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上諏訪温泉は長野県のほぼ中央、諏訪湖の東岸にある。
JR中央本線の上諏訪駅を降りると、駅のホームに足湯がある。温泉街は駅から湖畔にかけて広がり、湖沿いに宿が並ぶ。
500の源泉、1日15,000キロリットル
上諏訪温泉の湯量は1日約15,000キロリットルと諏訪市は案内している。国内でも有数の湯量である。湖畔の宿の一つは、現在の上諏訪温泉には500か所以上の源泉があると述べている。
泉質は単純温泉(弱アルカリ性、低張性高温泉)。無色透明で、やわらかな肌あたりの湯である。宿によっては60度を超える高温の源泉を持つ。古くから「神の湯」として親しまれたと宿は書いている。
温泉の歴史は古く、鎌倉時代に寺湯として使われた記録があると宿は述べている。ただし江戸期以前の温泉は自然湧出のものに限られ、現在のような湖畔の温泉街は、大正期に掘削で湯を掘り当ててから広がった。1920年(大正9年)、湖畔の旅館が「上総掘り」という手法で諏訪で初めての温泉ボーリングに成功したと、その宿は自らの歴史に記している。
片倉館
湖畔に、昭和3年(1928年)に造られた温泉施設「片倉館」がある。国の重要文化財に指定されており、今も入浴できる施設として営業している。
製糸業で栄えた諏訪の歴史を伝える建物で、温泉地の中に文化財の浴場が残っている例は多くない。宿の湯とは別に、ここに立ち寄る価値がある。
足湯が三つ
上諏訪駅の1番線ホームに足湯がある。乗車券または入場券でホームに入ると使えると諏訪市は案内している。列車を待つ間に足だけ温める。
湖畔公園にも足湯があり、諏訪大社上社のそばには神宮寺足湯がある。温泉街は平坦で、駅から湖畔まで歩ける。
諏訪湖と諏訪大社
温泉街の前が諏訪湖である。湖畔の遊歩道を歩き、遊覧船に乗る。夏の湖上花火大会は諏訪湖の夏の風物詩で、この時期は宿が早くから埋まる。
諏訪大社は上社と下社に分かれ、上社の本宮と前宮は諏訪湖の南側、下社の秋宮と春宮は下諏訪にある。四つの宮を一日で回るなら車が要る。
冬、湖が全面結氷して氷が盛り上がる御神渡りが見られる年がある。近年は起きない年が続くこともあるので、冬に行くなら期待しすぎないほうがよい。
着くまで
新宿から中央本線の特急で上諏訪駅まで2時間10分ほど。名古屋方面からは塩尻で乗り換える。
車なら中央道の諏訪ICから15分、諏訪湖スマートICから10分ほどと宿は案内している。松本や甲府、八ヶ岳方面と組み合わせる行程の宿泊地として使いやすい位置にある。
歩き方
駅から湖畔の宿まで徒歩7分ほど。温泉街は平坦で、湖沿いを歩いて片倉館や足湯を回れる。
諏訪は酒蔵が並ぶ町でもあり、駅の近くに蔵が集まる通りがある。湯に入り、蔵を歩き、湖を見る。一泊で収まる温泉地である。
上諏訪温泉の日帰り入浴
- 片倉館(国の重要文化財の温泉施設)
- 上諏訪駅ホームの足湯
- 湖畔公園の足湯
駅から湖畔まで歩ける平坦な温泉地です。片倉館は日帰りで入れます。
受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。
温泉地カルテ
夏・秋
- 所在地Location
- 長野県
- 泉質Spring Quality
- 単純温泉
- 最寄駅Nearest Station
- JR中央本線 上諏訪駅(徒歩)
- 東京からFrom Tokyo
- 約2時間10分
※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。
上諏訪温泉のよくある質問
Q上諏訪温泉の泉質は?
単純温泉(弱アルカリ性、低張性高温泉)と諏訪観光協会は案内しています。無色透明でやわらかな肌あたりの湯です。宿の一つはアルカリ性単純温泉、泉温64.5度と成分表を示しています。
Q上諏訪温泉の湯量はどのくらいですか?
1日約15,000キロリットルと諏訪市は案内しており、国内でも有数の湯量とされます。湖畔の宿の一つは、現在の上諏訪温泉には500か所以上の源泉があると述べています。
Q片倉館とは何ですか?
昭和3年(1928年)に造られた温泉施設で、国の重要文化財に指定されています。今も入浴できる施設として営業しており、諏訪湖畔にあります。
Q上諏訪駅の足湯とは?
上諏訪駅の1番線ホームにある足湯で、乗車券または入場券でホームに入ると使えると諏訪市は案内しています。このほか湖畔公園と、諏訪大社上社そばの神宮寺にも足湯があります。
Q上諏訪温泉へのアクセスは?
JR中央本線の上諏訪駅から徒歩で温泉街に入れます。新宿から特急で2時間10分ほど。車なら中央道の諏訪ICから15分、諏訪湖スマートICから10分ほどと宿は案内しています。
ほかの温泉地と比べる
上諏訪温泉の宿

上諏訪温泉 ぬのはん
1920年(大正9年)湖畔の現在地で創業大正9年、三代目藤原半助が「上総掘り」で諏訪初の温泉ボーリングに成功して開いた湖畔の宿。以来100年、湧出地である宿の敷地に湯が湧き続けると掲げる。斎藤茂吉ら『アララギ』の歌人の定宿だった。諏訪湖を望む湖側本館は全24室。上諏訪駅から徒歩7分。

上諏訪温泉 ホテル鷺乃湯
明治44年(1911年)創業諏訪湖畔で明治44年に創業した49室の宿。庭に湧く自家源泉を持つ。大正の震災までは硫黄で白く濁り、浴槽に付くさまが鷺の羽に見えたので鷺乃湯と呼ばれたと宿は書く。上諏訪駅から徒歩8分。
UPDATED 2026.09.17


