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Gunma — Onsen Area
Yujuku Onsen

湯宿温泉

ゆじゅくおんせん

群馬県利根郡みなかみ町、三国街道沿いの小さな湯治場。みなかみ町観光協会は泉質をカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉とし、高血圧、動脈硬化、糖尿病、皮膚病などに効くとされる湯として古くから湯治場に栄えたと書く。みなかみ十八湯のひとつで、猿ヶ京三国温泉郷に含まれる。昔ながらの温泉街の面影を残す短い通りに、宿が数軒と共同浴場が並ぶ。

Quality
硫酸塩泉
Access
JR上越線 後閑駅から車、またはJR上越新幹線 上毛高原駅から車
From Tokyo
上越新幹線で上毛高原駅へ、そこから車かバス。関越道の月夜野ICから三国街道を北へ。
From Osaka

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湯宿温泉の宿を見る(1軒)

三国街道の途中にある

湯宿温泉は群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉。三国峠を越えて越後へ抜ける三国街道の、峠に入る手前にある。

峠道の入口には、必ず宿場ができる。荷を背負って山を越える前に、体を温めて休む場所が要るからだ。湯宿という地名は、まさにその機能をそのまま名前にしている。

みなかみ町観光協会は「古くから湯治場として栄えてきました」と書く。観光地として作られた温泉街ではなく、道の要りように応じてできた集落である。

千年以上、同じ穴から

湯宿の湯について、この土地に伝わっている来歴がある。

湯宿温泉 太陽館が楽天トラベルに載せている説明を引く。「この温泉は平安時代の仁寿二年二月、僧弘須法師によって発見されたと云われています。地中約2Mの横穴からの自然湧出泉です」。

仁寿二年は西暦852年にあたる。宿は公式サイトで「千三百年の湯脈に、身をゆだねる」とも書いている。

伝承なので年号を額面どおりに受け取る必要はない。ただ、地中2メートルの横穴から自然に湧いているという部分は、現在の湯の出方の説明である。深く掘らなくても湯が出る。それがこの集落の成り立ちそのものだ。

芒硝泉という湯

みなかみ町観光協会が載せている泉質は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉。硫酸塩泉のなかでも、ナトリウムを主とするものは芒硝泉と呼ばれる。

無色透明で、匂いも強くない。草津のような刺激も、硫黄泉のような香りもない。地味な湯である。

観光協会は効能として高血圧、動脈硬化、糖尿病、皮膚病などを挙げている。湯治場として長く使われてきたのは、この穏やかさゆえでもある。刺激が強ければ毎日は入れない。何日も続けて入るための湯だ。

効き方は人によるから、持病があれば医師に確かめてから入りたい。

三軒の宿と、短い通り

みなかみ町観光協会が宿として載せているのは三軒。湯宿温泉 太陽館、ゆじゅく金田屋、大滝屋旅館である。

通りは短い。端から端まで歩いてもすぐで、途中に共同浴場がある。大きなホテルはなく、観光協会も「昔ながらの温泉街の面影を残す小さな街並み」と書く。

共同浴場は地元の管理で使われている。利用の仕方は宿や掲示で案内されるので、訪れる前に宿で聞いておくと確実だ。

みなかみ十八湯のうちの一つ

みなかみ町には十八の温泉地がある。水上温泉、谷川温泉、猿ヶ京温泉、法師温泉——そして湯宿温泉。

これだけ数があると、どこへ行くかで迷う。乱暴に分けると、谷川岳の登山や川遊びを目当てにするなら水上や谷川。静かな湯治場の空気を求めるなら、湯宿や法師のほうになる。

湯宿は猿ヶ京三国温泉郷に含まれ、猿ヶ京温泉とは車で20分ほど。赤谷湖を見に行って戻る、という半日の使い方ができる。

国が選んだ保養地の一つとして

環境省は「みなかみ町国民保養温泉地計画」を定めている。対象は上牧・奈女沢・湯宿・川古・猿ヶ京・法師の六つで、湯宿もそこに入っている。

国民保養温泉地は、泉質と湧出量、周りの環境、療養に使える条件などを見て国が指定する枠組みだ。観光地としての賑わいではなく、体を休める場所としての質で選ばれている。

同じみなかみ町でも、水上や谷川はこの六つに入っていない。湯宿がどちらの性格の温泉地なのかは、その並びを見ればわかる。

峠を越える前に

三国峠の向こうは新潟県だ。街道を北へ走れば苗場を抜けて湯沢に出る。

昔は歩いて越えた。今は車で越える。それでも、峠に入る前にひと晩体を温めておくという段取りは、そのまま使える。

関越道を使えば東京から2時間ほど。新幹線なら上毛高原駅まで1時間少々で、そこから車。首都圏から近いわりに、通りに人が溢れることはない。

湯治場として使われてきた湯に、静かに二泊する。湯宿の使い方としては、それがいちばん素直だ。

Day Trip

湯宿温泉の日帰り入浴

  • 猿ヶ京温泉
  • たくみの里
  • 水上温泉

共同浴場は地元の管理で、利用の仕方が宿や掲示で案内される。訪れる前に宿で聞いておくと確実。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

春・秋・冬

春夏秋冬
Benefits
高血圧動脈硬化糖尿病皮膚病
所在地Location
群馬県
泉質Spring Quality
硫酸塩泉
最寄駅Nearest Station
JR上越線 後閑駅から車、またはJR上越新幹線 上毛高原駅から車
東京からFrom Tokyo
上越新幹線で上毛高原駅へ、そこから車かバス。関越道の月夜野ICから三国街道を北へ。

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

湯宿温泉のよくある質問

Q泉質は何ですか
A

みなかみ町観光協会はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉と案内し、高血圧、動脈硬化、糖尿病、皮膚病などに効くとされると書いています。無色透明の硫酸塩泉で、芒硝泉とも呼ばれる種類です。効き方は人によるので、持病があれば医師に確かめてから入ってください。

Qいつからある温泉ですか
A

湯宿温泉 太陽館が楽天トラベルに載せている説明では、平安時代の仁寿二年二月に僧弘須法師によって発見されたと云われる、地中約2メートルの横穴からの自然湧出泉とされています。宿は千三百年湧き続ける名湯とも書いています。みなかみ町観光協会も「古くから湯治場として栄えてきました」としています。

Qみなかみ十八湯とは何ですか
A

みなかみ町にある十八の温泉地をまとめた呼び方です。水上温泉、谷川温泉、猿ヶ京温泉などと並んで湯宿温泉もそのひとつに数えられます。湯宿は猿ヶ京三国温泉郷に含まれ、三国峠の玄関口にあたる位置です。

Q温泉街は歩けますか
A

歩けます。三国街道沿いの短い通りに宿と共同浴場が固まっていて、端から端まで歩いてもすぐです。みなかみ町観光協会が宿として載せているのは湯宿温泉 太陽館、ゆじゅく金田屋、大滝屋旅館の三軒。大きなホテルはなく、昔ながらの温泉街の面影が残ります。

Qどうやって行きますか
A

上越新幹線の上毛高原駅か、JR上越線の後閑駅が起点になります。どちらからも車で向かうのが早く、関越道なら月夜野ICから三国街道を北へ走ります。水上温泉や猿ヶ京温泉とは車で20分前後の距離です。

Compare

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UPDATED 2026.09.24

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