
浅間温泉
Asama Onsen
松本城に最も近い、松本市街地の温泉地。1300年の歴史を伝え、江戸時代には松本藩主専用の湯処が置かれた。源泉が約50度あるため加水や加温をせずに使う宿が多いアルカリ性単純温泉。松本駅からバスで20分、松本城から車で10分。
27 AREAS
信州の湯は山あいにある。白骨は乳白色の湯で知られる湯治場で、周囲に人家はほとんどない。野沢は十三の外湯がすべて無料で、管理しているのは地区の住民である。渋は九つの外湯のうち八つが宿泊者専用で、鍵を借りて石畳の路地を歩く。別所は湯の周りに国宝と重要文化財が集まり、「信州の鎌倉」と呼ばれる。それぞれ、湯を中心に町がどう作られたかが違う。
白骨は松本から上高地方面へ向かう途中にあり、上高地や乗鞍と組み合わせやすい。ただし上高地へ向かう道は冬季閉鎖される。野沢は飯山駅からバスで25分、地獄谷野猿公苑や志賀高原と同じ範囲にある。別所は上田電鉄別所線の終点で、上田城や軽井沢と結びやすい。三つは県内でも離れているので、一度の旅で回るなら二泊は要る。

Asama Onsen
松本城に最も近い、松本市街地の温泉地。1300年の歴史を伝え、江戸時代には松本藩主専用の湯処が置かれた。源泉が約50度あるため加水や加温をせずに使う宿が多いアルカリ性単純温泉。松本駅からバスで20分、松本城から車で10分。

Bessho Onsen
信州最古とされる湯の周りに、国宝と重要文化財が集まっている。「信州の鎌倉」と呼ばれる、寺と湯の町。

Hakuba Happo Onsen
北アルプス白馬鑓ヶ岳の直下、八方尾根の麓に湧くpH11.2の高アルカリ性単純温泉。蛇紋岩と熱水が反応してできた湯で、東京工業大学の研究者が天然の水素を含むと分析し、日本唯一の天然水素温泉と源泉を持つ八方尾根開発は書く。1983年に掘削で湧き、四つの日帰り温泉と約65軒の宿に配湯される。ぬるっとした肌触りでスキーと登山の帰りに入る湯。白馬駅から車5分。

Hirugami Onsen
1973年、トンネル工事の途中で湧き出した長野県南部の温泉地。星空の見える村として知られ、春は花桃が谷を染める。名古屋から高速バスで2時間。

Kakeyu Onsen
鹿に姿を変えた文殊菩薩が猟師に湯を教えたという伝承を名に持つ、長野県上田市の湯治場。江戸時代から湯治場として栄え、国民保養温泉地に指定されている。泉温46度の弱アルカリ性単純温泉。日本三大文殊の一つとされる文殊堂と、屋根付きの木橋「五台橋」がある。上田駅からバスで70分。
Kakuma Onsen
長野県山ノ内町、湯田中渋温泉郷のなかでも静かな山あいの集落にある湯治場。山ノ内町は、昔の湯治場の情緒を色濃く残す素朴な温泉とし、三つの共同浴場があり宿泊者は無料で利用できると書く。泉質は塩化物泉・硫酸塩泉、泉温60〜90度。湯田中駅から車で5分。

Kamisuwa Onsen
諏訪湖の湖畔一帯に宿が並ぶ温泉地。500か所を超える源泉から1日約15,000キロリットルが湧くとされ、全国屈指の湯量を誇る。湯はやわらかな単純温泉。上諏訪駅のホームに足湯があり、昭和3年築の温泉施設「片倉館」は国の重要文化財。新宿から特急で2時間10分ほど。

Kumanoyu Onsen
長野県下高井郡山ノ内町、志賀高原の奥にある温泉。湯の色が翡翠を思わせる黄緑色で知られる。宿は泉質を含硫黄-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉、弱アルカリ性でpH7.5、源泉63度、湧出量毎分72リットルと掲示する。幕末の蘭学者で松代藩士の佐久間象山が調査に訪れたことで世に知られ、熊が傷を癒していたという地元の逸話から名が付いたと宿は伝える。

Kuzu Onsen
長野県大町市、中部山岳国立公園の高瀬渓谷にある温泉。大町市観光協会は源泉かけ流しの秘湯とし、湯量が豊富で各施設が源泉かけ流しを誇ると書く。宿は源泉を90度の単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)とする。名の由来は慶長年間の飢饉に葛を採りに山へ入った里人の発見と伝わる。信濃大町駅から車で25分。

Nakanoyu Onsen
安房峠の途中、標高1,500メートル付近にある一軒宿の温泉。上高地の入口にあたり、焼岳の登山口でもある。1915年創業の宿は、1998年の水蒸気爆発を受けて現在地へ移った。上高地周辺では数少ない通年営業の宿である。

Norikura Kogen Onsen
長野県松本市安曇、乗鞍岳の東麓に広がる高原の温泉。のりくら観光協会は乗鞍岳の山腹から湧く湯を高原へ引いていると書き、乳白色の単純硫黄泉で独特のにおいがあると案内する。高原内の引湯施設は57軒ほど。のりくら温泉郷にはほかにすずらん温泉と安曇乗鞍温泉があり、三つの源泉で泉質が分かれる。新島々駅からバス55分。

Nozawa Onsen
十三の外湯がすべて無料で開かれている村。湯を守るのは地区の住民で、共同浴場という仕組みが今も生きている。

Oku-Tateshina Onsen
長野県茅野市、蓼科から渋川をさかのぼった山のなかにある温泉。宿は武田信玄ゆかりの隠し湯と伝え、湯壺を青みがかった乳白色に変える「信玄の薬湯」を持つ。泉質は単純酸性冷鉱泉で源泉21.2度、濃度が高いため入浴は15分までとしている。茅野駅からバスで50分。

Okuyamada Onsen
長野県上高井郡高山村、標高1500メートルの山田牧場にある高原の温泉。信州高山温泉郷の八つの湯のいちばん奥にあたる。高山村は「北アルプス、北信五岳を一望!」と書き、北アルプスの展望を楽しめる浴場や露天風呂を備えた宿が多いとする。日本温泉協会は泉質を硫黄泉とし、白濁した湯で知られる。冬はスキー場になる。

Omachi Onsenkyo
長野県大町市、北アルプスの麓にある温泉地。大町市観光協会は昭和30年代に温泉街としての歩みを始め、昭和38年に葛温泉からの引湯が整備され、翌年に最初のホテルが開業したと書く。昭和46年の立山黒部アルペンルート全面開通とともに宿が建ち並び、黒部ダム観光の玄関口として賑わった。信濃大町駅からバスで15分。

Otari Onsen
弘治元年(1555年)、川中島の合戦の折に武田信玄の家臣が見つけたと伝わる、妙高戸隠連山国立公園の山腹の湯治場。大湯元の山田旅館は江戸時代建築の本館をはじめ木造6棟が国の登録有形文化財で、裏手から適温で湧く元湯を加水も加温もせずかけ流す。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉、44度前後、自然湧出で毎分150リットル。車で15分上がった標高900メートルに奥の湯の雨飾荘と、ブナ林の中の村営露天風呂がある。雨飾山の登山口。
Reisenji Onsen
長野県上田市、美ヶ原高原の北裾にある丸子温泉郷の一つ。旅館組合は「たった4軒の小さな温泉場」「飲食店も土産物店もコンビニもない正真正銘の田舎」と自分で書く。国民保養温泉地で、4館とも源泉掛け流し。温泉街の入口に霊泉禅寺があり、共同浴場は大人250円。上田駅からバスで50分。

Shibu Onsen
石畳の路地に九つの外湯が並ぶ温泉街。宿泊者は鍵を借りて外湯を巡る。地獄谷野猿公苑が近い。

Shimosuwa Onsen
長野県下諏訪町、中山道と甲州街道が合流する宿場町の温泉。下諏訪観光協会は、中山道六十九次の宿場で温泉が出るのは唯一この下諏訪宿だけだったと書く。諏訪大社下社の秋宮と春宮があり、町なかに公衆浴場が点在する。下諏訪駅から徒歩10分。

Shirahone Onsen
乳白色の湯で知られる山あいの湯治場。「三日入れば三年風邪をひかない」と伝えられ、湯量は少ないが個性は際立っている。

Tateshina Onsen
長野県茅野市北山、蓼科高原にある温泉。八ヶ岳と蓼科山のあいだの高原に宿が点在し、宿の一つは露天風呂から中央アルプスの山並みを望むとする。泉質はアルカリ単純泉。蓼科湖、御射鹿池、北八ヶ岳ロープウェイが近い。茅野駅からバスで30分。

Tazawa Onsen
青木三山に囲まれた信州の山あい、飛鳥時代の開湯と伝わる「子宝の湯」。湯治に訪れた山姥が坂田金時を産んだという伝説を持ち、乳の少ない女性は27日、子のない女性は37日で効果が表れるといわれた。pH9.6の無色透明の単純硫黄泉は41度のぬる湯で、浸かると体中に気泡が付く。島崎藤村が逗留して「千曲川のスケッチ」に記した木造四階建ての登録有形文化財の宿・ますや旅館と、共同浴場「有乳湯」が並ぶ。上田駅からバス30分。

Tobira Onsen
松本の東、薄川の上流、標高1,050メートルの八ヶ岳中信高原国定公園の森に一軒だけ建つ宿の湯。天照大神の岩戸を天手力男命が投げ、入山辺の山中に落ちた二枚岩が「扉」の地名になったと伝わり、神々が湯治に訪れた場所ともいう。1931年に湯治宿として開いた明神館が、わさび沢の渓谷に開いた立ち湯「雪月花」を持つ。アルカリ性単純泉、泉温38〜40度の無色透明のぬる湯。松本駅から宿のシャトルバスで35〜45分、ビーナスラインは冬季閉鎖。

Togura-Kamiyamada Onsen
千曲川の両岸に広がる長野最大級の温泉街。戸倉温泉は明治26年、上山田温泉は明治36年に日本初の近代的な手法のボーリングで湯が開かれ、善光寺参りの精進落としの湯として栄えた。50を超える源泉から湧く単純硫黄泉は「美肌の湯」と呼ばれ、7〜8か所の外湯、射的、芸妓が今も残る。
Utsukushigahara Onsen
長野県松本市の東、里山のふもとにある温泉地。松本市は、歴史は奈良時代にさかのぼり代々の松本城主から格別な庇護を受けてきたとし、御母家・湯の原・藤井などの温泉の総称だと書く。古くは「束間の湯」「白糸の湯」と呼ばれた。

Yamada Onsen
長野県上高井郡高山村、松川渓谷の斜面にある温泉。信州高山温泉郷と呼ばれる八つの温泉地のひとつで、その中心にあたる。共同浴場の大湯は温泉地の象徴で、今の建物は1989年に桃山様式で建て直された合掌造りの屋根を持つ。泉質は含硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物泉、泉温68.5度とやや熱め。源泉かけ流しの湯は透明だが、底に白い湯の華がたまる。松川渓谷の紅葉と、裏側を歩ける雷滝が近い。須坂駅からバスで30分。

Yudanaka Onsen
長野電鉄の終点、湯田中駅の目の前に広がる温泉地。文献に残る開湯は1350年前の天智天皇の時代とされ、僧智由が「養遐齢」と名づけた湯と伝わる。渋温泉、志賀高原、地獄谷野猿公苑への玄関口で、小林一茶ゆかりの温泉としても知られる。
掲載している47軒です。順位は付けていません。 湯と建物の性格が分かるように書いてあるので、何を目的にするかで選んでください。

純和風・蔵造りの12室の小さな宿。源泉かけ流し100%を掲げ、木曽檜の貸切露天風呂を宿泊者は無料で使える。松本民芸の調度と信州の郷土料理。松本城から車で10分、松本駅から車で15分。

浅間温泉の26室の宿。無料で使える貸切展望露天風呂が4つあり、2つはバリアフリー対応。車椅子や足腰の弱い人を念頭に置いた設計で、バリアフリー対応客室が3タイプ8室ある。松本駅からバスで約20分。

別所温泉の17室の宿。宿は別所の湯を弱アルカリ性の性質を持つと書く。楽天トラベルの泉質登録は硫黄泉。大浴場と露天風呂がある。上田電鉄別所温泉駅から徒歩10分。

源泉かけ流しの「美人の湯」と信州牛の会席を掲げる別所の宿。和モダンの和洋室。別所温泉駅から徒歩7分、午後は無料送迎がある。

長野県北安曇郡白馬村北城、八方尾根の麓に建つ全38室のホテル。白馬八方温泉を源泉とする石造りの大浴場と、檜の香りの露天風呂を持つ。pH11を超える強アルカリ性の湯で、宿は古い角質や肌の汚れをやさしく落とすと案内する。ドライサウナではセルフロウリュができ、水風呂には白馬の地下水を使う。全室から北アルプスや田園が見え、食事は郷土の味を取り入れたビュッフェ。白馬駅から車5分。

白馬が山間の農村だったころ、白馬岳の玄関口として登山客を迎えたことから始まった八方の老舗旅館。pH11を超える白馬八方温泉を男女各一の大浴場に掛け流しで使い、ジェットバスを備える。30室、和室と和洋室で1名から泊まれ、チェックアウト後の入浴は無料。創業1673年の山吹味噌を活かした和食と自家精米の「マルキン米」。八方バスターミナルから徒歩5分、ゴンドラまで徒歩7分、白馬駅から送迎あり。

昼神温泉一号源泉の上に建つホテル。宿は露天風呂の上の洞窟内に湯元があり、170メートル奥から源泉が噴出していると書く。昼神でここだけという洞窟風呂を持つ。飯田駅から路線バスで30分。

平屋造り全17室の純和風旅館。露天風呂付き客室と貸切風呂を持ち、館内の能舞台で定期公演を行うと掲げる。飯田駅から予約制の無料送迎で25分。

鹿教湯の16室の宿。5階の展望露天風呂「杜の湯」は夜21時30分から翌朝4時30分まで貸切で使える。源泉100%の掛け流しで、浴槽の温度は41〜42度だと宿は書く。大浴場には飲泉用の枡がある。上田駅から直通バスで40分。

鹿教湯の地で客を迎えて400余年と掲げ、斎藤旅館から「現代型湯治ホテル」に建て替えた宿。宴会場をあえて作らず、24時間入れる大浴場と露天風呂、信楽焼の貸切風呂、温泉を使った25メートルの室内プールとトレーニングジムを備える。5泊の連泊プランを勧め、上田駅と松本駅から無料送迎がある。
角間温泉の全7室の宿。宿の風呂と三つの共同浴場を合わせて四つの湯に入れる。泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉、pH8.2の弱アルカリ性低張性高温泉で、源泉掛け流し。湯田中駅から車で5分。
山ノ内町の角間温泉にある9室の旅館。宿は自家源泉100%、90度の湯だと書く。24時間入れる。湯田中駅から車で7分。

大正9年、三代目藤原半助が「上総掘り」で諏訪初の温泉ボーリングに成功して開いた湖畔の宿。以来100年、湧出地である宿の敷地に湯が湧き続けると掲げる。斎藤茂吉ら『アララギ』の歌人の定宿だった。諏訪湖を望む湖側本館は全24室。上諏訪駅から徒歩7分。

諏訪湖畔で明治44年に創業した49室の宿。庭に湧く自家源泉を持つ。大正の震災までは硫黄で白く濁り、浴槽に付くさまが鷺の羽に見えたので鷺乃湯と呼ばれたと宿は書く。上諏訪駅から徒歩8分。

長野県下高井郡山ノ内町平穏7148、志賀高原の熊の湯温泉にある宿。源泉は敷地内の中庭から汲み上げる。浴場は「碧落」と「翠玉」の二つで、12時30分に日ごとの男女入替制。宿は泉質、泉温、湧出量、加水加温循環消毒の有無まで掲示で公開し、加水は温度調節のためあり、加温・循環・消毒はなしとする。日帰り入浴も受ける。総部屋数87室。

葛温泉の10室の宿。男湯女湯それぞれに北アルプスを背景にした露天風呂を持ち、源泉名は高瀬の湯と炭酸の湯。源泉90度の単純温泉を掛け流しで使う。日帰り入浴も受け付けている。信濃大町駅から車で25分。

安房峠の一軒宿。1915年創業で、1998年の水蒸気爆発を受けて現在地へ移った。日本秘湯を守る会の会員宿。単純硫黄温泉のかけ流しで、ブナの原生林に囲まれた露天から穂高連峰が見える。上高地周辺では数少ない通年営業の宿。

乗鞍高原の70室の宿。地下1300メートルから湧く安曇乗鞍温泉「天峰の湯」を使う。ガラス張りの内湯と露天風呂があり、乗鞍高原で唯一の飲泉所があると宿は書く。新島々駅からバスで60分。

長野県松本市安曇、乗鞍高原にある22室の宿。宿は源泉かけ流しの乳白色の天然温泉と露天風呂を持つと登録し、24時間入浴できるとしている。内湯のほかに男女別の露天があり、満天の星空を眺めながら入れると書く。泉質は硫黄泉、酸性硫化水素泉。新島々駅からバスで乗鞍高原へ。

野沢温泉の7室の宿。野沢温泉発祥と呼ばれる源泉「熊の手洗場」を引く唯一の宿だと宿は書く。外湯「熊の手洗湯」が隣にあり、第二の内湯のように使える。飯山駅からバスで25分。

共同浴場の大湯の前に建つ老舗。十三の外湯を無料で守り続けてきた村の中心に位置する。

奥蓼科の9室の宿。宿は国内でも希少な天然の「鉄と微炭酸」を含む湯だとし、冷・温・熱の三種類を交互に入る使い方を勧める。自家源泉かけ流しの冷泉の打たせ湯がある。入浴は22時間(9時から11時は清掃)。

奥蓼科の12室の宿。源泉は2キロ上流の渋の湯近くから引き、湯壺を青みがかった乳白色に変える「信玄の薬湯」がある。単純酸性冷鉱泉で源泉21.2度、濃度が高いため入浴は15分までとしている。露天の「森の温泉」は冬季閉鎖。茅野駅からバスで50分。

長野県上高井郡高山村奥山田3681-343、標高1500メートルの山田牧場にある全10室の宿。宿は隠れ家的な宿と名乗り、天気のよい日は北アルプスの山々が一望できると書く。囲炉裏付きの客室があり、早朝の露天風呂を薦めている。泉質は単純硫黄泉。須坂長野東ICから25キロ、車で約40分の山道を上がる。

長野県大町市平、大町温泉郷にある70室の宿。安曇野の自然を模した庭園大浴場を持ち、貸切の半露天風呂と足湯も備える。露天風呂付きの客室があり、雪解けの川を臨む部屋が人気だと宿は書く。泉質は弱アルカリ単純泉。料理も客室も自家源泉の天然水を使うと登録している。信濃大町駅と大町温泉郷バス停から送迎あり。

大町温泉郷の18室の宿。大浴場「梢の湯」は男女ともひのき造りの湯船で、壁一面の大きなガラス窓から四季の景色が見える。信濃大町駅からバスで15分の温泉郷にある。

秘湯として知られる小谷温泉からさらに山道を進んだ、標高900メートルの山間に建つ一軒宿。毎分240リットルの湯量を誇るナトリウム炭酸水素塩泉を、男女別の内湯と露天風呂にかけ流す(湯温調節のため雨飾山の湧水で加水する場合がある)。露天風呂からは目前に迫る山容と星空を見る。和室5、和洋室7、洋室1の13室。徒歩3分にブナ原生林の中の村営露天風呂がある。雨飾山の登山口で、南小谷駅から村営バス40分。日帰り入浴はしていない。
霊泉寺温泉の6室の宿。すべての客室と大浴場から霊泉寺川を見下ろせる。家族風呂「笹舟の湯」は武者小路実篤の命名。看板料理は虹鱒のそうめん揚げで、ペットと泊まれる。上田駅からバスで60分、宮沢下車後に送迎あり。

昭和11年に建てられた木造四階建ての斉月楼を持つ宿。国の登録有形文化財で、渋温泉の路地に面して立つ。

渋温泉の10室の宿。宿は源泉かけ流しの内湯を持ち、湯上がりがさらっとしていると書く。大浴場は平日のみ入込状況によって貸切も可能。渋温泉郷の七番湯「七操の湯」のすぐ前。湯田中駅から車で5分。

諏訪大社下社秋宮の隣に建つ9室の宿。宿は、神が化粧水を浸した綿を置いた場所から湧いたと伝わる「綿の湯源泉」と、諏訪一のあつ湯「旦過第一源湯」の混合泉を使うと書く。貸切風呂がある。下諏訪駅から徒歩10分。

明治37年に下諏訪宿の旅籠「つたや」を譲り受けて始まった6室の宿。名湯「旦過の湯」を源泉100%かけ流しで使う。屋号の由来になった「鉄鉱泉」という鉱泉を浴室で飲用・塗布できる。24時間入れる。

白濁湯をたたえた大露天風呂で知られる山中の宿。湧出したままの温度で入れる、ぬるい源泉風呂を持つ。

白骨温泉の湯元にあたる宿。玄関手前の薬師堂のすぐ下に「湯元」1号源泉がある。大浴場・露天・野天・貸切のすべてが自家源泉の直引きかけ流しで、適温にするための加温だけを行うと宿は書く。飲泉もできる。

蓼科高原の41室のホテル。「夕映えの湯」から中央アルプスの山並みを望む。露天風呂もある。泉質はアルカリ単純泉。茅野駅からバスで30分、諏訪ICから車で30分。

蓼科高原の60室のホテル。宿は酸性の高温泉を源泉掛け流しで使うと書く。八ヶ岳を一望するパノラマ展望露天風呂、ジャグジーとジェットを備えた内風呂、サウナと水風呂がある。茅野駅からバスで約30分、送迎あり。

田沢温泉の15室の宿。宿は飛鳥時代後半の開湯といわれる田沢温泉を源泉かけ流しで使い、内風呂の湯を別名「子宝の湯」と書く。貸切風呂は1回40分1,500円。上田駅からバスで青木終点、送迎で約5分。

青木三山に囲まれた高楼の木造四階建て、国登録有形文化財の宿。前身は江戸以前から続く庄屋で、島崎藤村が若き日に逗留し「千曲川のスケッチ」に実名で登場する。pH9.6の無色透明の単純硫黄泉、41度のぬる湯を露天風呂と内湯、二つの貸切風呂に100%源泉かけ流しで使い、家族風呂は昔からの1号泉の39度。18室で、藤村が泊まった東館3階の「藤村の間」は建具と調度をほぼ当時のまま残し、浅間山まで見渡す。主人が山で採った松茸と山菜の会席。隣に共同浴場の有乳湯。上田駅からタクシー30分。

標高1,050メートル、八ヶ岳中信高原国定公園の森に一軒だけ建つ宿。1931年に家族経営の湯治宿として開き、作家や学者が長期逗留した。わさび沢の渓谷に開放された立ち湯「雪月花」、露天風呂付き大浴場「白龍」、空と山を眺める寝湯「空山」に、38〜40度のアルカリ性単純泉を注ぐ。テラスに露天風呂を持つ「然 白樺」、展望風呂の「然 湯治」など、花や鳥の名を持つ客室。松本の食材のフレンチと和食。ルレ・エ・シャトー加盟。松本駅から無料シャトルバス35〜45分。

上山田温泉の12室の宿。24時間100%源泉かけ流しで、手作りの「100年風呂」をはじめ貸切露天や露天風呂付き客室を含めて8つの浴槽がある。単純硫黄泉でpH8.6。宿は「青い眼の若旦那」が迎えると書く。

上山田温泉の掘削を推進した若林又三郎の一族が、大正8年にアメリカ帰りの着想で「ホテル」を名乗って創業した宿。男女大浴場、露天風呂、無料の貸切風呂、9室の露天風呂付き客室のすべてを、毎分180リットルの湯を非加熱非加水でかけ流す。湯の色が青や緑、乳白に変わる弱アルカリ性単純硫黄泉。戸倉駅から車で7分、送迎あり。
美ヶ原温泉の14室の宿。三種類の露天風呂と、数寄屋造りの別邸貸切風呂「辻の花」を持つ。離れの露天風呂付き客室は一日一組限定。泉質はアルカリ性単純温泉。日帰りプランもある。
本館「松軒楼」が国の登録有形文化財に登録されている宿。中庭から源泉が湧き、毎分29.3リットルの湯を掛け流しで使う。松本民芸家具とジャズ、蕎麦粉100%の生粉打ち蕎麦。2027年2月1日の宿泊から館内全域が禁煙になる。

長野県上高井郡高山村、信州高山温泉郷の山田温泉で共同浴場の大湯の前に建つ全9室の宿。自らを「新湯治の宿」と名乗る。泉質は含硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物泉、泉温68.5度とやや熱めで、源泉かけ流しの湯は透明だが底に白い湯の華がたまる。地下1階に男女別の檜の大風呂があり、15時から翌9時まで入れる。客室はすべて10畳の和室で、渓谷側は松川の流れが、大湯側は温泉場の賑わいが感じられる。須坂駅からバスで30分。

松川渓谷に建つ9室の宿。宿は山田温泉の元湯を福島正則が発見し、寛政十年(1798年)に開湯した名湯だと書く。山なのに塩気がある珍しい湯で、湯冷めしにくい。須坂駅または小布施駅から無料送迎バス(要予約)。

湯田中駅から徒歩2分の16室の宿。宿は千年以上枯れたことのない本物の掛け流しの湯を24時間使えると書く。泉質は単純泉、カルシウム泉。信州中野ICから20分。

寛政年間から二百年以上続く湯田中の老舗。昭和28年に完成した純木造伽藍建築の大浴場「桃山風呂」は平成15年に国の登録有形文化財となった。三つの自家源泉から毎分253リットルの湯をかけ流し、庭園露天風呂と露天風呂付き客室にも引く。湯田中駅から徒歩7分。