本文へ移動本文へスキップ
Gunma — Onsen Area
磯部温泉(群馬県)の風景

Photo: Abasaa / Public domain via Wikimedia Commons

Isobe Onsen

磯部温泉

いそべおんせん

誰もが知る温泉記号♨の発祥の地。万治4年(1661年)に江戸幕府が出した文書の裏に磯部温泉を記した温泉記号が二つ描かれ、日本最古の温泉記号とされる。妙義山を望む碓氷川沿いの温泉街で、天明3年(1783年)の浅間山大噴火で湧出量が増えた。童話「舌切り雀」の発祥地でもあり、磯部せんべいと夏の鮎料理で知られる。

Quality
塩化物泉・炭酸水素塩泉
Access
JR信越本線 磯部駅(徒歩約5分)
From Tokyo
約1時間30分
From Osaka
Temp
52.6 ℃

※ 本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます

磯部温泉の宿を見る(2軒)

磯部温泉は群馬県安中市の南西、碓氷川の清流沿いにある。日本三奇勝の一つ妙義山を望み、信越本線の磯部駅から歩ける。7軒の温泉旅館に湯が引かれた、小さな温泉街である。

♨の発祥

磯部温泉は誰もが知っている温泉記号発祥の地だと安中市は案内している。万治4年(1661年)、江戸幕府が出した裁決の文書の裏に、磯部温泉を記した温泉記号が二つ描かれていた。専門家の調査で、日本で使われた最古の温泉記号と判明した。こうして磯部温泉は温泉記号発祥の地になったと市は書いている。温泉街にその碑がある。

浅間山が増やした湯

古くから湯があることは知られていたが、天明3年(1783年)の浅間山大噴火のときに湧出量を増したといわれると市は案内している。中山道を往来する旅人や近在からの湯治客で古くから賑わい、都会の俗塵を避けて清遊に訪れた文人墨客も多く、文学碑が残る。

泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩強塩温泉(高張性中性高温泉)。湯に含まれる成分は群馬県内の温泉の中でも1、2を競うすばらしい湯と評価されていると市は書く。泉温は52.6度で、入ると肌がつるつるする。宿の一つは、もともと温度の低い鉱泉だったが平成8年に掘削して52.6度の湯が毎分150リットル湧くようになり、ドイツのベルツ博士が絶賛したと書いている。

舌切り雀の宿

磯部は童話「舌切り雀」の発祥地とされる。明治期に児童文学者の巌谷小波がこの地を訪れ、舌切り雀の民話を童話にした。宿の一つは、江戸時代から旅館業を営む旧家で、竹が鬱蒼と生い茂る中に佇む宿がまるでおとぎ話の雀のお宿のようだと村人に言い伝えられ、滞在した巌谷小波の手で童話化されたと書いている。温泉街の宿の名に雀が付くのはそのためである。

せんべいと鮎

鉱泉水を使ったさくさくした食感の磯部せんべいが、昔からの温泉名物である。世代を問わず人気の土産だと市は書く。

6月中旬から9月下旬には、碓氷川のほとりの磯部簗で新鮮な鮎を使った料理を楽しめる。毎年8月15日と16日に磯部温泉まつりが開かれ、花火が上がる。

着くまで

JR信越本線の磯部駅から温泉街まで徒歩5分ほど。高崎から20分。東京から新幹線で高崎まで50分なので、合わせて1時間30分ほどで着く。

車なら上信越道の松井田妙義ICから国道18号で15分。軽井沢まで35分と宿の一つは案内しており、軽井沢の帰りに寄る道でもある。

歩き方

温泉街は駅から碓氷川へ下る道沿いに宿が並び、小さい。愛妻橋から温泉街と妙義山を見渡せる。温泉記号の碑を見て、せんべいを買い、宿の湯に入る。

東京から近いので日帰りが組みやすいが、妙義山や碓氷峠の旧道、めがね橋と組んで一泊すれば、群馬の西の端を回れる。

Day Trip

磯部温泉の日帰り入浴

  • 日帰り温泉施設と足湯(安中市の案内)
  • 温泉記号発祥の地の碑
  • 磯部簗(6月中旬〜9月下旬)

東京から1時間30分で駅から歩けるので、日帰りが組みやすい温泉地です。夏は簗の鮎と組み合わせられます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Temperature

52.6℃高温泉

2060100℃

Best Season

秋・夏

春夏秋冬
Benefits
やけどきりきず慢性婦人病冷え性
所在地Location
群馬県
泉質Spring Quality
塩化物泉・炭酸水素塩泉
最寄駅Nearest Station
JR信越本線 磯部駅(徒歩約5分)
東京からFrom Tokyo
約1時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

磯部温泉のよくある質問

Q磯部温泉が温泉記号発祥の地なのはなぜですか?
A

万治4年(1661年)に江戸幕府が出した裁決の文書の裏に、磯部温泉を記した温泉記号が二つ描かれており、専門家の調査で日本で使われた最古の温泉記号と判明したと安中市は案内しています。温泉街に温泉記号発祥の地の碑があります。

Q磯部温泉の泉質は?
A

ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩強塩温泉(高張性中性高温泉)で、湯に含まれる成分は群馬県内の温泉の中でも1、2を競うと評価されていると安中市は案内しています。泉温は52.6度で、入ると肌がつるつるすると書いています。宿の一つは、もともと温度の低い鉱泉だったが平成8年に掘削して52.6度の湯が毎分150リットル湧くようになったとしています。

Q舌切り雀と磯部温泉の関係は?
A

明治期に児童文学者の巌谷小波がこの地を訪れた際に、舌切り雀の民話を童話にしたことから、磯部は舌切り雀の発祥地とされています。宿の一つは、竹が生い茂る中に佇む宿がおとぎ話の雀のお宿のようだと村人に言い伝えられ、滞在した巌谷小波の手で童話化されたと書いています。

Q磯部温泉の名物は?
A

鉱泉水を使ったさくさくした食感の磯部せんべいが昔からの名物だと安中市は案内しています。6月中旬から9月下旬には碓氷川のほとりの磯部簗で鮎料理を楽しめます。毎年8月15日と16日に磯部温泉まつりが開かれます。

Q磯部温泉へのアクセスは?
A

JR信越本線の磯部駅から温泉街まで徒歩5分ほどで、高崎から20分ほどです。東京から新幹線で高崎まで50分なので、合わせて1時間30分ほど。車なら上信越道の松井田妙義ICから国道18号で15分と宿の一つは案内しています。軽井沢まで35分です。

UPDATED 2026.09.17

Related

似た湯をもつ温泉地