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Hokkaido — Onsen Area
支笏湖温泉(北海道)の風景

Photo: Mamusi Taka / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Shikotsuko Onsen

支笏湖温泉

しこつこおんせん

北海道千歳市、支笏湖の東岸に宿が集まる温泉地。支笏湖観光情報サイトは東岸に5軒の温泉旅館が集まると書き、2014年4月から新しい源泉に切り替えてナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉のとろりとした湯を各宿へ配湯していると案内する。北海道観光公式サイトは美人の湯として親しまれると書く。遊覧船の発着場があり、新千歳空港から車で50分。

Quality
炭酸水素塩泉・塩化物泉
Access
JR千歳駅(バス約40分)/新千歳空港(車約50分)/道央道 千歳IC(車約35分)
From Tokyo
約3時間30分
From Osaka
約4時間30分

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支笏湖温泉の宿を見る(2軒)

空港から五十分の湖

支笏湖温泉は北海道千歳市、支笏湖の東岸にある。

新千歳空港から車で50分。JR千歳駅からバスで40分。北海道の温泉地としては、空港からの近さが際立っている。

支笏湖は支笏洞爺国立公園のなかにあるカルデラ湖だ。国内有数の透明度を持ち、冬も凍らない不凍湖として知られる。周りに恵庭岳、風不死岳、樽前山が並ぶ。

湖の東岸に宿が集まっている。支笏湖観光情報サイトは「東岸に5軒の温泉旅館が集まる支笏湖温泉」と書いている。

二〇一四年に湯が変わった

この温泉地には、はっきりした転機がある。

支笏湖観光情報サイト(一般社団法人国立公園支笏湖運営協議会)の説明を引く。

「平成26(2014)年4月に新しい温泉から支笏湖温泉の各宿へ配湯されている温泉。その特徴は、旧温泉に比べて温泉成分がたっぷり含まれていることで、その泉質は、従来の『美人の湯』として定評のあった『ナトリウムー炭酸水素塩泉』に温まり効果が期待できる成分が加わった『ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉』のとろりとした温泉です」。

源泉を掘り直して、湯を入れ替えた。成分が濃くなり、塩化物が加わって温まりやすくなった。

温泉地全体で湯を切り替えるというのは、そう起きることではない。新しい源泉から各宿へ配湯する形なので、東岸の宿はどこも同じ湯を使っている。

泉質紹介の欄では、支笏湖温泉街の泉質をナトリウム-炭酸水素塩(低張性弱アルカリ性温泉)、旧泉質名を重曹泉としている。

とろりとした湯

北海道観光公式サイト HOKKAIDO LOVE! は、この湯をこう書いている。

「支笏湖温泉は、とろりとなめらかな湯ざわりから『美人の湯』として親しまれています。身体をやさしく包み込むような温もりと、しっとりとした湯上がりの心地よさが魅力」。

重曹を含む湯は肌の角質をやわらげる。それが「とろり」という感触になる。

北海道にはこの系統の湯が多い。ただ、支笏湖の場合は塩化物が加わっているぶん、湯冷めしにくい。

効き方は人によるので、そこは案内として読んでほしい。

丸駒温泉とは別

支笏湖には、もうひとつ温泉地がある。

支笏湖観光情報サイトは並べて書いている。「北西岸にそびえる恵庭岳の麓に位置する、大正4年開湯の丸駒温泉と、東岸に5軒の温泉旅館が集まる支笏湖温泉があり、泉質の異なる温泉が楽しめます」。

丸駒温泉は一軒宿で、足元湧出の天然露天風呂が名物だ。湖と岩場で隔てただけの造りなので、湯の深さが支笏湖の水位と一緒に上下する。

泉質も違う。丸駒はナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉で、旧泉質名は含土類・石膏-食塩泉。支笏湖温泉の重曹泉系とは別の系統だ。

同じ湖を囲んで、性格の違う湯が二つある。

華やかではない、という長所

支笏湖観光情報サイトは、この温泉地の雰囲気を正直に書いている。

「どの宿も上質で洗練されたくつろぎを提供する、大人の宿といった雰囲気を醸し出しており、いわゆる『温泉街』的な華やかさはないかもしれませんが、その落ち着いた雰囲気が、自然と調和した温泉そのものの魅力が引き立てています」。

浴衣で歩く通りも、射的も、土産物屋の連なりもない。

遊覧船の発着場があり、飲食店と土産物店がある。それだけだ。

国立公園のなかなので、建物を増やすことに制限がある。だから小さいままで来た。

湖のそばで何をするか

支笏湖は水の透明度で知られる。遊覧船には船底に窓のあるタイプがあり、水中が見える。

カヌーやSUPで湖に出る人もいる。夏は水面が静かな日が多い。

樽前山と風不死岳の登山口が近い。樽前山は溶岩ドームを持つ活火山で、七合目まで車で上がれる。

冬は「千歳・支笏湖氷濤まつり」がある。湖の水を吹きつけて作った氷のオブジェを並べる催しで、夜はライトアップされる。開催期間は年によって変わる。

着くまで

新千歳空港から車で50分。JR千歳駅からバスで40分。道央自動車道の千歳ICからは35分ほど。

札幌市街からも車で1時間半ほどで着く。

空港に近いので、到着した日にそのまま入る、あるいは帰る日の午前に湯に入ってから空港へ向かう、という組み立てができる。北海道の温泉地では珍しい使い方だ。

冬は道が凍る。レンタカーなら冬用の装備を確かめたい。

Day Trip

支笏湖温泉の日帰り入浴

  • 支笏湖の遊覧船
  • 苔の洞門周辺の散策路
  • 樽前山と風不死岳の登山口

新千歳空港から近いので、到着日や出発日に組み込みやすい。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・冬

春夏秋冬
Benefits
きりきず冷え性疲労回復
所在地Location
北海道
泉質Spring Quality
炭酸水素塩泉・塩化物泉
最寄駅Nearest Station
JR千歳駅(バス約40分)/新千歳空港(車約50分)/道央道 千歳IC(車約35分)
東京からFrom Tokyo
約3時間30分
大阪からFrom Osaka
約4時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

支笏湖温泉のよくある質問

Q支笏湖温泉はどこにありますか
A

北海道千歳市、支笏湖の東岸です。北海道観光公式サイトはJR千歳駅からバスで約40分、道央自動車道の千歳ICから約35分、新千歳空港から約50分としています。空港から近い温泉地です。

Q泉質を教えてください
A

支笏湖観光情報サイト(一般社団法人国立公園支笏湖運営協議会)は、支笏湖温泉街の泉質をナトリウム-炭酸水素塩(低張性弱アルカリ性温泉、旧泉質名 重曹泉)としています。さらに「平成26(2014)年4月に新しい温泉から支笏湖温泉の各宿へ配湯されている温泉」で、従来の美人の湯に温まり効果の成分が加わったナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉のとろりとした湯になったと説明しています。

Q丸駒温泉とは違いますか
A

別の温泉地です。支笏湖観光情報サイトは「北西岸にそびえる恵庭岳の麓に位置する、大正4年開湯の丸駒温泉と、東岸に5軒の温泉旅館が集まる支笏湖温泉があり、泉質の異なる温泉が楽しめます」と書いています。丸駒は一軒宿で、足元湧出の天然露天風呂が名物です。

Q温泉街はありますか
A

宿が集まってはいますが、賑やかな温泉街ではありません。支笏湖観光情報サイトは「いわゆる『温泉街』的な華やかさはないかもしれませんが、その落ち着いた雰囲気が、自然と調和した温泉そのものの魅力が引き立てています」と書いています。遊覧船の発着場と飲食店、土産物店があります。

Q日帰りで入れますか
A

入れます。北海道観光公式サイトは「湖畔には宿泊施設が点在し、日帰り入浴を楽しめる施設も充実しています」と書いています。宿によって受付時間が違うので、行く前に確かめてください。

Q支笏湖はどんな湖ですか
A

国内有数の透明度を誇るカルデラ湖です。支笏洞爺国立公園のなかにあり、冬も凍らない不凍湖として知られます。湖の周りに恵庭岳、風不死岳、樽前山が並びます。

UPDATED 2026.09.29

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