められました。見学できる施設があります。

Compare

ほかの温泉地と比べる

UPDATED 2026.08.20

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