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葛を採りに行って見つけた湯
葛温泉は長野県大町市、高瀬川の渓谷にある。読みは「くずおんせん」である。
名前の由来を宿はこう伝えている。葛温泉の「葛」という温泉名の由来は、慶長年間(1596年から1615年)の飢餓の際に里人が食糧に困り、「葛(くず:秋の七草のひとつ)」を採りに山中へ行き、温泉が発見されたのが由来であるとされています、と。
飢饉のときに山へ入って見つけた、という話である。葛の根は食糧になる。それを掘りに行った先に湯が出ていた。
高瀬渓谷のなか
葛温泉があるのは中部山岳国立公園の高瀬渓谷である。
大町市観光協会は、高瀬渓谷にひっそりたたずむ温泉だとし、湯量が豊富で各施設が源泉かけ流しを誇り、季節を感じる露天風呂も人気だと書いている。秋には露天風呂から美しい紅葉を眺めることができる、と。
市の観光協会は温泉を紹介する見出しで「源泉かけ流しの秘湯葛温泉・七倉温泉」と書いている。温泉地の性格が一言で示されている。
九十度の源泉
宿は源泉名を高瀬の湯と炭酸の湯としている。
泉質は単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、源泉は90度。単純温泉という名前からは穏やかな印象を受けるが、源泉の温度は高い。
宿は、葛温泉特有の湯量の豊富さに驚く客が多いと書いている。溢れ出る天然掛け流しの湯である。
北アルプスの麓
高瀬川は槍ヶ岳を水源とする川である。
その谷をさかのぼると、大町ダム、七倉ダム、高瀬ダムと三つのダムが並ぶ。上流の二つは石を積み上げたロックフィルダムで、高瀬ダムは日本有数の高さを持つ。
葛温泉はその途中にあり、さらに奥は登山道になる。烏帽子岳から裏銀座へ入る道の起点でもある。
四つの季節
宿は、男湯女湯それぞれに露天風呂があり、雄大な北アルプスを背景に入れると書いている。
春の残雪、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪見。山間の四季をのんびり眺めながら入れる、と。
紅葉は標高が高いぶん平地より早い。黒部ダムや立山黒部アルペンルートと同じ時期になる。
歩き方
JR大糸線の信濃大町駅から車で約25分。公共交通の便は限られるので、車か宿の送迎を使うことになる。
温泉街はない。渓谷沿いに宿が数軒あるだけで、周りに店はない。食事は宿で取る。
大町温泉郷や黒部ダムへは車で回れる。立山黒部アルペンルートの長野側の入口が大町なので、その前後に一泊する使い方もできる。
葛温泉の日帰り入浴
- 日帰り入浴を受け入れている宿
- 高瀬渓谷
- 七倉ダム
信濃大町駅から車で25分。バスの便は限られます。
受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。
温泉地カルテ
90℃高温泉
2060100℃
秋・夏
- 所在地Location
- 長野県
- 泉質Spring Quality
- 単純温泉
- 最寄駅Nearest Station
- JR大糸線 信濃大町駅(車約25分)
- 東京からFrom Tokyo
- 約4時間
- 大阪からFrom Osaka
- 約5時間30分
※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。
葛温泉のよくある質問
Q葛温泉の名前の由来は?
宿は、慶長年間(1596年から1615年)の飢餓の際に里人が食糧に困り、「葛(くず:秋の七草のひとつ)」を採りに山中へ行って温泉が発見されたのが由来だとされていると伝えています。
Q葛温泉の泉質は?
宿は源泉名を高瀬の湯と炭酸の湯、泉質を単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)とし、源泉90度としています。大町市観光協会は、湯量が豊富で各施設が源泉かけ流しを誇ると書いています。
Qどんな場所にありますか?
中部山岳国立公園の高瀬渓谷です。大町市の市街から高瀬川をさかのぼった位置で、北アルプスが目の前に迫ります。大町市観光協会は、高瀬渓谷にひっそりたたずむ温泉だとしています。
Q紅葉はいつですか?
大町市観光協会は、秋には露天風呂から美しい紅葉を眺めることができると書いています。標高が高いため、平地より早く色づきます。
Q日帰りで入れますか?
入れます。宿の一つは日帰り入浴を受け付けていると案内しています。時間と料金は宿に確かめてください。
Q葛温泉へのアクセスは?
JR大糸線の信濃大町駅から車で約25分です。公共交通の便は限られるので、車か宿の送迎を使うことになります。冬は道路の状況を確認してから向かってください。
ほかの温泉地と比べる
葛温泉の宿

秘湯 葛温泉 温宿かじか
高瀬渓谷の葛温泉で六室だけの宿。宿は「二本の自家源泉掛け流し」と書き、露天「慶長の湯」には硫黄の香りと湯の花があるとする。大町市観光協会は日帰り入浴を10時から16時、大人1000円と案内する。エアコンはなく、夏は扇風機。

葛温泉 高瀬館
葛温泉の10室の宿。男湯女湯それぞれに北アルプスを背景にした露天風呂を持ち、源泉名は高瀬の湯と炭酸の湯。源泉90度の単純温泉を掛け流しで使う。日帰り入浴も受け付けている。信濃大町駅から車で25分。
UPDATED 2026.10.02


