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Kumamoto

熊本県の温泉地

18 AREAS

黒川温泉の街並みは、自然にこうなったわけではない。一軒の宿の主人が岩を削って露天風呂を作り、周囲に雑木を植えた。その考え方が広がり、看板を統一し、コンクリートを木と石で覆うという合意になった。「町全体が一つの宿」という思想がここで形になっている。入湯手形で加盟旅館の露天風呂を三か所まで巡れる。

黒川は鉄道の駅から遠く、阿蘇駅からバスでおよそ一時間、福岡からは高速バスで三時間ほどかかる。この不便さが結果として景観を守ってきた面がある。阿蘇の外輪山の北側にあるので、大観峰まで車で30分、やまなみハイウェイを走れば九重連山を越えて由布院方面へ抜けられる。九州を横断する行程に組み込める。

天草下田温泉の風景
Kumamoto熊本県

天草下田温泉

Amakusa Shimoda Onsen

熊本県天草市天草町下田北、天草の西海岸にある温泉地。天草の観光サイトは開湯を約750年前とし、傷ついた白鷺が湯で傷を癒していたという伝説から別名を白鷺温泉とする。源泉温度51.3度、pH7.84のナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉で、沸かさず薄めず循環しない。昭和38年4月に国民保養温泉地に指定された。温泉街から徒歩5分の海岸で東シナ海に沈む夕日が見られる。

炭酸水素塩泉塩化物泉
日奈久温泉の風景
Kumamoto熊本県

日奈久温泉

Hinagu Onsen

熊本県八代市、不知火海に面した温泉地。熊本県は応永16年(1409年)に浜田六郎が父の刀傷を癒そうと神に祈り、お告げの場所を調べたら湯が湧いていたと伝わると書く。江戸初期には細川家の藩営温泉に指定された。放浪の俳人、種田山頭火が泊まって言葉を残した土地でもある。泉質は弱アルカリ性の単純温泉。日奈久ちくわが名物。

単純温泉
地獄温泉の風景
Kumamoto熊本県

地獄温泉

Jigoku Onsen

熊本県阿蘇郡南阿蘇村、阿蘇五岳のひとつ烏帽子岳の中腹にある一軒宿の温泉。200年を超える湯治場で、象徴は足元から湧く「すずめの湯」。加水も加温もせず、生まれたての湯にそのまま浸かる。2016年の熊本地震とその2か月後の土石流災害で敷地の約8割が壊滅したが、すずめの湯は湧き続けた。宿は明治中期の本館を骨組みから復旧し、2019年に青風荘として再開。すずめの湯は着衣入浴になり、男女を問わず入れる。日帰りは火曜休み。

硫黄泉酸性泉
菊池温泉の風景
Kumamoto熊本県

菊池温泉

Kikuchi Onsen

昭和29年(1954年)に湧出した、熊本の菊池市街の温泉地。無色透明でアルカリ性のとろとろした湯は肌触りがよく「美肌の湯」「化粧の湯」と呼ばれ、源泉45度の湯量豊富な湯を宿が使う。平成23年に日本の名湯百選に選ばれ、3枚つづりの周湯券で宿の湯を回れる。菊池一族の城下町の隈府に温泉街があり、日本名水百選の菊池渓谷が上流にある。熊本空港から車で30分、福岡から高速で2時間。

単純温泉
玉名温泉の風景
Kumamoto熊本県

玉名温泉

Tamana Onsen

熊本県玉名市、菊池川の下流の平野にある温泉。玉名温泉観光旅館協同組合は「涌き続けて1300年」と掲げる。古くは立願寺温泉と呼ばれ、足に傷を受けた白鷺がこの湯に降り立って元気に飛び去る姿を疋野長者が見つけたという伝説が残る。泉質は弱アルカリ性の単純温泉で、無色透明。クセが少なく長湯ができ、保湿効果があって湯冷めしにくいことから美肌の湯と呼ばれる。新玉名駅から車で5分と、新幹線から近い温泉地である。

単純温泉
栃木温泉の風景
Kumamoto熊本県

栃木温泉

Tochinoki Onsen

熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽、白川の渓谷にある温泉地。小山旅館は開湯300年の阿蘇の名湯とし、自然湧出の天然温泉と書く。落差40メートルの鮎返りの滝を望む位置にあり、周りは北向山の原生林。泉質は炭酸水素塩泉。2016年の熊本地震で被災し営業を止めたが、5年を経て2021年8月に再開した。栃木県とは関係がなく、読みは「とちのき」。

炭酸水素塩泉硫酸塩泉
わいた温泉郷の風景
Kumamoto熊本県

わいた温泉郷

Waita Onsen

熊本県阿蘇郡小国町、大分県との境にそびえる涌蓋山の麓に広がる温泉地帯。わいた温泉組合は、景色も泉質も異なる六つの湯処からなると案内する。熊本県公式観光サイトははげの湯、岳の湯、山川温泉、守護陣温泉などの名を挙げる。地熱が豊富で、温泉地のあちこちから蒸気が噴き出す。蒸気で蒸した鶏の地獄蒸しが名物で、コインタイマー式の貸切家族湯が多い。

塩化物泉単純温泉硫黄泉
湯の児温泉の風景
Kumamoto熊本県

湯の児温泉

Yunoko Onsen

熊本と鹿児島の県境、水俣の不知火海に面した海の温泉地。約1,900年前に景行天皇が九州平定の折に見つけ、海岸に湧くぬるい湯を「まだ湯の児じゃ」と言ったのが名の由来と伝わる。江戸から明治にかけて掘削に失敗を重ね、大正14年8月24日にようやく50度を超える湯が湧いた。ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で、海に向かって開く露天風呂を持つ宿が並ぶ。国民保養温泉地。水俣駅からバス20分。

炭酸水素塩泉塩化物泉
湯の鶴温泉の風景
Kumamoto熊本県

湯の鶴温泉

Yunotsuru Onsen

熊本県水俣市湯出、水俣の市街から9キロほど南東の山あいにある温泉地。水俣市は「700年前、平家の落人が、湯あみをする傷ついた鶴を見て湯の存在を知り、『湯の鶴温泉』と名付けられた」と書く。湯出川沿いに旅館と公衆浴場が並ぶ。泉質は単純硫黄泉。2022年10月、海側の湯の児温泉とともに国民保養温泉地に指定された。

硫黄泉単純温泉
湯山温泉の風景
Kumamoto熊本県

湯山温泉

Yuyama Onsen

熊本県球磨郡水上村、霊峰と呼ばれる市房山の麓にある温泉地。熊本県は旅館や民宿が軒を並べ湯治場の面影を今も残す場所だと書き、泉質をヌルッとしたアルカリ性単純硫黄泉とする。平成4年から村営になった大衆浴場「元湯」は毎分250リットルの湯量を誇る。水上村は桜の里として知られ、市房ダム周辺に一万本の桜が並ぶ。

単純温泉硫黄泉
Ryokan

熊本県の宿

すべての宿

掲載している32軒です。順位は付けていません。 湯と建物の性格が分かるように書いてあるので、何を目的にするかで選んでください。

天草下田温泉の景色
天草下田温泉
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天草下田温泉 望洋閣

熊本県

熊本県天草市天草町下田北1201、東シナ海に面して建つ全62室の宿。御影石をふんだんに使いステンドグラスで彩ったローマ風大浴場と、自然に囲まれた露天風呂、男女別のサウナを備える。宿は自らを「夕日が見える宿」と名乗り、目の前が一面の東シナ海という立地を掲げる。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。天草空港から車で約40分、鬼池港からも約40分。

露天風呂
日奈久温泉の景色
日奈久温泉
05

日奈久温泉 あたらし屋旅館

熊本県

熊本県八代市日奈久中町、八代海の近くに建つ8室の宿。公式サイトは昭和初期創業で、家族で営む小さな旅館だと書く。八代海の海の幸を使った料理と、八代名産のい草の畳を敷いた和室が自慢だとしている。入浴は朝6時から夜10時まで。貸自転車があり、狭い路地の町を回れる。日奈久温泉駅からタクシーで3分。

小規模の宿
平山温泉の景色
平山温泉
07

平山温泉 山懐の宿 一木一草

熊本県

平山温泉の山懐、竹林に囲まれた離れだけの8室の宿。自家源泉のアルカリ性単純硫黄泉をすべて源泉かけ流しで使い、全室に温泉の風呂が付く。明治後期の茶室を移築した貴賓室「草庵」、岩をくり抜いた湯船の「野兎」など部屋ごとに造りが違う。大浴場の奥に名物の洞窟風呂、むき出しの山肌に半露天風呂。門や塀は八千代座を手がけた棟梁の造り。

源泉かけ流し露天風呂露天風呂付き客室小規模の宿
人吉温泉の景色
人吉温泉
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人吉温泉 芳野旅館

熊本県1909年(明治42年)料亭として創業

相良藩の御典医だった安藤家の屋敷跡に、明治42年に料亭として創業した木造の宿。本館は昭和6年、別広間棟は大正2年、居間棟は明治21年の建築で、平成25年に国の登録有形文化財に登録された。司馬遼太郎が泊まった。源泉かけ流しの湯を貸切露天「離れの湯」三つと本館の貸切風呂で使う。15室。

源泉かけ流し露天風呂貸切風呂露天風呂付き客室歴史的建築小規模の宿
地獄温泉の景色
地獄温泉
11

地獄温泉 青風荘.

熊本県

熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽、烏帽子岳の中腹にある一軒宿。200年を超える湯治場で、象徴は足元から湧く「すずめの湯」。加水も加温もせず、生まれたての湯にそのまま浸かる。2016年の熊本地震と2か月後の土石流災害で客室の約8割が壊滅したが、明治中期の本館を骨組みから復旧し、2019年に清風荘から青風荘.へ名を改めて再開した。すずめの湯は着衣入浴の混浴で、七つの「掟」が掲げられている。日帰り入浴は10時から17時、火曜定休。

露天風呂小規模の宿日帰り入浴あり歴史的建築
菊池温泉の景色
菊池温泉
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菊池温泉 木立ちの中の宿 清流荘

熊本県

温泉街から少し離れた木立の中、清流・迫間川のほとりに建つ全9室の宿。日本の名湯百選の菊池温泉、アルカリ性単純温泉48.7度、pH9.2のとろとろの湯を薄めず沸かさずかけ流す。大岩がむき出しにそそり立つ内湯「まほろばの湯」と、親子で2年かけて手造りした清流を見下ろす露天風呂「ほたるの湯」。岩風呂、檜風呂、石風呂など12室の貸切家族風呂「湯の倉」。菊池米と館主自ら採った山菜の創作料理12品を個室で。立ち寄り湯は10時から21時。植木ICから20分、熊本空港から30分。

源泉かけ流し露天風呂貸切風呂小規模の宿一人旅歓迎日帰り入浴あり
玉名温泉の景色
玉名温泉
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玉名温泉 尚玄山荘

熊本県

熊本県玉名市、1350坪の日本庭園を持つ全16室の宿。江戸時代の名医・徳永尚玄の名を継ぐ。庭園を望む露天風呂を備えた大浴場を持ち、毎分299リットル、源泉温度56度をかけ流す。露天には玉名温泉で唯一の打たせ湯がある。泉質はアルカリ性単純温泉で、ラジウムの含有量が多く刺激が少ないと宿は書く。春は桜からツツジ・サツキ、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景と、庭が四季で変わる。夜は庭がライトアップされる。新玉名駅から車で5分。

源泉かけ流し露天風呂小規模の宿
栃木温泉の景色
栃木温泉
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栃木温泉 鮎返りの滝を望む宿 小山旅館

熊本県

熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽4284、白川の渓谷に建つ全21室の宿。落差40メートルの鮎返りの滝と北向山の原生林を正面に望む。宿は開湯300年の阿蘇の名湯とし、自然湧出の天然温泉100パーセントと書く。風呂は滝見露天と内湯、それに檜と岩風呂の二種の貸切風呂。2016年の熊本地震で被災して営業を止め、5年を経て2021年8月に再開した。

源泉かけ流し露天風呂貸切風呂
植木温泉の景色
植木温泉
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植木温泉発祥の宿 旅館 松乃湯

熊本県

植木温泉の10室の宿。創業明治28年で、植木町の川で最初に泉源を発見した植木温泉発祥の宿だと自ら名乗る。源泉かけ流しで泉温は54度。創作露天風呂「てんたの湯」と「癒し庵」を日替りで入れ替え、個室家族風呂と露天風呂付特別室がある。植木ICから車で7分。

源泉かけ流し露天風呂貸切風呂露天風呂付き客室小規模の宿
わいた温泉郷の景色
わいた温泉郷
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麻生釣温泉 亀山の湯・宿

熊本県

熊本県阿蘇郡小国町西里麻生釣2053-53、わいた温泉郷の麻生釣温泉にある素泊まりの湯宿。全10室がすべて離れ造りで、風呂はコインタイマー式の貸切家族風呂が年中無休の24時間営業。宿は源泉を2本持ち、季節に応じて二つの源泉から温度を調整した湯を出すと書く。敷地には地獄蒸し工房があり、宿泊者は無料で使える。敷地は熊本と大分の両県にまたがる。

源泉かけ流し貸切風呂日帰り入浴あり小規模の宿
湯の児温泉の景色
湯の児温泉
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湯の児温泉 昇陽館

熊本県

不知火海に向かって開く露天風呂を源泉かけ流しで使う、湯の児温泉の22室の宿。自家源泉の51.9度のナトリウム炭酸水素・塩化物泉を、男湯「五色岩の湯」「木かげの石風呂」、女湯「華紋の湯」の露天と、一面ガラスの展望風呂「亀寿の湯」、家族風呂のひのき風呂とほらあな風呂に使う。全室オーシャンビュー。地魚の活け造りが名物で、4月から11月末は観光太刀魚釣りの世話もする。新水俣駅から車15分。

源泉かけ流し露天風呂貸切風呂一人旅歓迎
湯の鶴温泉の景色
湯の鶴温泉
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湯の鶴温泉 あさひ荘

熊本県

熊本県水俣市湯出1559-2、湯の鶴温泉にある全15室の宿。風呂は岩風呂、展望露天風呂、個室風呂が5部屋。宿は「泉質は無色透明の単純硫黄泉で、入浴すると肌のつるつる感がございます」と書き、展望風呂から桜と紅葉が眺められるとする。新水俣駅から車で約15分、水俣駅から湯の鶴温泉行きのバスで約25分。駐車場は6台。

露天風呂貸切風呂小規模の宿
湯浦温泉の景色
湯浦温泉
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湯浦温泉 亀井荘

熊本県

熊本県葦北郡芦北町湯浦66、湯浦温泉にある全9室の宿。宿は所有地内に源泉を持ち、源泉かけ流しと案内する。湯温は約40度とぬるめで、長く浸かりたい人に向く。風呂は大浴場と家族風呂。毎日湯を落として清掃したうえで新しい湯を入れると宿は書いている。近隣には日帰り温泉が点在し、温泉めぐりもできる。

源泉かけ流し貸切風呂小規模の宿
湯山温泉の景色
湯山温泉
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湯山温泉 市房観光ホテル

熊本県

熊本県球磨郡水上村湯山、市房山の麓にある8室の宿。宿は自家自噴の源泉かけ流しで塩素剤を使わないと書き、pH9.9という数字を出している。浴槽は「やや熱め」と「ややぬるめ」の二つ。年間50種類以上の山菜料理を出すとしている。午後は立ち寄り湯の客も入る。くま川鉄道の湯前駅からバスで15分。

源泉かけ流し小規模の宿日帰り入浴あり