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Hokkaido — Onsen Area
阿寒湖温泉(北海道)の風景

Photo: Soica2001 / Public domain via Wikimedia Commons

Akanko Onsen

阿寒湖温泉

あかんこおんせん

マリモが育つ阿寒湖の南岸に開けた温泉地。アイヌの集落「アイヌコタン」が温泉街に隣接し、冬は湖が全面結氷する。釧路空港から車で1時間。

Quality
単純温泉
Access
JR根室本線 釧路駅(バス約2時間)
From Tokyo
約4時間
From Osaka
約5時間

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阿寒湖温泉の宿を見る(2軒)

阿寒湖温泉は北海道の東部、阿寒湖の南岸にある。

温泉街の隣にアイヌの集落があり、湖にはマリモが育つ。温泉地の性格は、湖とアイヌ文化の二つで決まっている。

マリモの湖

阿寒湖のマリモは国の特別天然記念物である。

球状に育つ藻で、これほど大きく丸く育つ湖は世界でも限られる。湖畔の展示施設や、遊覧船で渡る島の観察センターで見られる。湖の中で自然に育つマリモそのものは保護されており、直接見られる場所は限られている。

アイヌコタン

温泉街に隣接して、アイヌの集落がある。アイヌコタンと呼ばれる。

木彫りの工芸品を扱う店が並び、古式舞踊や現代の舞台を見られる劇場がある。北海道の観光公式サイトは、工芸品店や飲食店が軒を連ね「アイヌシアター イコロ」で古式舞踊などの伝統文化を鑑賞できると案内している。

観光のために作られた施設ではなく、アイヌの人々が暮らし、文化を伝えている場所である。温泉地の隣にこうした集落があるのは、阿寒湖だけといってよい。

この温泉地の湯

湯は単純温泉。無色透明で刺激が少なく、肌あたりがやわらかい。

押してくる湯ではない。道東の寒さのなかで、長く浸かっていられる湯である。湖に面した宿では、湯から湖を見る。

冬の湖

冬、阿寒湖は全面結氷する。

氷の上に出て、ワカサギ釣りやスノーモービルができる。気温は氷点下20度を下回ることがあり、屋外に長くいる前提の服装が要る。冷えたら宿に戻って湯に入る。冬の阿寒湖は、その繰り返しで一日が進む。

道東を回る

阿寒湖は釧路と網走の間にある。

釧路湿原、摩周湖、屈斜路湖が同じ範囲にあり、道東を回る行程の宿泊地になる。釧路空港から車で1時間ほど。冬は路面が凍るので、車で回るなら装備と道路状況の確認が要る。

北海道の観光公式が書いていること

北海道の観光公式サイトは、阿寒湖温泉を特別天然記念物のマリモが自生する阿寒湖の南のほとりに100年以上も昔に開けた歴史ある温泉地としている。

泉質は炭酸水素塩泉と単純温泉。阿寒の湯のほとんどは無味・無臭・無色透明で、広範囲にやわらかな効果が期待できる単純泉であることから「万人の湯」として親しまれてきた、とも書かれている。

強い湯ではない。阿寒を選ぶ理由は、湯の個性よりも湖とアイヌ文化と自然にある。そのうえで、湯は誰でも入れるものが用意されている、という構図である。

ボッケ

温泉街のそばに、ボッケという場所がある。

地中からボコボコと音を立てて湯気や泥湯を噴き上げる。アイヌ語で「煮え立つ」という意味だと公式サイトは説明している。100度近い泥の下から火山ガスが噴き出す泥火山現象である。

ボッケ自然探勝路という遊歩道が整備されていて、温泉街から歩いて行ける。湯が湧くのと同じ熱が、別のかたちで地面に出ている場所である。

歩き方

JR根室本線の釧路駅からバスでおよそ2時間。釧路空港からは車で1時間ほどで、空港からの直行バスもある。東京からは飛行機で釧路へ入り、合わせて4時間ほどになる。

温泉街は湖岸に沿ってまとまっており、徒歩で回れる。アイヌコタンも歩いて行ける。

Day Trip

阿寒湖温泉の日帰り入浴

  • 日帰り入浴を受け入れている宿

道東の山あいです。冬は路面が凍ります。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・冬

春夏秋冬
Benefits
神経痛筋肉痛疲労回復
所在地Location
北海道
泉質Spring Quality
単純温泉
最寄駅Nearest Station
JR根室本線 釧路駅(バス約2時間)
東京からFrom Tokyo
約4時間
大阪からFrom Osaka
約5時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

阿寒湖温泉のよくある質問

Q阿寒湖温泉の泉質は?
A

北海道の観光公式サイトは炭酸水素塩泉と単純温泉としています。阿寒の湯のほとんどは無味・無臭・無色透明で、広範囲にやわらかな効果が期待できる単純泉であることから「万人の湯」として親しまれてきたと書いています。

Qボッケとは何ですか?
A

地中からボコボコと音を立てて湯気や泥湯を噴き上げる場所です。アイヌ語で「煮え立つ」という意味で、100度近い泥の下から火山ガスが噴き出す泥火山現象です。ボッケ自然探勝路が整備されていて温泉街から歩いて行けます。

Q阿寒湖アイヌコタンでは何ができますか?
A

工芸品店や飲食店が軒を連ね、「アイヌシアター イコロ」で古式舞踊などの伝統文化を見られます。温泉街の一角にアイヌの集落があるという形は全国でもここだけです。

Q阿寒湖温泉は日帰りでも入れますか?
A

入れます。日帰り入浴を受け入れている宿があります。ただし釧路駅からバスで2時間、釧路空港から車で1時間ほどかかる場所なので、道東を回る行程の中で泊まるほうが向いています。

Qマリモは見られますか?
A

見られます。阿寒湖のマリモは国の特別天然記念物で、湖畔の展示施設や、遊覧船で渡る島の観察センターで見ることができます。湖の中で自然に育つマリモそのものは保護されており、直接見る場所は限られます。

Qアイヌコタンとは何ですか?
A

温泉街に隣接するアイヌの集落です。木彫りの工芸品を扱う店が並び、古式舞踊や現代の舞台を見られる劇場があります。観光のために作られた施設ではなく、アイヌの人々が暮らし、文化を伝えている場所です。

Q冬の阿寒湖はどうなりますか?
A

湖が全面結氷します。氷上でワカサギ釣りやスノーモービルができ、氷の上に出られます。気温は氷点下20度を下回ることがあり、屋外に長くいる前提の服装が要ります。

UPDATED 2026.10.01

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